西南戦争で2カ月に渡り新政府軍の攻撃に持ち堪えたことで有名な熊本城。ライトアップの最終日に、ライトアップされている熊本城に行くことができました。
熊本城のライトアップ期間は以下のとおりであり、2021年のライトアップは既に終了しています。
開催期間:令和2年11月20日(金)~12月6日(日)17日間
公開時間:9:00~21:00(最終入園20:30)
※天守閣の内部にはご入場できません。
入 園 料:高校生以上500円(400円)、小・中学生200円(160円)未就学児無料
※( )は30名以上の団体料金
今回はライトアップされている熊本城をレポします!
熊本駅もライトアップ、ではないけれど…
2021年12月5日。この日の旅程は観光特急「かわせみ やませみ」「いさぶろう・しんぺい」91号で17:00に博多駅に到着する旅程でした。
そこから急いで新幹線さくら号に乗り換えて熊本へ。博多始発の鹿児島中央行きさくら号だったのですが、まさかの指定席は満席で、ホームで自由席の座席を求めて列に並ぶことになりました。
ちなみに九州新幹線800系(半数程度のつばめ号とごく少数のさくら号)新幹線の自由席は、混雑している時は1号車が絶対に狙い目。そもそも端っこの車両ということで、そこまで歩きたくないってことで来ない人が多い。そして、1号車は後寄りにしか扉がないため、2つ扉がある他の車両と比べると並ぶ「列の数」が半分になります。一見、同じ人数が並んでいるように見えても、半分の人数で1号車の座席を狙っていると考えれば1号車は座席が取りやすい。
初っ端から話が脱線しましたが、熊本駅にやってきました。有名な話ですが、熊本駅の駅舎は熊本城の石垣をイメージして作られています。そうやって考えてみると確かにそう。
熊本駅からは路面電車で熊本城へ行くことができます。路面電車を降りて熊本城のお堀の方へ。ライトアップされている時にはこの写真のように、紋章などがデザインされたプロジェクションが行われています。実際はもっと暗いです(写真はiPhoneのナイトモードで撮影しているので明るく見えます)。
ナイトモードをオフにして撮影するとこんな感じ。
こちらがライトアップされた熊本城です。ライトアップの期間中は、熊本城天守閣の駐車場側の広場にこのようなモニュメントが設置されます。ここで写真を撮影している人が多数。
天守閣の入場の列にはかなり人が並んでいました。日本一周旅行で熊本城を訪れた際、熊本城は新型コロナウイルス感染拡大の観点から入場できませんでした。ですから、今回こそは入ろうと思っていたのですがこの行列。素直に諦めました。
昼間の熊本城も!2016年熊本地震の影響が痛ましく残る熊本城
ここから先はライトアップの時間帯ではない、昼間の熊本城もご紹介していきます。
2021年現在もまだ、2016年の熊本地震で被災した箇所が残っています。
こういった箇所も流石にこのままでは危ないので、順番に修繕工事を行なっていくようです。
天守閣の駐車場から左手へいったところにある、加藤神社から綺麗に熊本城の全景が見られるのでオススメです。
天守閣内部は、昔のお城、という感じは一切ありません。熊本地震を機に、内部は大幅に改修工事が行われました。外観こそ昔ながらのお城ですが、内部は綺麗で、エレベーターなども充実した博物館という感じです。
天守閣からは熊本の町が一望できます。天気がいい日に足を運びたいスポット。
熊本城の天守閣にやってきた人のために整備された高架歩道。かなり便利です。
館内には、最新の技術を使った解説などがあります。こちらは熊本市街地の治水に関する歴史を解説。プロジェクションマッピングになっており、かなりわかりやすい。
熊本城は、西南戦争などで焼けてしまいました。そういった背景から、外観は工事によって戻し、内部は観光地とするために最新技術を使って整備が行われています。
アクセス
熊本城へのアクセスは市電がオススメです。手軽で速く、快適に熊本城へ行くことができます。
熊本駅から市電に乗車し、最寄駅は「熊本城・市役所前」です。「建軍町」行きの列車に乗車すれば熊本城へと行くことができます。
運賃は片道170円とかなり良心的なお値段です。なお、熊本市電はICカードが利用できるのでICカードを利用される方は使うといいでしょう。
また、「熊本城周遊バス」も走っています。
こちらは運賃が160円と、路面電車より僅かに安い。何より、熊本城の駐車場から直接出ているのが便利です。
バスは電気バスになっており、かなり静か。
ちなみに乗車運賃の支払いには、Suicaなどの交通系ICカードも利用できます。
今回はどちらかというと「写真をアップしておく」という目的で書いたのであまり内容がボリューミーではありませんでしたがここまでで。
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