最近、お仕事でいろいろストレスがたまってて、オフの日の旅行で発散してる感すごいです。まあ、こうやって発散できるだけまだ幸せなんですよね。
まず、最寄り駅から地下鉄に乗り名古屋駅へ向かいます。実はこの時点では予定はまだ未定。行くところがなければ名古屋駅でモーニングだけ食べてお家に帰ろうってノリで家を出ました。
少し前にネットで情報をサーチしていて、黒部アルペンルートに行きたいなと思っていたことをふと思い出します。そのときに、お得な切符があることも確認していました。
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名駅から特急に乗って、弾丸で黒部アルペンルート通り抜けて帰ってこれるんじゃね?
ということで、今回は弾丸で黒部アルペンルートへ。
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ネットで情報をサーチ、意外と日帰りで行ける模様で、さらにいい感じの時間に名古屋から富山まで直通する特急もあるので
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こんな早起きすること珍しい、これは行くしかない
ということで、名古屋駅のみどりの窓口できっぷを購入、さっそく出発、いや、すでに出発しているか。
今回は、名古屋圏出発で日帰り弾丸黒部アルペンルートのスケジュールテンプレートということも兼ねて時間等もしっかり書いていきたいと思います。
今回は僕のブログにしては珍しくかなり写真も多用していきます!
特急ひだ号で名古屋から富山へ
まずは名古屋を出発します。名古屋駅を8:43発の特急です。名古屋周辺に住んでいるなら、のんびりではないけど意外と早起きでもないかな。
名古屋駅できっぷを購入
まずは名古屋駅できっぷを購入します。
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今回はこちらのきっぷを使います。名古屋だけでなく、静岡・浜松・岐阜・大阪・京都発着などのきっぷもあります。静岡や浜松発でも、なんとか日帰りで行けるとは思いますがかなりしんどいと思います。
名古屋発着の場合、18,950円です。黒部アルペンルートが1万円程度、さらに普通に特急の指定席を取ったりするのを考えればかなりお得な切符だなとは思います。
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8:43 特急ひだ3号 富山行きで富山へ
特急ひだ3号 富山行き
名古屋 8:43→富山 12:30
まずは特急ひだ号に乗ります。名古屋から富山まで直通する特急です。
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特急ひだは1時間に1本程度出ているのですが、富山まで直通する列車は少ないです。ので、この時間の特急に乗るのが一番効率がいい。
高山から普通列車に乗り換えるってのもきっぷ的にはOKらしいですが、高山から富山まで、特急でも1時間半あります。この距離は特急使いたいですよね。
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ちなみにこの特急、時間を見てもらえれば分かると思いますが朝ごはんと昼ごはんまで食べれちゃう時間。
12時30分に富山着ということで、昼ごはんまで名古屋駅で買って持ち込んだのですが、これは失敗!富山駅で、お昼ごはんを食べろと言わんばかりに12:30に着いてから、出発まで1時間あります。富山駅の周辺でご飯を食べたほうが正解!
かなり長い特急ですので、映画など何かしら暇つぶしが必須です。ありがたいことに、特急ひだ号は車内で無料Wi-Fiが使えますので、タブレットやら何かを充電してもっていきましょう。ちなみに特急ひだ号の普通車にはコンセントはありません。座席はそれなりに快適ですが、古さが感じられる。
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ただ、景色はかなりいいので景色も飽きません。特急ひだの景色は最高です。
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途中の高山駅でも本当は降りてみたいところです。
12:30 富山駅でのんびり
富山駅に到着すると、富山地方鉄道の出発時間まで1時間ほどあります。
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Tipsにも書いたように、ここでお昼ごはんを食べるのがいいと思います。
僕は駅の休憩スペースでブログ記事の作成をしていました。が、ここ、エアコンなくって暑かったです。外に行けばカフェなどもあるようなのでそちらへ行けばよかった。
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黒部アルペンルート 通り抜けの旅スタート
さて、黒部アルペンルート通り抜けの旅がスタートです。
黒部アルペンルートは、ここ富山駅から長野駅あるいは信濃大町駅までの一連のルートのことをいうらしいです。参考までに、黒部アルペンルートの公式サイト(https://www.alpen-route.com/about/)からルートを引用しておきます。
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13:32 富山地方鉄道 普通列車立山行きに乗車
さて、ここから1時間ほど普通列車に乗ります。
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普通列車に1時間かぁ…と思ったらもはや普通列車ではなかった笑
写真を見てください。普通列車という概念が覆されます。
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ちなみに、Wi-Fiも飛んでいます。SoftbankのWi-Fiですので、年間で費用払っている人以外はパソコンなどで使えませんが。
ということで僕はiPhoneからWi-Fiを飛ばして記事の作成をします。テレワーク(?)もはかどります。
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最初は「富山地方鉄道」と言う名の通り、田園風景の中を走っていました。が、途中からだんだん山の中に入ってきて、ものすごい景色になってきます。
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黒部アルペンルートに来たぞ!って言う感じがだんだんしてきます。
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この、富山地方鉄道も黒部アルペンルートの1つ。ということで列車の内部もすごいし、特に到着15分前あたりからは景色もすごい!
14:35 立山駅到着、黒部アルペンルートのきっぷを入手
さて、立山駅に到着したら、そこからケーブルカーや電気バスなど、普段はあまり乗らない乗り物を乗り継いで行きます。
まずはケーブルカーに乗ります。ここで注意しなくてはいけないのが、黒部アルペンルートを宿泊無しで通り抜けて当日中に名古屋に行こうと思ったら、ここ立山での乗り継ぎは時間がかなりギリギリであること。
係員さんが5人ほど立っていてお客さんの荷物の感じを見ています。僕は明らかに軽い格好だったので「宿泊しませんよね?」と言われて、「はい、しないです」と答えたら、「5分後のケーブルカーが通り抜け最終になりますので急いでいただけますか?」と。
係員さんが立っててくれてよかった…そうでなければのんびりしていて乗り遅れ、黒部アルペンルートの途中のホテル等をその場で取らなきゃ、ということになっていました。
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ということで、ここで黒部アルペンルートのきっぷをもらいます。
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通り抜けをする場合、立山駅での乗り換えはかなり時間がギリギリ!ということで注意しよう!
14:30 立山ケーブルカー
さて、ここから「アルペンルート」らしい乗り物が続きます。まずはケーブルカーです。
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ケーブルカー自体は普通、ではなかったりします。というのも、このケーブルカー、「黒部ダムに資材を運ぶ」という目的で作られたという経緯があるので、大きな荷物を載せられるように台車がついているんです。
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ということで、10分ほどで「美女平」駅に到着です。
素晴らしい景色を見ながら黒部ダムへ
黒部ダムへ向かいます。個人的には、この黒部ダムより富山側がとても景色が綺麗だったのでクライマックスかなとも思いました。
15:00 立山高原バス
美女平からは立山高原バスに乗り換えます。このバスで約50分ほど行きます。ちょっと長いので、トイレ等注意。
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途中で「称名滝」という、日本で最も大きな落差を誇る滝を見ることができます。ただし、この滝、遠くからしか見れないので天気次第では見られないようです。
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途中に「称名滝」がある。これが見やすいのは、富山方面から長野方面に抜ける場合は進行方向左側、逆の場合は右側。ぜひその席を取ろう!
かなり景色のいい場所を進んで、バスは弥陀ヶ原に向かいます。
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弥陀ヶ原では、トロリーバスの乗り継ぎまで10分程度しかありませんでしたが、ぜひともここで展望台に出ることをオススメします。「中部山岳国立公園 立山」という石碑があります。
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16:00 立山トンネルトロリーバス
さて、続いては立山トンネルのトロリーバスに乗ります。
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このバスは立山を貫くトンネルを行くバスです。ここで半分、あとは下っていくことになります。
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トロリーバスという物自体、日本全国でここだけなんですよね。貴重な機会です。
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16:15 立山ロープウェイ
さて、続いては立山ロープウェイに乗り換えます。
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ここで乗る前に少し時間がありました。ので、ちょっと写真を撮って飲み物を買います。黒部アルペンルートの途中には自販機などちゃんと整備されているので飲み物は安心です。(もちろん、山の中に入る場合は別です。)
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空中散歩のような感じ。黒部湖が見えてきます。
そして「黒部平」駅に到着です。
16:30 黒部ケーブルカー
さて、2度目のケーブルカー。
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次のケーブルカーは、立山ケーブルカーとは違ってずーっとトンネルの中です。なので、ここのケーブルカーは正直特に見どころはありません。
普通にケーブルカーに乗っているだけです。
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黒部ダムを満喫
さて、一応見る人個人によってはここがクライマックス。黒部ダムです。
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16:40 黒部ダムを満喫、できるのも束の間
さて、黒部ダムです。
黒部アルペンルートでは、ここ、黒部ケーブルカーの黒部湖から関電トンネル電気バスの黒部ダム駅までが徒歩となっています。が、ここは要するに黒部ダムを歩いて渡るということです。
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展望台もありますが、17:00で閉まってしまいます。本当は、扇沢で待つのではなくここで30分後のバスに乗ろうと考えていましたが、展望台が閉まってしまってはすることがないので関電トンネル電気バスに乗ります。
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17:05 関電トンネル電気バス
さて、黒部アルペンルート独特の乗り物もこれで最後です。
最後は関電トンネル電気バスに乗ります。
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この電気バス、もともとはトロリーバスだったようなのですが、今では電気バスとして、充電式のバスが走っています。
バスは何台かで運行しているのですが、僕は運良く一番最後のバスに、最初に乗れました。ので、なんと乗客3人で運行。

さて、正確には終わりではないんですが、実質的に最後の駅「扇沢」に到着です。僕はここでお土産を購入しました。
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17:55-18:30 路線バス
最後は路線バスに乗って信濃大町駅へ向かいます。
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路線バスとはいえ、高速バスとしても運行されるタイプの大型のバスでした。これは僕が乗った日だけかもしれませんが…
ということで、Wi-Fiも使えて非常に便利。僕はiPadに保存してあった映画を見ていましたが。
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黒部アルペンルートもおしまい、名古屋へ戻る
さて黒部アルペンルートもこれで完全におしまいです。ここからはJR在来線を乗り継いで名古屋へ向かいます。
19:02-19:53 大糸線普通列車
まず普通列車。に乗る前に、ここ大糸線の信濃大町駅はみどりの窓口がある駅。
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ということで、帰りの特急しなの号の座席指定をしてしまいます。今回使った周遊きっぷは、往復ともに特急ひだ・しなのの普通車指定席を使うことができます。
座席も指定したので、信濃大町駅でちょっとのんびりします。

残念ながら駅前のお店もほぼ閉まっているので、駅の周りをちょっとウロウロしたらあとは待合室で映画の続き。
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そして、普通列車に乗ります。
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この普通列車も富山地方鉄道のように…とはいきませんでした。JRですから、普通列車は普通列車です。普通列車に揺られて映画を観ながら1時間弱、松本駅へ向かいます。
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20:31-22:34 特急しなの26号
最後、特急しなの号で名古屋へ向かいます。

特急に乗る前、松本駅でも30分ほど時間があるので、駅前のコンビニで軽い夕食とお酒を買います。帰りの電車では飲んでしまいます。今回の旅の取りまとめをする気は全くなし。
ということで、夜の10時半、名古屋駅に到着です。
日帰りにしてはかなり充実した旅でした。黒部アルペンルートについては、また詳しくまとめようと思っています。お楽しみに。
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