名古屋への通勤・通学 確実に着席したい 通勤通学でのミューチケット・ミュー定期券は意味あるか。

名鉄の着席保証（座席指定）システム「ミューチケット」。1回あたり360円（※2024年4月から料金体系変更の予定）で着席することができ、特に通勤時間帯では満席になることもある人気のサービスです。

名鉄で通う場合、特に長距離通勤・通学ならば考えるであろう「指定席通勤」。名鉄は特別車（指定席）の料金がかなり安く設定されていることもあり、ラッシュの時間帯に当たるのであれば指定席を購入する価値があると考えます。

名鉄の特別車って快適なの？

 座席の快適さは、

名鉄特別車>JR在来線>名鉄一般車(>名古屋市営地下鉄、首都圏在来線)

だと思います。正直、名鉄の一般車でも快適さは十分です。JR在来線の列車が、特急料金不要の列車としては快適すぎると思います。

ちなみに、名鉄の特別車の快適さについては以前詳しく記事を作成しています。こちらも合わせてご覧ください。

名鉄特急の一部特別車というシステム　首都圏JRのグリーン車のようなもの？座席指定可能？

名鉄の特別車というシステムについて。名古屋圏に住んでいる人にとっては普通のことかもしれませんが、初めて名鉄を利用する人には少し難しいシステムかも。そんなミューチケットについて詳しく紹介しています。

fuwafuwasky.com

2019.06.01

名鉄の特別車には、リクライニングや肘掛け、(JR在来線と異なりしっかりした)洗面台、それにwifiまで付いていて快適です。電源コンセントが付いていればなお良いのですが、残念ながらありません。

さらに名鉄の特別車は基本指定席となっているため、車内に立っている人がいません。名鉄の一般車やJR在来線をはじめとした通勤列車で見られる”圧迫感”が本当にないんです。これって、かなり大きなことですよ。

こういったことを考え、また、片道1時間以上の通学だったこともあり「360円の価値あり」と判断して毎日指定席を使っていました。

ちなみに、名鉄の一般車はこんな感じ。このように座席1つをとっても大きく、その設備が異なります。

名鉄 特別車の混雑状況は？

実際の混み具合です。以下は、実際に毎朝特別車を利用していた僕の中での“常識”のようなもので、当然事実は違う可能性もあります。ただ、こういう事を書いた記事はあまりないので、敢えて書かせていただきます。

名古屋に8時前ごろ〜8時半ごろ(朝7時前〜7時半ごろ豊橋発、東岡崎に7時過ぎごろ〜8時前ごろ、知立に7時半ごろ〜8時過ぎごろ)の列車は非常に混みます。ここの時間帯はミューチケットを購入する価値は非常にあります。

以下、具体的な列車を書かせてもらいます。

以上の列車は、始発豊橋から名古屋まで大変混雑し、特別車の座席を当日直前に取ることはほぼ不可能です。よって、これらはミューチケット購入の価値が大いにありますが、出来るだけ早く購入すべきだと思います。発売開始(1ヶ月前)直後から売り切れます。

それ以降、7時58分豊橋発の特急須ヶ口行きまではミューチケット購入の価値があると思います。それ以降になると一般車でも、豊橋からなら座れます(他の駅はあまり期待しないほうがいいですが)。豊橋以外なら購入してもいいでしょうが、その時間帯に名鉄を使用したことがあまりないので、正直分かりません。

JRも座れないの？

JR在来線ですが、こちらもそれなりに混雑します。とりわけ刈谷から名古屋の間は大変な混雑になります（名鉄の知立から名古屋間よりひどいと思います）。

残念ながら、JR在来線には有料特急がないです。よって、1本や2本なら待ってもいいという方は、先に書いたように名鉄一般車より快適なのでJR在来線が適すると思います。

ミュー定期券を購入するか検討中…

ミュー定期券を購入するか検討中という方のために。

僕はミュー定期券は購入していませんでした。理由は2つ。

1. 帰りの列車も毎日同一列車しか指定できない（片道のみのミュー定期券はない）。
2. 帰りの時間が遅かったため、ミューチケットなしでも十分座れたし、快適だった

こんな理由がありました。

まず一つ目。ミュー定期券は往復でしか購入することができません。僕は帰りの電車が日によって違ったりしていたし、帰りについては予定の列車を逃すことも多々ありました。

こんなことがあったので僕はミュー定期券は購入しませんでした。

退勤時間が毎日同じであり、かつ必ずその時間に帰れるというのであればミュー定期券を購入することを検討してもいいかもしれません。

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独断と偏見に基づいて書かせていただきましたが、少しでもお役に立てれば幸いです。