先日、仕事の合間の休暇ということで北海道に一泊二日で行きました。そして、1日目夜から2日目午前にかけて洞爺湖を観光。そして、現地のホテル「洞爺観光ホテル」に宿泊しました。
今回は洞爺観光ホテルを拠点として、徒歩で洞爺湖周辺を観光した際の記録です。「車なしで洞爺湖観光」にもフォーカスを当てつつ、洞爺湖観光に必要な知識を詳しく解説していきます。
洞爺湖へのアクセス 洞爺駅からはバスでないといけないので注意！
まずは洞爺湖へのアクセスについての解説です。洞爺湖は大自然・北海道の中にあっても比較的アクセスの良い観光地です。
公共交通機関でのアクセスも便利な洞爺湖
洞爺湖は観光エリアとして発達していることもあり、公共交通機関でのアクセスが容易です。JR線の「洞爺駅」があり、特急北斗もとまる大きな駅です。
ただし一つだけ注意しなくてはならないのが、「洞爺湖へは、洞爺駅からバスで行くしかないほど距離がある」ということ。洞爺駅という駅名から、駅から歩いて洞爺湖まで行けそうですが、無理です。洞爺湖はカルデラ湖です。一方、JRは海沿いを走っています。そのため、一種の「峠越え」をしなくてはなりません。
そのため、洞爺駅から洞爺湖へ行く場合はバスを使うことになります。
洞爺駅へは札幌・函館双方から1時間半〜2時間程度
洞爺駅へは札幌から特急「北斗」で2時間、函館からも特急「北斗」で1時間半程度です。飛行機で北海道入りする場合、新千歳空港が札幌より南寄りにあるため、乗り換えの時間を含めてちょうど1時間半ほどです。
特急北斗は1時間に1本程度走っています（たまに走っていない時間帯もあります）。かなり長距離を走る特急列車の割には本数が多いので便利です。
洞爺駅からの路線バスの本数は意外と多いので安心
北海道のバスは本数が少ない場所も多々ある。しかしここ洞爺湖のバスは需要もそれなりにあり、朝夕の時間帯については1時間あたり2本、昼間の時間帯でも1時間に1本程度は出ています。1日数本しかない路線もあるs北海道にしてはかなり本数が多い方ですので、安心して乗ることができるでしょう。
洞爺駅と洞爺湖（「洞爺湖温泉」バス停が洞爺湖市街の中心）を結ぶバスは「道南バス」が運行しています。こちらに時刻表と運賃表がありますので参考にしてくださいね。
ちなみに、道南バスでは運賃をPayPayで払うことができます。これ、かなりありがたいシステムです。こちらも合わせて利用してみてくださいね。
札幌から洞爺湖へは直通バスも運転
さらに札幌から洞爺湖へは、直通の高速バスも運転されています。上で紹介した洞爺駅〜洞爺湖温泉の路線バスを運行する、道南バスがこちらの高速バス路線も運転しています。
札幌～洞爺湖温泉 片道2,830円(大人)
となっており、特急＋路線バスの乗り継ぎより安価に移動できます。
札幌から乗り換えなしで行くことができるものの、予約が必須となっています。もし札幌からの直通バスを利用するのであれば、必ず予約しておきましょう。
車で行くことも可能 冬場でなければ空港からの運転もそこまで大変ではない！
洞爺湖は噴火湾沿いからトンネルがあり、手軽にアクセスすることができます。そのため、車でいくことも可能です。新千歳空港でレンタカーを借りるのも良いでしょう。その場合、洞爺湖に加えて支笏湖も観光することができます。
また、首都圏や本州から自家用車を持ち込む場合、苫小牧または室蘭、あるいは函館に到着することが多いでしょう。洞爺湖は苫小牧や室蘭から手軽にアクセスできる観光地です。道も平坦なため、運転に自信がなくても楽しみやすいのがこの洞爺湖です。
実際に僕は、2023年夏の北海道訪問の際、裏側にあたるニセコ方面からレンタカーを使い、洞爺湖の湖畔を経て室蘭へと向かいました。
洞爺湖に来たらこれをしよう！洞爺湖の観光スポット
洞爺湖は名前の通り湖。湖を存分に楽しむ観光をするのがオススメです。
洞爺湖周辺はレンタサイクルで観光したり、観光船に乗ったり、カヌーに乗ったり
洞爺湖の観光といえば、こちら。洞爺湖汽船です。
この「洞爺湖汽船」に乗れば、「洞爺湖中島」という、洞爺湖に浮かぶ島に行くことができます。ここが観光の中心となるでしょう。
透明度の非常に高い洞爺湖を、実際に湖の上から見ることができます。洞爺湖の中心にある「中島」に近づくこともできます。また、夏の時期であればカヌーに乗ることもできます。透明度の高い洞爺湖をカヌーで漕ぐことができる、最高です。
ということで、この洞爺湖汽船に今回乗りました。と言いたいところなのですが、残念ながら僕が行った日は運休。ということで乗れませんでした。またいつかリベンジです。
車なしでも楽しめる とにかく景色は綺麗
洞爺湖は非常に透明度の高い湖です。僕が行ったのは3月、雪解けの時期なのでなおのこと透明度が高い状態でした。
ちょっとこの写真ではわかりにくいかもしれませんが、実際に近くに行ってみるとよくわかる。洞爺湖観光の中心となる洞爺湖南側・洞爺湖温泉のエリアでは、車なしで徒歩で散歩し、洞爺湖を肌で感じるのがオススメです。
洞爺湖の水はかなりの透明感です。僕は普段、写真を撮るのにiPhone11 Proを使っています。iPhone11 Proは防水なので、普通にiPhoneを湖に突っ込みます。こうやってみても綺麗ですよね。手前の石はちょっと汚いですが笑
ちょっと飛び出した湖畔もあります。この湖畔、特に立ち入り禁止ではなく（キャンプは禁止と書いてあります）、先端まで行くことができます。
レンタサイクルで洞爺湖を満喫も！
もう一つ、洞爺湖を満喫する方法が「レンタサイクルで満喫する」という方法。洞爺湖はとても綺麗ですが、そこまで大きくはなく、またカルデラ湖ということもあり湖周辺はやや平坦な道が続いています。そのため、自転車で3時間ほどあればのんびりと1周することができます。
洞爺湖は北海道の中でも比較的南にあるため、春（北海道の春は6月以降）から秋（10月ごろまで）であれば自転車で洞爺湖の周辺を回るのもそこまで苦ではありません。
レンタサイクルについては、他にも店舗があるようなので、探したら営業中の店舗があったかもしれません。が、今回は徒歩で移動して洞爺湖を観光することにしました。
イルミネーションや「洞爺湖ロングラン花火大会」も
洞爺湖温泉は観光地。時期によってはイルミネーションが設置されていたり、花火大会も開催されています。僕が洞爺湖に行った時はイルミネーションが設置されていました。
現在設置されている期間は2020年11月1日(日)～2021年4月27日(火)。この期間は当初の予定より延長されています。毎年実施される期間は異なるようなのでチェックをしてから行くようにしてくださいね。
こんな書き方をしていいのかわかりませんが、イルミネーショントンネル自体がめちゃくちゃ長いわけではありません。しかしこの「TOYA」の文字は洞爺湖に来たって感じ。写真を撮りに行くだけでもいいので行ってみてはいかがでしょうか？
また、洞爺湖では毎年「ロングラン花火大会」が開催されています。
洞爺湖のロングラン花火大会の開催は毎年概ね、
ゴールデンウィーク前から10月末まで 毎夜20:45～約20分間
となっています。半年間にわたって毎日花火が打ち上げられます。洞爺湖というだけあって、湖を見渡せる部屋が多くあるのが洞爺湖温泉街の魅力。こういった部屋からは、自室から花火を楽しむことができます。
また、花火を鑑賞するための観光船も運航されます。詳しくは洞爺湖観光協会のホームページをご覧ください。
洞爺湖でオススメのホテル5選！洞爺湖温泉などで宿泊しよう！
洞爺湖は洞爺湖温泉のある南側を中心に、宿泊施設も充実しています。特に、洞爺駅からバスでのアクセスがかなり便利な洞爺湖の南側地域、洞爺湖温泉エリアを中心に、オススメの宿泊施設を紹介します。
洞爺湖サミットも開催されたあのホテル！「ザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート」
まず初めに紹介するのが「ザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート＆スパ」。洞爺湖を見渡すことができる山の上にあるホテルです。
洞爺湖サミットのメイン会場ともなったホテルで、その高級感とホテルから見ることができる洞爺湖の絶景は、他に類を見ない。
高級ホテルの部類なので、宿泊するにはそれなりのお金がかかりますが、それに見合っただけの宿泊を体験できるはずです。
洞爺湖温泉街からはやや離れた場所にありますが、リゾートステイを楽しむのに最適なホテルです。
洞爺湖をすぐ近くに見る 洞爺湖眺望の特等席！ザ・レイクスイート湖の栖
「ザ・レイクスイート湖の栖」は洞爺湖温泉にあるホテルで、高級ホテルながら洞爺湖を間近で、そして部屋から独り占めのような景色で眺望できるのが特徴です。
インフィニティプールならぬ、インフィニティ温泉もあり、温泉に浸かりながらその先には洞爺湖の美しい景色、なんてことも楽しめたりします。
また、北海道の海の幸などを使った美味しい食事も楽しむことができます。洞爺湖温泉に浸かって、そして温泉でのんびり。洞爺湖らしいリゾートステイを楽しむことができるホテルです。
三段の棚田状に広がり、湖とつながるように見える露天風呂だけではなく、お風呂上がりにくつろぐことができる「湯上りリビングテラス」など、洞爺湖を楽しむことができる仕掛けが満載のホテルです。
比較的安く泊まることもできる！洞爺湖温泉 洞爺観光ホテル
続いて紹介するのが「洞爺観光ホテル」。洞爺湖の湖畔にあり、ホテルのすぐ裏に洞爺湖汽船のクルーズ船乗り場があります。
こちらは先ほどのホテルと比べやや安価。値段こそお得ではあるものの、高級寄りのホテルでスタッフの方々の対応は最高。
今回僕は、この洞爺観光ホテルに宿泊しました。朝食は北海道の食材をフル活用した美味しい朝ごはんを楽しむことができます。
洞爺湖温泉のバス停から歩いて3分ほどで着くことができるため、ホテル送迎など気を遣わず、気軽に外出できるのも僕にとってはいいところだった。
家族でも、カップルでも「洞爺サンパレス」
続いて紹介するのは「洞爺サンパレス」。全室レイクビューの部屋が自慢で、どの部屋からでも洞爺湖の美しい景色を見ることができます。
部屋はモダンなベッド中心の洋室から、畳の風味を感じられる和室までさまざまです。家族で利用するのも良いでしょうし、カップルで利用するのも良い。
客室以外の設備ももちろん充実しています。テラスからは洞爺湖の景色を一望することができ、夕日を楽しむことも。
もちろん洞爺湖温泉にあるので温泉も完備されており、温泉に入って疲れを癒すことだってできちゃいます。
洞爺湖を眺めることができる様々な客室！「洞爺湖 鶴雅リゾート 洸の謌」
最後に紹介するのが「洞爺湖 鶴雅リゾート 洸の謌」。
こちらも洞爺湖の湖畔にあるホテルです。この「洞爺湖 鶴雅リゾート 洸の謌」の最大の特徴は、ニーズに応じた様々なタイプの部屋が用意されていること。
客室内から洞爺湖を眺めることができるのはもちろんのこと、洞爺湖を眺めながら思い思いの時間を過ごすことができるように設計されています。特に、ファミリー向けの、子供が遊ぶためのスペースまで設けられているホテルの部屋は少ない。
また、ホテル内にはさまざまなラウンジがあります。洞爺湖のほとりにはこのように、おしゃれなホテルがあるのでぜひ宿泊してほしいところです。
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