今回は週末を使って東北を回る旅です。
新型コロナウイルスの影響は思いの外早く大きくなり、なかなかまずい状況。ただ、JRのきっぷは払い戻しになっていません。ということで、今回は予定通り行くことに。次週の週末や1ヶ月後にも予定していましたが、そちらは一旦凍結となりそう。
新幹線で名古屋から東京へ
今回の旅行はJR東日本のフリーパスを使った旅行。
ということで、名古屋からJR東日本エリアへ行く方法はいくつか考えました。考えられうるのは、
- 新幹線で名古屋から首都圏へ行く
- 新幹線(ひかり号、こだま号)で熱海まで行く
- 中央線で塩尻まで行く
この辺りでしょうか。今回は東北方面への観光ということで、その先のスケジュールがあるので新幹線で一気に東京まで行き、東京で東北新幹線に乗り換えることに。
東海道新幹線のぞみ200号で名古屋から東京へ
まずは新幹線で東京へ向かいます。
もともと、新大阪から東京へ向かうのぞみ号の2番列車を予約していました。しかし当日、自動券売機で空席を確認したところ新大阪から東京への望み1番列車でも空席があることが判明。
3分しか変わりませんが、元々の計画だと東京駅での乗り換えがややギリギリだったため、今回は変更することに。ちなみに、新幹線の指定席券は新幹線指定席券売機で変更することができます(通常のきっぷは一度まで変更が可能)。
朝が早かったので、新幹線に乗ったら爆睡。起き他のは静岡通過あたりでした。富士川を渡る頃に「よし、仕事しようか」となって仕事を再開します。
他の記事の執筆なども行なっていたら、気づいたら東京に到着です。新幹線は本当に速くて快適です。
東京駅で東北新幹線に乗り換え、福島を目指す
東京駅では、東京から福島までの自由席特急券を購入。東北新幹線に乗り福島まで向かいます。
この列車は秋田新幹線の車両を使う新幹線でした。東北新幹線はまたいつか乗るとして、今回は秋田新幹線のE6系に乗車します。東北新幹線のE6系の自由席は2-3配列であるのに対し、秋田新幹線E6系がやまびこ号に使われる場合は2-2の自由席になるので快適です。
この東北新幹線E6系と秋田新幹線E6系の連結はなかなか見応えがありますねえ。なんだかんだで東北新幹線に乗るのは初めてなので興奮しています。
新幹線に乗り、まずは福島を目指します。
やまびこ号とはいえ、結構なスピードを出して走ります。はやぶさ号はもっと速いんですよね。
ということで、仕事をしていると気づいたら福島に到着です。福島では後続のはやぶさ号・こまち号に追い越されます。改札口方面へ歩いて行く最中、ちょうどはやぶさ号が通過するところだったので見ていました。かなりのスピード。恐ろしい騒音です。これが音速近い新幹線のスピードか。
福島駅で降りて花見山公園へ向かいます。僕が行った日には既に臨時バスがなくなっており、通常の路線バスのみでした。花見山公園の最寄りバス停は「花見山公園入り口」と「舘」になります。両方のバス停を合わせると30分に1本ほどあるので、多くはありませんがめちゃめちゃ少ないわけでもありません。
バスの運賃は片道240円。地元のICカード以外は、Suicaなどの交通系ICカードを含めて利用することができないので現金を用意しておきましょう。
花見山公園を観光
花見山公園に到着です。福島駅からはバスで15分ほど、徒歩を調べたら55分と書いてあったので、歩けなくもない距離です(流石に歩くのはやや大変ですが)。
桜が散っても美しい、花見山公園の花たち
4月半ばというのは、東北にとっては桜の時期のはずですが今年はやや早かったようでかなり散りかけていました。残念。
しかしこの花見山公園、素晴らしいのは「見どころは、桜の花だけではない」ということ。
公園の手前には菜の花があります。それ以外にも様々な花があります(名前を知らなくて申し訳ありません)。
この時期は八重桜も綺麗に咲いています。「桜が散ってしまった、だかだ残念だめだ〜」ではなく、桜が散った頃には他に見頃を迎える花が現れる、という最高の公園なのです。
桜が散った頃は新緑も綺麗
桜が散る頃には新緑がきれいになります。
この「花見山公園」は山の麓にあります。山頂を超えて奥に入っていくことができます(反対側に出られるのかもしれませんが、そこまで奥へは行っていません)。
奥の方へ行くと、ここはそもそも桜が満開の時期でも桜はほとんどないはずです。しかし、こんな感じで非常に落ち着いた新緑を楽しむことができます。
ということで、奥へ行ったりなんだかんだでのんびりして戻ってきました。
山形へ向かうことに
さて、福島の観光は今回はこの辺りで。一箇所しか観光してないじゃん!って言われそうですがね。でも、なんだか「どうせまたここには来るだろう」って感じがすごくするし、それ以上に雨がすごくてなかなか観光は厳しそう。
今回は2日間しかありませんが、東北観光をいつか10日間くらいかけてやってみたいなあとは思っています(思っているだけで全然計画は立てていませんし、現状仕事が忙しくてしばらくは無理そうです)。
ということもあって、今回この雨の中、福島にとどまることはあまり意味がないだろうなと考えたので、ちょっと駅弁を買ってすぐに新幹線で山形に向かうことに。新幹線の中で今日のホテルを確保します。山形駅から程近い、ビジネスホテルに宿泊することにしました。
蔵王は、今回はパスで…
最初は蔵王にいきたいと考えていました。しかし、福島と同様に山形も天気が悪く、このままでは蔵王へ行ってもあまり意味はないだろうな、と判断。
ということで、ホテルにすぐにチェックインします。雨だし、このままホテルにいればいっか、と思いつつ翌日の電車を調べるために時刻表を見ていると30分後に「とれいゆつばさ」が。おっと、これは乗れるのでは?と思ってえきねっとで予約状況を見るとなんと空席があるではないか。
ということで思い切って今回は予約して乗ることに。
新幹線初のリゾート列車「とれいゆつばさ」に乗車!
「とれいゆつばさ」は新幹線としては初めての観光列車。車内には足湯があったり、あるいは座敷があったりする列車です。
この列車は新幹線の車両を使ってはいるものの、現在は主に福島=山形間の、在来線区間の部分を中心に走っています。一時期は上野まで乗り入れていることもあり、今後ももしかしたら上野まで乗り入れることがあるかもしれません。
元グリーン車の指定席に乗車
今回は普通車指定席を予約しました。もともと秋田新幹線「こまち」号のグリーン車として使われていた車両・座席で、普通車指定席とは思えないほど快適です。
この列車にはこれ以外にもお座敷指定席が3両(12〜14号車)ほど連結されています。
15号車はラウンジになっていて、売店と座敷のスペースがあります。乗客ならば誰でも利用することができます。
車内については、別の記事で詳しくまとめたいと考えていますので少々お待ちください。
車内で足湯を楽しむ
この「とれいゆつばさ」の特徴はなんと言っても車内で足湯を楽しめるということ。16号車が足湯の車両となっています。新幹線の車内に足湯があるって、なかなかいい発想ですよね。
ということで今回はもちろん、山形を出発してすぐに足湯の予約へ。山形・新庄側から2両目にあるラウンジカーの売店で足湯券を購入することができます。足湯は450円で、この価格で「とれいゆつばさ」のオリジナルハンドタオルもついていきます。オリジナルハンドタオルが付いてこの価格、なかなか親切な設定です。
福島から山形へ戻り、山形泊
わざわざ山形へ行き、そこからまた福島へ戻ってきたわけですから本当は福島で宿泊してもいいのですが…
既に山形でチェックインしてしまったので山形に戻ります。
今日は「リッチモンドホテル山形」に宿泊です。このリッチモンドホテルは、どこかで(もう旅行しすぎてどこで使ったか覚えていません)泊まった事があります。非常に設備がよく快適だったので今回もリッチモンドホテルに宿泊することに。
山形駅の改札横にある「平田牧場」でテイクアウトしてご飯を食べます。山形産のカツカレーなどがあります。
ホテルの部屋で食べました。カツの旨みが、脂っこすぎず脂が載ってないわけでもなく非常においしかったです。
ということで1日目は終わり。今回の東北周遊は2日間なのであと1日満喫したいと思います。
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