先日、日帰りで六甲山へ行ってきました。六甲山は公共交通機関で山頂方面まで行くことができ、手軽に楽しむことができる観光地です。観光のための施設も充実しており、一日中満喫できること間違いなし。この記事では、
- 六甲山ではこんなことが楽しめる!ということがわかる
- 六甲山への行き方は、どんな手段があるのかがわかる
- 六甲山を満喫する観光モデルルートがわかる
ようになっています。六甲山観光については、日記形式の記事でもまとめてあります。ぜひ、ご覧ください。
六甲山はこんなところ!こんな楽しみ方がある!
六甲山には楽しめるところがたくさんあります。また、観光にもかなり力を入れています。めちゃくちゃありがたいなあと思ったのが、サイトがバラバラではないところ。営業情報など、かなり見やすいです。
ということで、「こんな楽しみ方がある!」ってのをどんどん紹介していきます。
まずは「神戸の街と海」を見渡そう!インスタ映えのアートも楽しめる
六甲山の特徴はなんといっても「神戸の街と海」が見渡せること。神戸は山から海までの距離が近く、山の山頂まで行かずとも高台から簡単に海まで見渡すことができます。六甲山からは神戸の街はもちろんのこと、神戸空港まで含めて見渡すことができます。さらに、山頂から見て左側もやや開けているため、大阪の都心を見渡すこともできます。大阪湾に浮かぶ関西国際空港まで見渡すことができます。
これらの景色を楽しむのが、六甲山へ来たらマストです。
そして山頂エリアには展望施設も充実しています。自然体感型展望台である「六甲山枝垂れ」は展望台自体の外観が素晴らしい。枝を模した棒で組み立てられています。インスタ映えするスポットとして、阪神電車や近鉄電車の車内でも広告が打たれています。
手前の入り口から展望台方面へと上がっていきます。
実際の展望台は、床が木でできています。スロープ型になっており、意外とてっぺんでも高くはありません。てっぺんとなる部分に行くと、今は使っていないリフトの支柱が邪魔をして少し先が見にくいのがネック。この支柱、どこからどう見ても使っていないので撤去して欲しいものですね。
というわけで、六甲山山頂から見た神戸の街の景色を楽しみたいのであれば敢えて「六甲山枝垂れ」に行く必要はないでしょう。食堂などがある「展覧台」周辺のエリアがオススメです。ここからならリフトの支柱残骸に邪魔されることなく神戸の街の景色を楽しむことができます。
そして、六甲山の山頂からの景色を楽しみながら食事をしたいという人のためのレストランもあります。レストランもお高いレストランばかりではないのがGoodなポイント。ジンギスカンを食べられるリッチなレストランもありますが、そうでないレストランもあります。「六甲ビューパレス」は、大学生協の食堂のような感じ、先払い式で注文することができるレストランです。ドリンクバーもあり、繁忙時間帯でなければちょっとした休憩にももってこいです。
神戸の野菜などを使った料理も食べることができます。それでもって値段がめちゃくちゃ高いわけでもない。なかなかいい感じのレストランです。
山頂の牧場で、羊たちとのんびりとした時間を過ごそう!植物を楽しもう!
六甲山の山頂エリアは観光地として整備されています。神戸市立六甲牧場があり、多くの羊と戯れることもできちゃいます。
六甲牧場へは、六甲ケーブル上駅からでも、摩耶ロープウェイ山頂側駅からでもバスで10分ほど。歩くのはやや厳しいですがバスで手軽に行けるのでオススメです。羊がたくさんいます。羊は群れで行動する癖があるようで、牧場に入っても全然羊がいない、なんてことが起こり得ます。でも、牧場の反対側に行くとめちゃくちゃいたり。
僕たちは行っていないのでわすが、高山植物の植物園もあります。高山地帯ならではの植物を見ることができます。
ただただ景色を楽しみお食事をしたりするだけではなく様々な体験をすることができるのが、この六甲山の魅力です。
六甲山でショッピングを楽しもう!
続いてはショッピング。ショッピングを楽しむことができる場所もあります。ここの「六甲ガーデンテラス」が有名ですね。六甲山の山頂付近にあり、雰囲気のあるショッピングセンターのような感じになっています。
正直、めちゃくちゃ広いってわけではありません。でも、レンガ造りで統一されており雰囲気がなかなかいい感じ。このガーデンテラス内には木製のブランコタイプのベンチがあったりして写真を撮っている人もいます。また、展望台がありここから夜景を見ることもできます。「六甲枝垂れ」よりは低い位置にあるのですが、ロープウェイの残骸がないため実際のところ六甲枝垂れより景色が見やすい。さらに、入場料等はかかりません。でも、展望台の上の部分が広いとはいえず、特に夜景の時間帯はゆっくりするような場所ではないというのがちょっとした難点。
また、山上エリアまで行かなくてもお土産などは購入することができます。六甲ケーブル上駅には「ショップ737」というお店があり、ここで簡単なお土産ならば購入することができるようです(僕たちはここに寄っていないので、詳細は分かりません)。
六甲山でアクティビティを楽しもう!
六甲山には、日本国内最大級のアスレチックパークもあります。最近(2021年春)にリニューアルしてオープンしました。このアスレチックパークは、本気で遊ぼうと思ったら1日かかるところなので注意です。水を使ったアスレチックなどもあり、かなり豪華です。
今回は概要の紹介だけで。ここは、六甲山の観光ついでに行くというよりは、1日かけて遊びに行く、あるいは六甲山に宿泊して遊びに行くような場所です。ということでこれくらいでおしまい!
六甲山へのアクセス
六甲山は大阪方面をはじめとした各地からのアクセスがいいのもまた魅力。最寄駅は阪急六甲駅・JR六甲道駅・阪神御影駅であり、この3駅全てを経由して六甲ケーブル下駅へ行くバスが走っています。
阪神・阪急はそれぞれ大阪梅田から列車が走っています。そして、阪急は京都方面や宝塚方面へつながり、京都方面からのアクセスも良好。阪神を使えば大阪梅田に加えて難波方面から近鉄の奈良・伊勢志摩・名古屋方面からアクセス、そして高速神戸方面からは山陽電鉄と接続して姫路方面からアクセスすることもできます。そしてJRは言うまでもなく関西圏のアーバンネットワークを持っており、新幹線などで遠方からアクセスするともできます。
この阪急六甲駅・JR六甲道駅・阪神御影駅の3駅が最寄駅として使えるため、六甲山は「山」といいつつかなりいいアクセスとなっているんですね。
また、観光地であることもあってお得なきっぷも数多く発売されています。とりわけ阪神・阪急沿線からであればかなりお得な切符が用意されています。阪神・阪急各駅から阪急六甲駅・阪神御影駅までの往復乗車券と神戸市バス、六甲ケーブルまたは摩耶ロープウェー、そして山上バス乗り降り自由まで含まれて3千円を切ると言う、破格なきっぷです(実際に運賃を払う場合の半額程度…)。
また、JRでアクセスする場合も六甲ケーブルと山上バスのフリーきっぷがオススメ。六甲山の山上エリアでは基本、山上バスを使って動くことになると思われます。
六甲山観光のモデルコース
ということで、ここまでで六甲山の観光スポットやアクセスについてご紹介してきました。最後に、実際にこんなところ観光するのがオススメだ!というモデルコースをご紹介します。
↑六甲山観光の、日記形式での記事です。
関西エリアからは阪急・阪神で六甲山へ
このブログでは公共交通機関を主に使った旅行を紹介しています。ということで、今回も車ではなく電車で向かいます。まずは近鉄沿線からであれば近鉄・大阪難波から乗り継いで阪神へ。山陽電鉄沿線からであれば直行列車で阪神へ。そして、京都方面や宝塚方面からは阪急に乗ります。阪神・阪急で六甲方面へ。
阪急・阪神は、近鉄やJRと異なり特急に乗る際に別料金は不要です。阪神の御影駅は全列車が停車する駅ですので特急などに乗って阪急六甲駅・阪神御影駅へ向かいます。阪急六甲駅・阪神御影駅からは神戸市バスに乗って六甲ケーブル下駅へ。ここは先ほどのアクセスでご紹介した通りです。
六甲山牧場や六甲高山植物園を楽しむ!
六甲山に着いたら六甲牧場へ。六甲牧場で羊と戯れます。六甲牧場には羊がたくさんいて、羊以外にもさまざまな動物がいます。羊は群れになって行動する習性があるようで、牧場の中でも端に固まっている可能性もありますが。
六甲牧場にはレストラン等もあります。六甲牧場では乳牛も飼育されており、ここでとれた牛乳を使用したチーズフォンデュやヨーグルトも楽しむことができます。摩耶方面へ行き、摩耶山頂エリアでご飯を食べるのもいいでしょう。僕たちは摩耶山頂エリアでご飯を食べてから六甲牧場へ行きましたが、六甲牧場で昼食をとっても良かったかなあと思わなくもないです。
六甲牧場は広い上、みるものもたくさんあるので2時間程度は見ておいた方がいいでしょう。家族でも満喫できる場所です。
六甲牧場を楽しんでもなお時間があるようであれば六甲高山植物園へ。高山植物園では、高山ならではの植物を多くみることができます。ここならではの生態系ですね(僕たちは時間がなかったので六甲高山植物園には立ち寄っていません)。
六甲ガーデンテラスでショッピングを楽しむ、ちょっと休憩しつつ夜景も楽しむ
六甲山の山上エリアの動物や植物で楽しんだらちょっと疲れちゃいました。ということで、六甲ガーデンテラス方面へバスで移動してちょっと休憩します。六甲ガーデンテラスまで行かなくても六甲牧場から六甲ケーブル上駅までの間にも景色を楽しむことができるレストラン等がありますから、これらのレストランで少し休憩してもいいでしょう。六甲山上エリアに宿泊するならそろそろチェックインをしてもいいかも。
僕たちは六甲ガーデンテラスの周辺にある「六甲ビューパレス」で食事を取りました。高級なレストランといった感じではありません。ファミレスに近い感じか。でも、景色を楽しむことができて、ドリンクバーもあるので休憩には最適です。僕たちが行ったときは特に人がいなかったので、1時間半くらいのんびりさせていただきました。
日が沈みかけてきた頃、六甲枝垂れへ入ります。六甲枝垂れで夕日が見たかったのです。ここで初めて知ったのですが、六甲枝垂れは再入場が可能。ということで、夕日の時間まで待たずに先に一旦入って、昼の時間帯の六甲枝垂れを楽しむってのもありだったんですねえ。皆さんは、先に一旦入場してしまって、昼の時間帯の六甲枝垂れも楽しむことをオススメします。
六甲ガーデンテラス・六甲枝垂れ付近で夜景を楽しむ!
六甲山といえばやはり夜景。日本三大夜景と言われると、厳密には摩耶からの夜景になりますが、近いというか、ほぼ同じ山だけあってほとんど同じ景色が楽しめます。
ここ六甲山は何といっても神戸に加えて大阪湾一帯、関西大都市圏の夜景を一望できるのがポイントです。六甲山から見た関西一帯の夜景は絶景です。六甲枝垂れから見るのが一番いいのでしょうが、手前にロープウェイの支柱の残骸があってちょっと邪魔。ということで、景色を見るなら「展覧台」という、ショッピングモールの近くから見るのがおすすめです。「展覧台」は、一見単なるデッキのような感じですが、屋根もあるのに視線の先には遮るものがない、景色を楽しむにはもってこいの場所です。
やけいまで楽しんだら、六甲山の1日は楽しみきったという感じでしょう。また、六甲山上バス・六甲ケーブル・神戸市バスと乗り継いで帰ります。六甲ガーデンテラス発の最終バスは21:00ごろですが、時期によっては一部便が運休していることもあります。必ず確認してから乗るようにしましょう。
ということで、阪急六甲駅・JR六甲道駅・阪神御影駅から家に帰りましょう。おしまい!
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