アメリカ本土の入国審査 質問の内容は?英語は話せないとだめ?

アメリカ
アメリカ
この記事は約12分で読めます。

日本人にとって人気の旅行先であるアメリカ合衆国。日本からもアメリカ各地へと直行便が運航されており、遠いながらも行きやすい国です。

アメリカを旅行する際に気になるのが入国審査。世界の中でもかなり入国審査が厳しいアメリカの入国では、口頭試問も行われます。この記事ではアメリカでの入国審査について解説します。

このサイトはあくまで僕の経験談をまとめたものです。入国審査にあたっては、入国審査官の判断によって質問内容などは変わります。

スポンサーリンク

アメリカは入国審査が厳しい でも英語が話せないことは問題にはならない!

アメリカは2002年の同時多発テロ以降、入国審査が非常に厳しいことで知られています。なお、ロサンゼルス国際空港(LAX)では、日本以外にも韓国や中東など、アジアなどからの到着便が集中する午後の時間帯は入国審査がかなり混雑します。僕は入国審査の前に1時間半ほど、並びました。

2023年現在、ESTA入国では必要書類なし

ビザ免除を利用してアメリカに旅行する場合、ESTA(Electronic System for Travel Authorization)を申請することが必要です。ESTAはアメリカの入国審査を受ける前に、オンラインで申請するシステムで、アメリカへの渡航ビザの代わりのようなもの(厳密にはビザではありません)です。

2023年現在、ESTAを利用して入国する場合、ESTA以外に入国審査に必要な書類はありません(コロナ禍以前は税関申告書を記入する必要がありましたが、現在は口頭での果物・肉類の所持に関する質問だけです)。

ESTAに申請する際には、パスポートなどの個人情報や滞在先などの旅行の情報を入力する必要があります。ESTAの申請は、最低でも72時間の余裕を持って行うことが推奨されています。ESTAは出発空港でチェックイン手続き時(航空券発券時;購入時とは違う)に承認が下りているかの確認が行われるため、出発空港に到着する段階では既に承認を得ている必要があります。なお、ESTAの承認は、アメリカの入国を保証するものではありません。入国審査時の口頭試問などによっては、ESTAが承認されていても入国を拒否される場合があります。

ESTAの申請については、別に記事を作成していますのでご覧ください。

アメリカの入国審査では口頭試問がある

アメリカを旅行する場合、入国審査が必要になります。入国審査では、入国目的や滞在期間、旅行者自身について質問があります。

アメリカの入国審査における口頭試問は、入国審査官により直接質問される形で行われます。口頭試問は、一般的に英語で行われますが、英語が話せなくても大丈夫です。入国審査官は、英語以外の言語にも対応しており、必要に応じて通訳を手配することができます。

具体的な質問の内容は次章で解説します。入国審査官は、質問に対する回答だけでなく、旅行者の態度や表情、言動なども注意深く観察しています。例えば、嘘をついたり、返答に矛盾がある場合や、不正な目的での渡航を試みていると判断された場合は、入国を拒否されることがあります。また、入国審査官が感じた不審な点がある場合には、補足的な質問や証拠の提示を求められることがあります。

アメリカの入国審査では口頭試問がある
ロサンゼルスから入国

英語が話せなくても大丈夫 スマホ翻訳を使う人も

英語が話せないと、入国審査も不安でしょう。しかし、スマホの翻訳機能を利用することも可能です(実際に前の人が利用しており、入国審査官もOKという感じでした)。英語のテストではなく、あくまでアメリカに不法に入国しようとしていないか、アメリカ国内で犯罪を起こそうとしていないかをチェックしています。

さらに入国審査官は、英語以外の言語にも対応しており、必要に応じて通訳を手配することができます。現在ではスマートフォンの翻訳機能を使うことが多いですが、スマートフォンを利用できない場合など、通訳を手配することも可能です。

英語が話せなくても大丈夫 スマホ翻訳を使う人も
アジアから到着する便が多い時間帯はスマホ翻訳を使う人も
スポンサーリンク

アメリカにおける入国審査で質問されること〜具体的な質問内容〜

ここからは皆さんが気になる具体的な質問について解説します。僕の経験に基づき、アメリカの入国審査で質問される内容を解説しますが、もちろん、入国審査官は必要に応じてこれ以外の質問も聞いてきます。

入国審査では、嘘をつかないことが重要です。英語が聞き取れなかったときは正直に聞き返しましょう。英語では、“Excuse me?”(エクスキューズミー?)と聞けばOKです。

滞在の目的や行き先

まず、滞在の目的や行き先を聞かれます。ホノルルから入国した際は聞かれませんでしたが、ロサンゼルス(アメリカ本土)から入国した際は質問されました。

ホノルルでの入国は、ANAの超大型機A380の便で入国した日本人だったため、聞かずともわかったのでしょう。

ESTAであらかじめ宿泊地については申請しているため、それに従い答えれば良いでしょう。観光目的であれば具体的に行きたいと考えている観光地を答えれば問題ありません。

具体的は…

入国審査官
入国審査官

Where are you going?(どこへ行きますか?)

Dolphin
Dolphin

I’m going to Santa Monica, Hollywood, and watch the basketball, the Los Angeles Lakers’ game.(サンタモニカへ行って、ハリウッドへ行き、あとロサンゼルスレイカーズの試合も見に行きます。)

入国審査官
入国審査官

The purpose is sightseeing, right?(観光できたんだね。←少し英語は崩れている)

Dolphin
Dolphin

Yes.(はい、そうです。)

入国審査官
入国審査官

And where will you visit?(そして、どこに滞在する予定ですか?)

Dolphin
Dolphin

I stay downtown of the Los Angeles for 2days, and…(ロサンゼルスのダウンタウンに2日間ほど滞在します。そして… 内容的には次節へ続く)

こんなやり取り。改めて箇条書きにしておきましょう。

  • Where are you going?(どこへ行きますか?)
  • What is the purpose of your visit?(滞在の目的はなんですか?)
  • Where will you visit?(どこに滞在する予定ですか?)

など、口頭で質問を受けることになります。

滞在の目的や行き先
どこほ訪問する予定かを聞かれる

何日間滞在する予定か、誰と来たか、帰りの航空券は持っているか

何日間滞在する予定かは聞かれることが多いです。帰りの航空券を持っている(=帰国する意思があるか)は大きな要因になるからです。

僕はロサンゼルスに降りたあと、サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨークと大都市をどんどん回る予定でした。それを正直に答えたところ、”Is it a long trip?”と聞かれたので、”Yes, for 16 days”と答えたら”I see.”と納得していました。この辺りで、矛盾する回答をすると不審に思われます。正直に答えるようにしましょう。

入国審査官
入国審査官

Where will you stay?(どこに滞在する予定ですか?)

Dolphin
Dolphin

I stay downtown in Los Angeles for 2days, and going to come back this airport. I will go to San Francisco, and then take Amtrak going to Chicago. Finally, I am going to get to New York.(ロサンゼルスのダウンタウンに2日間ほど滞在します。そして空港に戻ってきて、サンフランシスコに移動します。サンフランシスコからはアムトラックに乗ってシカゴへ向かいます。さらに最終的にはニューヨークを目指します。)

入国審査官
入国審査官

Wow, is it a long trip?

Dolphin
Dolphin

Yes, of course, for 16days.(もちろんです、16日間の予定です)。

入国審査官
入国審査官

You are alone in this trip?(ひとり旅ですか?)

Dolphin
Dolphin

No, with a friend of mine. I and one more Japanese.(いいえ、友達と一緒です。僕ともう1人日本人と一緒に行きます。)

具体的に質問される内容を箇条書きすると、

  • How many friends are there with you?(何人の友達と来ていますか)
  • How long does your trip?(どれだけの期間、滞在しますか?)
  • Do you have a ticket to go back to Japan?(日本へ帰るための航空券は持っていますか?)

という感じ。ロサンゼルスからサンフランシスコへ、そしてシカゴへ、最後はニューヨークへ。ありえないような移動距離なのに、期間を聞かれてパッと答えた。それが長距離の旅と矛盾していなかった。ということでやはり、自分の受け答えの内容に矛盾がなく、明らかに観光でやってきた旅行者であることがわかった。ということで、入国審査官からすれば不審な要素がなくなったでしょう。

何日間滞在する予定か、誰と来たか、帰りの航空券は持っているか
アメリカへの不法滞在には目を光らせている

このように、正直に答えることが肝心です。

食べ物についての質問(検疫に関する事項)

最後に、検疫に関する質問があります。

米国への薬物の持ち込みについて

米国への持ち込み禁止物については、米国大使館のページをご確認ください。一般に悪意なく間違えて持ち込みがちなのが、果物や生野菜、生肉、そして規定以上の現金などです。これらは寄生虫や病原体などを持つ可能性があるので、原則持ち込みが禁止されています。

これらを持ち込んでいないか、口頭で質問を受けます。

入国審査官
入国審査官

Do you have any fruits or meats?(果物や肉を持っていませんか?)

Dolphin
Dolphin

No, I don’t have.(いいえ、持っていません。)

入国審査官
入国審査官

OK, アリガトウゴザイマス.(OK、ありがとうございます;日本語を頑張って話してくださいました笑)

Dolphin
Dolphin

Thank you!(ありがとうございます)

という感じで、ロサンゼルス国際空港での入国審査が終了しました。具体的にされる質問を箇条書きにしておくと、

  • Do you have any fruits or meats?(果物や肉を持っていませんか?)
  • Don’t you have a large amount of real money?(大量の現金を持っていませんか?)
スポンサーリンク

結論:悪いことをしていなければ堂々と

ここまで、アメリカの入国審査に関して解説してきましたが、悪いことをしていなければ堂々としていましょう。

別室送りになることは滅多にない

一般的に、入国審査で別室送りになる理由は、入国審査官が不審な点を見つけた場合です。これは、回答や提出書類、行動など、さまざまな要素に基づいて判断されます。以下は、入国審査で別室送りになる可能性が高くなるケースの一例です。

  • 曖昧な回答や矛盾がある回答:回答が曖昧だったり、矛盾している場合は不審だと判断します。また、ESTAやビザ申請時に提出した書類と回答内容に矛盾がある場合も、不審であると判断される場合があります。
  • 訪問先が明確でない場合:アメリカに入国する際には、訪問先の住所や連絡先を申告する必要があります。訪問先が明確でなかったり、詳しい情報を提供できない場合は、不審に思われることがあります。
  • 犯罪歴がある場合:過去に犯罪歴がある場合は、入国審査で別室送りになる可能性が高くなります。また、過去にアメリカでの不法滞在や違反行為がある場合も同様です。
  • 過去の入国拒否歴がある場合:過去にアメリカで入国拒否された経験がある場合は、入国審査で別室送りになる可能性が高くなります。また、過去に入国を許可されたにもかかわらず、滞在期間を超過したり、ビザの条件を違反したことがある場合も同様です。
  • システムエラーが発生した場合:入国審査官が不審な点を見つけたわけではないにもかかわらず、システムエラーが発生した場合は、別室送りになることがあります。この場合は、しばらく待ってから再度審査を受けることになります。

以上のように、入国審査で別室送りになる理由は様々です。ただし、別室送りになっても必ずしも入国拒否とはなりません。入国審査官が疑問に思った点を確認するため、質問を繰り返したり、証明書類の提出を求めたりすることがあります。その場合は、冷静に回答し、必要な書類を提出するようにしましょう。

また、別室送りになることは必ずしも自分自身の問題ではありません。入国審査官が疑問に思った点が、旅行者自身の誤解やミスコミュニケーションが理由である場合もあります。そのため、別室送りになっても焦らず、冷静に対応することが重要です。

別室送りになると不安になるでしょう。しかし、入国審査官の指示に従い、冷静に対応することで、入国許可を得ることができます。また、入国前に必要な書類や証明書類(帰りの航空券など)を事前に準備することも重要です。

別室送りになることは滅多にない
堂々としていよう

嘘をつかなければ大丈夫

入国審査官は、質問に対する回答だけでなく、態度や表情、言動なども注意深く観察しています。例えば、嘘をついたり、返答に矛盾がある場合や、不正な目的での渡航しようとしていると判断された場合は、入国を拒否されます。

さらに、入国審査では携帯電話やラップトップなどの電子機器のチェックも行われることがあります。これは、不法滞在や犯罪活動に関連する情報が電子機器に保存されている可能性があるためです。

以上のように、アメリカの入国審査は口頭試問が中心となるプロセスです。正確かつ明確な回答を心がけ、入国審査官と協力的に対応することが重要です。また、入国前に必要な書類や手続きを事前に確認しておくことも忘れずに行いましょう。

これらの準備さえしており、自分にとって都合の良い答えをするのではなく、正直に答えれば問題ありません。堂々と入国審査を受けましょう。

嘘をつかなければ大丈夫
多少間違えても、正直に言えばちゃんとわかってくれる

指紋採取と写真撮影もある

米国入国時は、指紋採取と顔写真の撮影が行われます。

外務省: 米国政府による外国人渡航者からの生体情報読み取り措置について

アメリカの入国審査において指紋採取は、基本的には10本の指の指紋を採取します。10本の指紋を採取する場合、入国審査官が指示する指を機械に指を置き、指紋を採取します。

指紋採取は、主に犯罪者の特定や、入国した旅行者が過去にアメリカでビザを取得しているかどうかの確認など、セキュリティ上の目的で行われます。なお、僕はパスポートの有効期間(5年)のうちで2回目のアメリカ渡航では指紋採集が行われませんでした(口頭で何度目の渡航であるかを確認され、入国審査官のコンピュータでも確認をしていたと思われます)。

また、アメリカの入国審査においては写真撮影も行われます。基本的に全員を対象に行われます。写真は、顔の正面から撮影され、顔の特徴や顔認証システムに使用されます。例えば、旅行者の身元確認や、身元が不明な旅行者の場合に、写真を参考に身元の確認を行うことがあります。

これらは基本的に、米国へ入国するすべての人に対して行われることになります。

指紋採取と写真撮影もある
アメリカ旅行を楽しもう

今回の記事では、アメリカの入国審査について解説してきました。今後、米国を滞在される方の安心感に繋がるように体験談を書いてきましたがあくまで参考であり、実際の入国審査の場では入国審査官の指示に従うことが重要です。

ぜひ、楽しいアメリカ旅行をしてきてくださいね。

スポンサーリンク
参考になったらぜひシェアしてね!
InstagramとYouTubeも見てね!
ドルフィン日記

コメント

タイトルとURLをコピーしました