高速鉄道としては世界最大の定員を誇るJR東日本のE4系新幹線。E7系の水没などもあって延命されましたが、いよいよ引退が近づいています。JR東日本の発表によれば、2021年10月を持って引退となります。
今回は引退直前のE4系Maxに乗ってきました。2階建新幹線の様子をご紹介します。
長岡から新潟という、ごく短区間を利用しました。向こうのほうから見えてくる2階建新幹線。ここからみてもその大きさが分かります。
やっぱりでかいです。新幹線は鼻が長いので、圧倒されるような感じは前から見るとありません。が、ホームに入ってきて横から見るとやっぱりその大きさはすごい。停車している状態でホームで見るとやっぱり圧倒されます。
今回は長岡から新潟までの移動。長岡から新潟までは特急列車も走っているし、そもそも在来線の普通列車もあります。が、引退を間近に控えたE4系に乗りたいのもあって、2000円弱払って新幹線に乗ることに。途中に燕三条があるので特定特急券にもなりません泣
2階建新幹線ならでは、車内に階段があります。2階建新幹線が引退した後には、この階段はみられなくなると思われます。
階下席へと続く階段です。5段ほどありますが、この階段、結構急でそれもカーブしています。大きな荷物を持っているとなかなかこの階段を上り降りするのはしんどいと思われます。どうしても新幹線の定員を増やさなくてはならなかった高度経済成長期に作られた新幹線車両の感じがしますね。
階上席に座りました。今回僕が乗った車両は、階上席の自由席ながら2+3列の配列の座席です。一部の自由席は3+3の配列になっています。
天井に思ったほどの圧迫感はありません。意外と天井が高いんですねちゃんと荷だなもあり、国内線機内持ち込みができるサイズのスーツケースなら入れることができます。
階上席の窓は防音壁より高くなることが多いです。そのため、景色は必然的によくなります。実際に新幹線が高速で走っていると2階席ってことはあまりわからないのですが、普通の新幹線だと防音壁があって景色が見られない場合が多いのでその分景色を楽しむことはできるようになります。
都市部に来ました。この写真は新潟駅到着前です。新潟駅に到着する直前は、新幹線も高架線上を走ることになります。そこそ2階建て新幹線で走っていくので目線はかなり高くなります。
新潟駅の乗り換え専用ホームに到着です。酒田・秋田方面の特急いなほと接続します。乗り換え専用ホームでは、対面乗り換えが可能となっています。特急いなほと接続するとき号はE4系Maxで運転されることが多いようですが、これは意図的にやってるんですかね?
1号車の階上席がグリーン車となっています。こうやってみると、やっぱり2階建て新幹線は迫力がありますね。
2階建て新幹線は、ホームから見ると完全に見上げる形になります。普段、東海道新幹線によく乗るのですが、東海道新幹線はホームから見ると意外と高さがないな、ってなるんですがその真逆。かなり高さがあるじゃん、ってなります。
引退を前に「Thank you! Max!」のステッカーが貼られています。
鼻が長いですね。2階建てなので、その分高さがあって鼻が長くなります。
こうやって下から見るとかなり迫力がありますね。
ときが描かれた側面。2階建て新幹線は高さがあるので、ロゴも必然的にスペースがたくさんあります。そのスペースをふんだんに活用した感じがとってもいい。
車内には売店もあります。ただ、晩年には使われていなかったと思われます。
今では次から次へとE7系新幹線が導入されています。まもなく、世代交代が行われます。
コメント