【春の旅2022】Day9 三陸沖の観光 奇跡の一本松へ

2022冬&春の旅
2022冬&春の旅日記東北
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9日目の今日は1日、レンタカーを利用しての観光となります。

8〜10日目のVlog
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レンタカーで三陸沖へ 三陸沖の絶景を楽しむ

昨日は龍泉洞を訪問。今日は天気が良さそうなので少し足を伸ばし、三陸沖へ、奇跡の一本松などを観光する予定です。

碁石海岸

まず、車でやってきたのは「碁石海岸」。この碁石海岸は、岩手の絶景として見つけてきました。

大したことないなあ、今日のメインディッシュは奇跡の一本松かなあ、と思って行ったらそんなことはなかった。これがすごい。写真ではなかなか分かりにくいのですが、波の大きさがすごい。そして時々、大きな波が来るとかなりの高さまで飛沫がやってくる。

かなりの荒波です。

水飛沫がすごい…

水飛沫が立っているため、霧のように少し、白いモヤがかかっています。

写真の中央にある大きな岩。この岩の上で釣りをしている、なんて絵もありそうですがそんなこと絶対に無理。気づいたら波にのみこまれています。

ここ碁石海岸も「日本の絶景」にまとめる予定ですのでお楽しみに。

雷岩はすごかった

この辺りはトレッキングコースがあります。トレッキングコースは1周約40分との記載がありました。ゆっくり見ても1時間あれば回れます。

雷岩から降りたところで浜があります。遊覧船が発着するところらしい。ここはかなり下まで降りられるのですが…

降りてみたらすごい。波が…

と思っていたらいきなり大きな波が。友達は被災しました笑

一通り見て回ったところで、昼食を食べます。

碁石海岸で海鮮丼

碁石海岸で見つけたとある海鮮屋。外見、言っちゃ悪いがそんなに新しくない。けど、ちょっと覗いてみるとお客さんがそれなりにいる。

知人と、「ここ良さそうじゃね?行ってみよか」という話になり、入ることに。

海鮮丼のセットです。正直、かなり美味しかった。これは大正解のお店です。普段は食べ物に関しては辛口なコメントばかりの知人が、ここばかりは認めていました。僕は正直、そんなに舌が肥えていないのでわからないところもありますが、知人が美味しいと言っていた以上かなり美味しいんだと思います。

「たぶんここさ、仕入れたやつを冷凍せずちゃんと出してるよね」って話をしました。これは僕の舌でもわかった。結論、とにかく美味しかった。

ここのお店は、2011年3月11日の東日本大震災においては津波で被災したようで、津波の到達高さも掲示されていました。

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奇跡の一本松 気仙沼の観光

続いては陸前高田の方面へ向かいます。

いわてTSUNAMIメモリアル

陸前高田でずっと行きたかった、「いわてTSUNAMIメモリアル」とその近くにある「奇跡の一本松」。東日本大震災が起こった時、僕はまだ小学生だった。小学生ながらに、これは歴史に残る未曾有の大災害だ、と津波の映像を観て思ったものでした。

震災後は毎日、家に届く新聞を見ました。3月12日には数百人と書かれていた死者数が、日に日に増えていく。最初は見えなかった死者数はあっという間に10,000人を超える。実は、いまだに実家に戻ると東日本大震災から1週間の朝刊がセットで残してあります。

そして今日ここで、実物と対面しやはり色々感じるものがあります。津波で流された消防車には、漁業用の網と思われるような紐がかかったまま。

橋梁は大きく破損。

東日本大震災の被災直後、人命救助のために自分の処分をも恐れず闘った多くの人たち。当時、年齢的な問題もあって何もできなかった自分。親が「10万円単位で義援金を出したい、最良の手段は何か」と議論していたのを思い出します。当時幼いながらに衝撃を受けたニュース映像。こうやって現場に来て実物を見るとやはり、色々感じるものがあります。

奇跡の一本松

「いわてTSUNAMIメモリアル」の隣には「奇跡の一本松」があります。奇跡の一本松はあまりに有名すぎてここで解説するまでもないでしょう。

かなり大きい。背後にあるのが「陸前高田ユースホテル」です。

震災によって完全に破壊されました。しかし、このホテルのおかげで「奇跡の一本松」は津波の直撃を免れたと言われています。

そしてその下にある、やなせたかしさんのタイルの絵。

今では既に枯死状態となってしまった木。正直、奇跡の一本松自体は単なる松、というより松の葉はモニュメントなので単なるモニュメントのような。しかし、この木が陸前高田など津波で被災した地域の人たちにとっての、未来への希望となったと考えると、やはり何か感じるものがあります。

陸前高田の松原

陸前高田のこの地域は、震災前には松林があったそう。

奇跡の一本松をのぞいて、全てが震災時の津波で流されてしまったそう。そして、今は再度、松が植えられています。これがまた、成長していく様子がこの地域の復興と重なっていくのでしょう。

大きく成長し、災害からの復興を内外に示してほしいものです。

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巨釜半造・折石へ、そして車で盛岡へ

続いて向かう先は「巨釜半造・折石」です。

巨釜半造・折石(おおがま おれいし)へ

巨釜半造・折石は、奇跡の一本松から車で30分かからないところにあります。意外と近い。

こちらも三陸沖らしく、荒波が立っています。

その先には、松が生えた半島的な部分が見られます。

朝訪れた碁石海岸と似たような場所です。松が微妙にあるのが味があっていい。

ここも波が荒く、水飛沫が立っています。地面には穴があいており、波が入ったり出たりするのと同時にすごい音がする。もちろん、周りには柵が張ってあるので大丈夫ですが。

穴の中から水飛沫が噴き上がってくるのは、なんだか見ていて面白い。

車ではるばる盛岡へ

観光を終えたので、車で盛岡へ戻ります。

気仙沼から盛岡へは、結構距離があるものの、一般道でもかなり直線に近いルートでいくことができます。山道があるので注意は必要ですが、意外と行けちゃう。

昨日の岩泉よりは比較的運転がしやすく、結構手軽に盛岡まで帰ってきてしまいました。ホテルの立体駐車場に車を入れて、夕食へと向かいます。

盛岡でつけ麺

夕食は盛岡駅でつけ麺です。

「つけ麺 和」というお店です。今年、2022年2月にオープンしたばかりのお店だそう。

お店の定員さんたちが、特にホール担当と思われる女性のスタッフはまだ慣れていない感じもする。でも、その女性のスタッフも精一杯対応してくれるし、それをフォローしてくれる、キッチンメインと思われる男性のスタッフ。コロナ禍で滑り出したお店をなんとか軌道に乗せようと、定員さんたちが精一杯やっているのがよく分かります。こういったお店には本当に頑張ってほしい。

つけ麺です。硬さもいい感じで、そして麺には締まりがある。魚介でとった出汁も、出汁自体はとろとろ、でも鬱陶しいような味の濃さもなくとても美味しい。

大満足してホテルに戻ります。レンタカーでの観光は明日で終わりです。

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