生口島は観光っちゃあ観光なんですが、人口的な物が多い。大自然を楽しむというよりはインスタ映えするスポットが数多くあります。
そんな生口島の中でも特にインスタ映えスポットとして人気な「未来心の丘」に行ってきました!
未来心の丘はインスタ映えスポットとして人気!
ここ「未来心の丘」はインスタ映えスポットとして人気です。イタリア産の大理石を大量に使い、白を基調としたアートとなっています。彫刻家 杭谷一東(くえたにいっとう) 氏が作成したものです。
ただ単に博物館で見る彫刻とは違い、周りの景色や自然、そして降る時には降る雨なども考慮して製作されています。
夕方に行ったので、西から太陽が照りつけています。この太陽と、その周りの緑も含めてアートになっています。
こういう感じのモニュメントがたくさんあります。これらのモニュメントには、乗ったり座ったりして写真を撮ることもできます。こうして「大理石と実際に触れること」がこの「未来心の丘」のテーマとなっているのです。
カフェも!耕三寺博物館内部にある「未来心の丘」
未来心の丘にはカフェもあります。このカフェもちゃんと、大理石で作られています。
カフェはそんなに座席数も多くはなく、がっつり食事はできません。飲み物とちょっとしたお菓子などっていう感じ。暑い夏に行った時は、この冷房が効いている部屋で冷たい飲み物が飲めるとすごいありがたいですよね。
未来心の丘は耕三寺博物館の内部にあります。この耕三寺は、古くからある寺院ではなく昭和時代に建てられた寺院です。そして、新しい寺院であることもあり、芸術活動の一環としてこの「未来心の丘」などのプロジェクトにも取り組んでいます。
当博物館が芸術活動の一環として、取り組んでおりますこの「未来心の丘(みらいしんのおか)」は、広さ5,000平方メートルにもおよぶ白い大理石の庭園で、世界を舞台に活躍されている彫刻家 杭谷一東(くえたにいっとう) 氏にその制作を依頼しているものです。
ここに使用されている大理石のすべては氏のアトリエ(仕事場)があるイタリア・カッラーラで採掘し、コンテナ船で運んできています。丘にそびえ立つ大小様々な形をしたモニュメントや広場、道… 氏は制作に当たっては常に、その石のひとつひとつと対話し、また周囲の景色の形や色、風雨、光といったあらゆる自然との調和(バランス)も考えて創造してこられました。ここでは、ただ見て楽しむだけでなく、実際に肌でふれて、自然と一体となって遊び、思い思いの想像をふくらませてもらえることが氏の願いでもあります。言いかえれば、未来心の丘は、すべての生命あるものが参加できる空間といえます。
耕三寺公式サイトより引用
昭和時代に建てられた寺院・耕三寺
今回ご紹介した「未来心の丘」は耕三寺の内部にあります。
この耕三寺は、昭和時代に建立された寺院です。寺院って言えば普通、かなり昔、具体的には奈良時代とかをイメージする人が多いでしょう。
この耕三寺も、古くからある寺院をかなり参考にして建設したそうです。この本殿の部分は、10円玉に乗っている平等院鳳凰堂をイメージして作ったそう。確かに、そう言われてみればそうかもしれないが、手前の舞台はないぞ…?!って思ったり。
五重塔もあります。この耕三寺の五重塔は、本来の五重塔の役割である「お墓」としての役割をしっかり持っています。
門も日光東照宮を意識しています。実際、建設に当たっては日光東照宮の作りなどをかなり参考にしているそうです。
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