日本国内には多くのホテルがあります。
僕は今まで日本国内のさまざまなところを旅行し、年間30泊以上、ブログ運営開始以降100泊近くホテルに宿泊してきました。そんな中で、「ここのホテルチェーンだったら安心できる!」というところが、だんだんと自分の中で固まりつつあります。今回は、オススメのホテルチェーンを一挙ご紹介します。この記事は、
- 安心のホテルチェーンがわかる!
- 目的に応じたホテルチェーンがわかる!
- 特定の地域だけではなく日本全国どこでも使える知識になる
ような記事になっています。そして何より、大手旅行会社のサイトなどとは違い人海戦術ではなく、すべて僕自身が自分で泊まったことがあるホテルに限定しています。
手軽なビジネスホテル
ビジネスホテルは手軽です。特に、公共交通機関を使って旅行することが多い僕にとっては、駅前にあるビジネスホテルは利便性も高い。また、チェックインは深夜まで可能でチェックアウトも早朝から可能。1人で宿泊している人が多いので、ひとり旅でも遠慮なく入ることができます。
スーパーホテル
国内166店舗・海外2店舗を構える「スーパーホテル」。このホテルは「キーレス」「チェックアウトレス」がウリですが、それ以外にも設備・サービスが充実しています。
初めて宿泊した際に驚いたのが「キーレス」「チェックアウトレス」ということ。原則、ホテル内での追加の支払いが生じるものについてはその場で精算することにより「チェックアウト」を不要としたのです。鍵はよくあるカードタイプなどでもなく、「レシート」です。各部屋の鍵の部分にはテンキーが付いており、レシートに印字された1日限りの暗証番号を入力することで解錠できます。スマホなどでレシートの写真を撮っておけばレシートなしでも解錠できちゃいます。
鍵がレシートになったことにより、鍵の返却が必要ありません。そのため、「チェックアウト」が不要です。そのままホテルから出発して良いのです。ただし、こういったシステムから10時には一斉に清掃が始まるそう。延長ができないことには注意が必要です。
さらに、設備も程よく投資されているのがすごく使いやすい。高級感あふれるという感じではありません。ビジネスホテルですから、高級感より落ち着きや機能性を意識したテーブルなどが配置されています。普段から、旅をしながらブログを書く僕にとっては、こういったテーブルなどはとてもありがたいところ。
また、スーパーホテルではほぼ全ての店舗でYouTubeやNetflixなどが視聴できるテレビが採用されています。
テレビがAirPlayなどにも対応しているため、iPhoneなどの画面を映し出すことが可能。僕はMacの拡張ディスプレイとして使用することが多いです。
全体的に利用者目線に立って、より使いやすいホテルを考え抜いた結果だと考えられます。僕が日本中を旅した経験から、最もコスパの良いホテルです。
楽天トラベルで「スーパーホテル」を確認!コンフォートホテル
コンフォートホテルは、世界中でホテルを展開する「チョイスホテルズインターナショナル」が経営するホテルです。現在、国内に51店舗が展開しています。
コンフォートホテルの特徴は何といっても快適なベッド。コンフォートホテルには、特に日本一周の際には何度もお世話になりましたがとても快適です。寝具メーカーと共同開発したオリジナルの枕「チョイス ピロー」を全室に導入。それ以外の寝具もかなり快適です。
この快適さを低価格で手に入れられるのがコンフォートホテルの一番の魅力です。また、全国どこでも同じクオリティの無料朝食も魅力的です。
楽天トラベルで「コンフォートホテル」を検索リッチモンドホテル
リッチモンドホテルは、ジャンルは「ビジネスホテル」になりますが観光にも最適なホテルです。全国に37のホテルを持っています(2021年現在)。駅前など、公共交通機関によるアクセスがいい場所にホテルを多く持っているのも特徴です。
ビジネスホテルながら観光客をも取り込もうとしているため、観光客を意識したサービスも充実しています。例えば、「リッチモンドホテル高知」では地元の食材を使った朝食が楽しめました。
部屋にも、各ホテルごとに用意された観光案内等があります。ビジネスでの利用も考えていることから、駅から程近い場所や公共交通機関でアクセスしやすい場所にあることが多いです。ビジネスホテルの感覚で手軽に使える、けど観光利用にも最適なホテルです。
楽天トラベルで「リッチモンドホテル」を検索ダイワロイネットホテル
ダイワロイネットホテルは、主要都市を中心に展開するやや高級路線のビジネスホテルです。2021年現在、73のホテルを所有しています。
ビジネスホテルとしてはやや高級路線を通っており、出張経費が会社から出るビジネスマンを中心に、会社役員のお客さんも取り入れられるようなビジネスホテルを経営している、という印象です。実際、駅直結や繁華街の商店街直結の場所にホテルを持っていることも多く、公共交通機関等を使って(=ビジネス需要等)ホテルまで行くのがかなり便利です。
「ダイワロイネットホテル高松」に宿泊しました。高松のダイワロイネットホテルも繁華街にあり、市役所などへのアクセスも便利です。
楽天トラベルで「ダイワロイネットホテル」を検索東横イン
東横インは言わずと知れたビジネスホテル。日本全国の主要都市やターミナル駅に近いところにホテルを持っています。公共交通機関を中心に旅行をする僕にとっては非常に便利なホテルです。2021年現在、330のホテルを持っています。東横インのホームページを見ればわかりますが、このコロナ禍においてもさらに展開を進め、既にオープン予定が10店舗近くあります。
東横インも原則、日本のどこで宿泊しても同等のサービスを受けられるようになっています。ビジネスホテルとして日本国内のさまざまな場所にホテルを持っており、そのどこでも同じサービスが受けられるのが魅力です。
僕が東横インに宿泊した中で最も印象に残っているのが「東横イン網走駅前」です。網走は札幌から特急で片道5時間。公共交通機関で言えば首都圏から最も遠いところと言っても過言ではありません(日本最北端は稚内です)。この、北海道の中でも札幌からかなり遠い場所まで行っても、他の地域と同程度のサービスが受けられるのは大きな魅力でした。
「お手頃な価格で」が東横インの最大の方針であるためサービスや室内の設備はそこそこです。でも、必要最低限のものは揃っており、不便を感じることがありません。そして何より繰返しになりますが、「こんなところにも」というほど日本全国に店舗を持っており「何かあった時の東横イン」という安心感が素晴らしい。
また、東横インの会員になると会員価格でホテルを予約することができます。初回に入会金1,000円を支払うことで年会費は無料、コスパの良い会員制度です。
楽天トラベルで「東横イン」を検索アパホテル
アパホテルは、社長・会長夫婦が経営することで有名なホテルです。現在では日本全国664ものホテルを持っています。
このアパホテルは、東横インなどとは異なる方針で全国にチェーンを拡大してきました。特に地方都市では、経営が厳しくなったホテルを買収し、アパホテルの経営方法を吹き込み経営を立て直すことでホテルを拡大してきています(このことは、アパホテルに置いてある元谷芙美子社長の本で知りました)。
それもあってか、全国で、特に地方都市では他のアパホテルと比べてホテルの部屋が大きく違ったりします。以前、とある地方のアパホテルに泊まった際、やや古さが感じられたり、一部にはホコリがたまっているところがあってびっくりしました…
あまり良くないことも書いてしまいましたが、逆にいうと場所によっていいところがあったりする。例えば、新大阪のアパホテル(新大阪タワー)は、元々は高層マンションであったと思われる建物をホテルに転換しています。そのため景色もよく相当快適に過ごしました。
場所によって異なるということが、プラスにもマイナスにも働きます。また、特に部屋数が多いホテルでは価格がかなり下がるのも特徴です。
楽天トラベルで「アパホテル」を検索リブマックスホテル
ホテルリブマックスは、駅前・インター前などさまざまな場所に展開しているホテルです。全国に167のホテルを持っています。各種キャンペーンが行われており、時を見れば(直前割や早割など)かなり価格が安いことも大きな特徴です。
ホテル側はあまり前面に出していないですが、コンフォートホテルにも負けない寝心地のベッドで、かなり快適なシモンズ製ベッドを導入している点も特筆すべき点です。また、室内には電子レンジなどがあったりと、ビジネスホテルとしては意外と「これ、普通はないけどあったら便利!」という機能が充実しています。
楽天トラベルで「ホテルリブマックス」を検索グリーンリッチホテル
グリーンリッチホテルは、山陰・九州を中心に関西エリア、東は名古屋まで展開するホテルチェーンです。ホテル数33と(2021年現在)、こそは他のホテルと比べると少ないものの、福岡を拠点としており、特に九州や山陰では「痒い所に手が届く」という印象。山陰地方を旅するときなんかにはちょうどいいホテルです。僕も実際、「グリーンリッチホテル出雲」に宿泊しました。
ホテルはやや低価格にもかかわらず高級感のあるフロント、そして気の利くスタッフ。このクオリティを実現できるのは、山陰や九州などのやや地価が低い地域を中心に展開してきたからでしょう。値段の割にかなりサービスはよく、高評価のホテルです。
楽天トラベルで「グリーンリッチホテル」を検索東急REIホテル
東急ホテルは名前の通り、東急グループが運営するホテルチェーンです。日本全国に45のホテルを持っています。
場所によって、高級路線の「東急ホテル」、やや高級路線の「エクセル東急ホテル」、ビジネスホテルとしての路線の「東急REIホテル」の3ブランドで展開しています。普通に宿泊するだけなら、東急REIホテルでも十分過ぎるクオリティです。
楽天トラベルで「東急REIホテル」を検索ちょっと高級ビジネス・シティホテル
続いては、先ほどまでご紹介していたビジネスホテルと比べるとやや高級路線のビジネスホテル・シティホテル・観光ホテルです。
三井ガーデンホテル
三井ガーデンホテルは、三井住友グループが運営するホテルです。日本国内に31のホテルを運営しています。
ビジネスホテルと比べるとやや宿泊費は高く、大人1人1泊おおよそ7,000円〜が相場です。しかし、その値段に見合うだけのホテルチェーンであることは確か。僕は今までに、札幌の2店舗と福岡に宿泊したことがあります。室内がかなり落ち着いた雰囲気で、テレワークなどにも最適な室内となっているのでオススメです。
駅からも近い場所にホテルがあり、公共交通機関でのアクセスもしやすいというのもまた、メリットです。駅から程よく近い場所で、やや高級路線のホテルに宿泊したい、そんな時に使えるのがこの三井ガーデンホテルです。
CANDEO HOTELS
CANDEO HOTELSは日本全国にシティホテルを展開するホテルチェーンです。国内には23のホテルを持っています。
ホテル数こそはそこまで多くはなく、あちこちにあるというイメージではありません。しかし、温泉があり露天風呂があったりする、そして部屋もそれなりに広くソファなど充実した設備も整っています。「4つ星ホテル」を自称しているだけあって、高級ホテルより価格的・気分的に泊まりやすく、それでもってビジネスホテルより圧倒的な快適性が保証されます。
長崎に行ったときに宿泊しましたが、非常に過ごしやすいホテルでした。
楽天トラベルで「CANDEO HOTEL」を検索ホテルニューアワジグループ
ホテルニューアワジグループは、淡路島などを中心にホテルを運営するグループです。このホテルはビジネスホテルではなく、観光ホテルです。
ホテルによって設備は異なりますが、畳を使った和室、そして露天風呂まで備えられています。淡路島北部の「湊小宿 海の薫とAWAJISHIMA」に宿泊したことがありますが、部屋数もそんなに多くなく、行き届いたサービスが印象的でした。こういった観光ホテルでは致し方ないことではありますが、食事をその場でつけるなどということができないのが残念なポイント。
木を基調としたホテルで、かなり落ち着きがあります。
楽天トラベルで「ホテルニューアワジグループ」のホテルを見るJRイン(JR北海道グループ)
続いて紹介するのがJRイン。JR北海道が運営するホテルです。
JR北海道は名前の通り、北海道全土に鉄道路線を持っています。北海道というのは本当に広くて、大都市間は特急で3時間や4時間かかるなんてのがザラです。そのため、北海道旅行をする際は札幌以外にも拠点が必要。特に鉄道で旅行をするなら尚更です。
JRインは、JR北海道のグループ企業ということもあり、主に北海道各地の主要駅直結のホテルを持っています。僕は今まで、JRイン旭川、函館などに宿泊してきました。どちらも、列車から降りてから雨に濡れることなく部屋まで辿り着くことができます。そして朝は、特急列車の出発時刻10分前にホテルの部屋を出れば間に合ってしまう。公共交通機関を使った観光の拠点とするにはかなり便利なホテルです。
JR九州ホテル
続いては南に目を向けてJR九州ホテル。こちらもまた、JR九州が運営するホテルのため、JRの駅から直結のホテルが多いことが魅力です。JR九州ホテル鹿児島中央に宿泊しました。
現在では九州エリアだけではなく、沖縄や首都圏にも進出し、ホテルを広げています。地元である九州ではJR九州の子会社であることもあり、駅直結のホテルが実現されています。僕が実際に宿泊したJR九州ホテル鹿児島は九州新幹線鹿児島中央駅に直結、新幹線の改札口から徒歩1分でホテルの入り口へ行くことができます。雨に濡れないどころか、エアコンが効いている場所だけを通ってホテルの自室まで行くことができます。
VIA INN(JR西日本グループ)
続いてはJR西日本グループが運営する「VIA INN」です。JR西日本エリアを中心として、それ以外にも各地にホテルを持っています。
ビジネスホテルとしては高級な部類です。JR西日本が運営していることもあり、特にJR西日本が乗り入れる地域では駅直結など利便性が高いことは、他のJRインやJR九州ホテルと同じです。
楽天トラベルで「ヴィアイン」を見るチェーンじゃないがよかったホテル
ここからは「チェーンじゃなかったけどよかったホテル」です。あくまでチェーンホテルではないため、全国展開しているわけではありません。
新潟第一ホテル
新潟第一ホテルは、日本一周旅行で新潟に宿泊した際、2泊しました。2021年にリニューアルしたばかりで、かなり綺麗で快適です。
また、部屋数が多いこともあってかなり低価格。小学生のクラブチームの遠征に利用されていたりするため、コインランドリーをはじめとして小学生や中学生が多いフロアがあることがイマイチなポイントでした。が、もちろん、自分の部屋までうるさいとかいうことはなく、快適に過ごすことができました。
通常のシングルルームと、和室型のシングルルームに宿泊したことがあります。和室型は畳でゴロゴロできてなかなかよかった。
鳥取温泉 温泉旅館 丸茂
鳥取温泉です。鳥取温泉は全国でも珍しい、「県庁所在地の駅から徒歩圏内に温泉が湧いている」場所。鳥取駅から徒歩5分程度のところにある、「鳥取温泉 温泉旅館 丸茂」に、日本一周旅行の最後の夜に宿泊しました。
この旅館はビジネス目的で1人のお客さんにも!と積極的にアピールしている旅館。2021年夏現在、改修作業が行われていました。
もちろん「鳥取温泉」ですから温泉があります。温泉は3つ、「男湯」「女湯」「家族風呂」とあり、貸切の温泉があるのも大きな魅力。また、貸切風呂は無料で利用できてしまいます。通常、3000円程度とる旅館が多いのにこれはかなり太っ腹ですね。
鳥取駅から徒歩圏内にある鳥取温泉、近々、山陰方面へとまた旅をする予定があるので、もしタイミングが合えば使ってもいいのかな、なんて思ったりしています。
ISHINOYA熱海
最後にご紹介するのが熱海のホテル「ISHINOYA熱海」です。熱海にある、海の見えるホテルです。
木を使った落ち着いた空間が演出されています。特に露天風呂は最高です。部屋数も無駄に多くしているわけではなく、露天風呂等をはじめどこへ行っても混雑していないのがまたいい。部屋数が限られているため、スタッフはかなり細かなところまで気が回っています。ホテルに到着した際、自分の名前を把握していたのには驚きました(楽天トラベル等の口コミを見ても同じようなコメントがあったので、意図的にそういった細かいところにも気を配っているようです)。
熱海駅からやや遠いのが難点ですが、予約さえしてしまえば送迎もあります。かなりおすすめできるホテルです。記事にまとめましたので、こちらの記事もご覧ください。
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