絶大な人気を誇る観光地・金沢。北陸新幹線も開業し、関西圏・中部圏からも特急列車が走っておりかなりアクセスも良くなりつつあります。今回はそんな金沢のオススメ観光地をまとめの形で一挙ご紹介します!
車なしでの金沢観光 バス路線が豊富で便利!
金沢は外国人観光客にも人気の観光エリアです。金沢には豊富なバス路線があります。
金沢市内はレンタカーなしでも楽しめる!
金沢市内にはバスが多く走っています。観光客をターゲットにしたバスは特に本数が多く、便利に利用できるように設定されています。
中でも「まちバス」は運賃が1回100円とかなり安い。交通計ICカードも使えるので便利です。観光客にも優しい、金沢のバスです。
バスの1日乗車券を活用しよう
金沢市内はバス路線が多数あるため、バスの1日券も用意されています。バスの1日券の価格は次のとおりです。
おとな(中学生以上)600円こども(小学生) 300円
詳しくは公式サイトもご確認ください。北鉄グループおよび西日本ジェイアールバスの路線バス指定エリア内が乗り降り自由となります。金沢市内で、高速バス等を除いて多くのバスが乗り降り自由になります。
宿泊するなら車を借りて少し足を伸ばすという選択も
金沢周辺には金沢以外にも観光地があります。少し足を伸ばせば、能登半島の美しい景色を楽しむことができます。
千里浜ドライブウエイなどは、日本国内で唯一、自動車で砂浜を走ることができる公道として有名です。金沢に何泊かするのであれば、1日くらいは車を借りて遊ぶことも考えてみてはいかがでしょうか。
金沢市内では夜のライトアップなども
金沢市内では夏季を中心に、夜のライトアップも行われています。また、「金沢ライトアップバス」なども運行されており、便利にライトアップを回ることもできます。
金沢城のすぐ下(兼六園側)では、6月ごろには蛍を見ることもできます。写真に撮るとなかなかわかりにくかったので載せませんが、とても綺麗だった。
金沢城のライトアップは、本丸が現存しない金沢城、庭園なども含めてライトアップされます。兼六園がライトアップされないのは少し残念ですが、金沢らしくていい感じ
金沢城公園のライトアップ。色が少しづつ変化するため、どのタイミングでもシャッターチャンス。金沢に宿泊するならぜひ、ライトアップも楽しんでほしいところです。
金沢観光の定番3選 定番観光地はやっぱり見る価値あり!
金沢で最も有名な観光地といえば兼六園です。兼六園以外にも東茶屋街や近江町市場など、有名な観光地があります。有名な観光地は有名なだけあって、やはり何度見ても素晴らしい観光スポットです。
まずは金沢の観光スポットで超定番の3スポットを紹介します。
金沢に来たら行く以外選択肢はない!兼六園
金沢観光ではここは外せませんね。実際、僕の経験上も外してはいけないところだと思います。有名なだけあって、さすが、とても落ち着いていていい感じの、日本らしい庭園です。
個人的にちょっと残念なのは、有名すぎて人が多いこと。日本の庭園って、静かで落ち着いているからこそその本領を発揮するという感じだと思うのですが、観光客が絶えないのがこの兼六園。まあ、とはいえ僕自身も行った人間だから仕方ないか。
金沢駅からのバスも高頻度で出ていますし、周りは駐車場も十分整備されています。観光地としてもとても優しいところです。
また、時期によっては無料開放がされていることもあります。無料開放しているのは、次の期間です(公式サイトから引用)。
- 12月31日から1月3日までの年末年始。(大晦日から元旦にかけては夜間も開放されています)
- 観桜期の1週間。(開花の時期によって毎年変わります)
- 金沢百万石まつりの3日間。
- 8月14日から16日までのお盆の期間。
- 11月3日の文化の日。
- 定期的に行われている、「金沢城・兼六園ライトアップ」は入場無料です。
無料開放している日以外では、
- 大人(18歳以上) 320円
- 小人(6歳~18歳未満) 100円
の入園料がかかります。兼六園は意外にもキャッシュレスに対応していて、クレジットカードや電子マネーが使えます。公式サイトによると次のクレジットカードや電子マネーが使えます。
- クレジットカード;JCB、VISA、MasterCard、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、中国銀聯
- 交通系電子マネー;Suica、ICOCA、TOICA、PASMO、Kitaca、manaca、sugoca、nimoca
- 流通系電子マネー;楽天Edy、QUICPay、iD、WAON、nanaco
兼六園は金沢でもそこそこ重要な観光地、アクセスはかなりいい方だと思います。メジャーなのは路線バスを使う方法。通常の路線バスで、兼六園の前を通るのは、
- 金沢駅―兼六園下下車― 金沢城公園(石川門口)・兼六園(桂坂口)
- 金沢駅―広坂下車― 金沢城公園(玉泉院丸口)・兼六園(真弓坂口)
- 金沢駅―出羽町下車―兼六園(小立野口)
の3路線。さらに、兼六園は観光名所です。観光客にも分かりやすいように金沢駅からシャトルバスが出ています。兼六園に行けばそのまま金沢城にも行けると思っていいでしょう。
- 兼六園シャトルバス
- レトロバス「城下まち金沢周遊」号 など
詳しくは、北陸鉄道テレホンサービスセンター TEL 076-237-5115(8:00~19:00)
車で兼六園へと行く場合も、駐車場に困ることはありません。コインパーキングも充実しています。兼六園への入り口はいくつかありますので、どこに停めても大丈夫だと思います。
絶対外せない!有名なだけある兼六園!
古くからの街並みを楽しむことができる「東茶屋街」
古くからの街並みを楽しむことができるとして人気なのが「東茶屋街」です。
東茶屋街は名前の通り、昔から茶屋街として栄えました。古い街並みがあり、東茶屋街の店舗でお茶をいただくことができます。
お茶とお菓子をいただくことができる店舗が数多く並んでいます。また、ランチなども手軽にいただくことができます。
散歩するだけでも、昔ながらの雰囲気を味わうことができます。東茶屋街も人気の観光地であるため、金沢駅からでもバスなどを使って便利に行くことができるのが魅力です。
北陸の美味しい海鮮を味わおう!近江市場
さて、続いては「食」。ここ近江市場は名前の通り「市場」です。朝行くことをオススメします。新鮮な魚を食べることができます。
名前の通り「市場」であり、観光客がそのまま買うためのものではない魚介類も並べられています。
海鮮丼なども充実しています。朝なら新鮮な魚も入荷されています。新鮮な魚で海鮮丼、なんとも贅沢です。お土産になるような海鮮もあります。
車で行く場合は周辺のコインパーキングなどに停めることになります。ただ、いわゆる立体駐車場もあるので停めれないということにはならないと思いますが、周辺はちょっと複雑なので注意しましょう。金沢駅からも歩いて行ける距離です。
新鮮な魚を売っていて、そして様々な形でその場で食べられる!
金沢観光の穴場スポット・インスタ映えスポットも
金沢にはこれ以外にも観光スポットがあります。金沢観光の穴場スポットを紹介します。
戦国時代の武将の知恵を肌で体感!妙立寺(忍者寺)
次に僕がランクインさせたのがこの忍者寺。
別に忍者が住んでたわけでもありません。戦国~江戸という時代を背景に、様々なしかけがあるのがこの忍者寺です。例えば、隠し扉があったり、あるいは敵が攻め込んできたときに隠れられるようなからくりがあったり(詳しくは現地の案内で!)。
※内部は撮影禁止のため、写真がありません。ご了承ください。
さまざまな興味深い仕掛けがあるこの「忍者寺」こと妙立寺。
案内も興味深いので是非とも行ってみてほしい。
上にも書いた通り、バスや電車で行くことができます。バスであれば、北陸鉄道バス「広小路」バス停下車、徒歩2分です。電車であれば北陸鉄道石川線「野町」駅下車、徒歩9分です。
公式の駐車場はありませんが、周辺にはコインパーキングが整備されています。車を利用して行く場合は、コインパーキングを利用するのがオススメです。
拝観料は1,000円。この1,000円には、ガイドも含まれているので比較的安い。
忍者寺は忍者寺の特性上、自由に行動することはできません。いろいろなところに、敵に対して危害を加えるためのしかけがあったりするからです。自由に散策はできずガイドのもとでの見学となります。ので、ガイドなしという選択はありません。
ガイドの所要時間は1時間程度、ガイドは30分に1回です。1時間程度ですが、忍者寺の仕掛けそのものも面白く、そしてガイドさんの話の内容も面白くあっという間でした。
自由に散策できるわけではないので、観光の所要時間は1時間30分程度と思っておけばいいでしょう。
ガイドさんのガイドも素晴らしい。ただし、勝手に散策できないのは注意!
忍者寺は完全予約制です。電話での予約となります。電話は
076-241-0888
にかければOKです。電話での受付のみとなるので、電話しないと予約状況が確認できないのがちょっと難。
僕たちは3人で、当日朝に予約しました。が、何時でも空いているとのことでした。平日だということもあったのでしょう。先ほどから書いているように、ガイドさんがつくのでそれぞれの回に人数制限があります。僕たちが行った時は1回に12人~15人程度いました。
予約した時間に合わせて忍者寺に行きましょう。
自然を表す玉泉院丸庭園が見もの!金沢城
さて、続いては金沢城です。金沢城自体は天守閣が残っていないこともあり、そこまで重要な観光地といえないのが現実。ただ、個人的に結構穴場スポットだと思うのが玉泉院丸庭園。金沢城の、兼六園とは反対側にあります。僕としては兼六園と並んで素晴らしい庭園だと思います。
兼六園と違って、日本の「自然」が表現されているのがこの玉泉院丸庭園。山から川が流れてきて、それが砂浜のある海に注いでいく、この「日本の自然」が表現されています。
この庭園、入場料もかかりません。ボランティアのスタッフが案内してくれたんですが、その案内がとても興味深かったです。兼六園まで来たならぜひ足を伸ばしてほしいところ。
標準的な時間の目安として、金沢城と兼六園を数人でゆっくり見れば、合わせて3時間程度だと思っていいと思います。ひとりで行くのであればもう少し短く、2時間くらいで回れるかもしれません。営業時間は、公式ホームページでは次のようになっています。
- 菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門9:00~16:30 (最終入館16:00)
- 河北門 (無料)9:00~16:30 (最終入館16:00)
- 玉泉庵9:00~16:30 (最終入館16:00)※ 12月29日~1月3日定休
4時には閉まってしまいます。注意しましょう。金沢城公園は兼六園のすぐ隣。兼六園と同じなのでアクセスは割愛します。
全体として山から水が流れてきて海に注いでいくまでを示しているそうなんです。ボランティアのスタッフの方が解説してくださいました。そのスタッフの方の解説をきくと「なるほど!」と思えるので、是非聞いてみるといいと思いますよ。
金沢城自体には残念ながら、まともな建物が残されていません。しかし、金沢城があった場所一帯が公園になっており、石垣などが残っています。こういった施設で、お城を感じながら散策するのもいいかも。
金沢観光で穴場のスポットが「玉泉院丸庭園」。僕は兼六園と同じくらい好き!
これが現代アート 金沢21世紀美術館
さて、一番最後にランクインしたのがこの「金沢21世紀美術館」。個人的にはあまり上位には入りません。
ここはの通り近代的な美術作品などが置かれています。僕は芸術などには疎いのもあり、積極的にオススメするわけではありませんが、結構有名な観光地です。
インスタ映えもします。グループで行くなら利用してみてはいかがでしょうか。
インスタ映えはするらしい、けど芸術に疎い僕には…
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