京都に雪が積もる、そんなイメージってあまりないですよね。関西圏ですから。
でも、実は京都にも雪は積もる。雪が積もった景色が見られるのが、実は京都からほど近い場所にある「貴船神社」。貴船神社に行ってきたのでご紹介します。
冬の雪化粧は絶景でオススメ
冬の貴船神社は雪景色で素晴らしい。貴船神社へは、叡山電車で約30分の「貴船口」または「鞍馬」駅で下車、そこからバスまたは徒歩で行くことができます。
そんな便利な場所にありながら、雪景色を楽しむことができるのです。
鞍馬駅側の入口。ここから貴船神社の中に入っていきます。
山道には雪が積もると雰囲気が出てきます。もちろん、夏に行っても雰囲気はいいのでしょうが、灯籠の上に雪が積もった感じがなかなかいい。
貴船神社にはケーブルカーが整備されています。ケーブルカーに乗ってさらに山頂側へと向かうとこんな雰囲気。
通路のサイドの部分の柵が、竹で作られているのがこれまた雰囲気があってなかなかいい。
少し上がってくるとこの景色。雪景色の景色はなかなかいいですよね。
鞍馬寺の「本殿金堂」の周りは、雪景色だからこそみることのできる景色です。
ここからさらに、奥の院参道方面へと進みます。参道の周辺は、12月には雪がいい感じに積もっており、雰囲気があります。
貴船神社にやってきました。ここの灯籠、そしてその間にある階段は写真で見たことある人も多いですよね。朝の時間帯に行くと雪が積もっていてもう少しきれいなはずですが、この日はちょっと微妙でした。
この日は焦る必要もないので、奥宮にもちょっと足を伸ばします。奥宮は本殿から徒歩5分くらい、そんなに遠くはありません。
相変わらず、雪景色が合う神社です。
水で浮き出る「水占みくじ」を引いてみよう
貴船神社は「縁結び」の神様として有名です。縁結びの神様といえばおみくじ、実際におみくじを引いてみます。
貴船神社はおみくじも有名で、単なるおみくじじゃない。おみくじを引いて、引いたおみくじを水に浮かべると文字が浮かび上がってきます。
おみくじ自体には何も書かれてません。なんだか、スーパーのアンケートみたいに積まれています。左側の箱にお金を入れて、このスーパーのアンケートみたいな束の中から1つ選びます。おみくじですから、一番上のやつを取らなきゃいけない、とかはないはず。
しっかり案内があります。この案内通りにやってみます。
何も書かれていないおみくじを…
水に浮かべます。そっと水の上に載せる感じ。よっぽど失敗して、紙がくちゃくちゃに、ってことはないはず。
浮かべて5秒もすると文字が浮かび上がってきます。そっと自らあげて読みましょう。
アクセスは叡山電車と京阪電車で
貴船神社へは京阪電車と叡山電車を利用するのがおすすめ。
叡山電車は京阪系列の会社で、京阪の終着駅・出町柳から比叡山方面を繋いでいます。
叡山電車では観光需要創出にも力を入れており、出町柳駅~八瀬比叡山口駅間の観光列車「ひえい」に加え、鞍馬方面には展望列車「きらら」が走っています。展望列車「きらら」は、追加料金不要で乗れる列車で、タイミングが合えば狙ってみるのもいいかもしれませんね。
展望列車「きらら」についても記事を作成しましたので、こちらをご覧ください。
最寄駅である「貴船口」駅は、観光客のためにきれいに整備されています。叡山電車として、観光に力を入れていることがよくわかります。
また、出町柳までは京阪電車を使うのがおすすめです。京阪電車の本線は、大阪の淀屋橋から京都の出町柳を繋いでいます。新大阪方面からであれば大阪メトロ御堂筋線で淀屋橋へ、大阪・梅田方面からであればJR大阪環状線で京橋へ、その他近鉄沿線であれば丹波橋へ。それぞれ乗り換えることができます。
もし大阪方面から長い区間乗るのであれば、京阪の「プレミアムカー」や「ダブルデッカー」車両がオススメです。
プレミアムカーは全席にコンセントやリクライニングが備わっており、乗り心地は抜群です。
また、景色のいいダブルデッカー車両には、追加料金なしで乗ることができます。
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