【冬の旅2022】7日目 広島・呉へ、そして岡山へ

2022冬&春の旅
2022冬&春の旅日記西日本

旅も7日目。今回の旅は、夏の日本一周旅行ほどの期間は確保していません。旅もまもなく終盤です。

7日目のVlog
スポンサーリンク

新幹線で広島へ、観光列車etSETOraで呉へ

朝は、今回の旅の中でも一番と言っていいほど早い。朝から新幹線で広島へと向かいます。

山陽本線・山陽新幹線で広島へ

今日からはまた、新たなきっぷを使います。「JR西日本中国どこでもきっぷ」です。旅行会社限定での発売で、JR西日本の中国エリア、具体的には岡山より西がほぼ全て乗り放題になるきっぷです。新幹線と在来線の特急列車も、普通車自由席に限りますが乗り降り自由となります。

【2024最新】JR西日本 新幹線乗り放題「WESTERポイント全線フリーきっぷ」発売!「JR西日本 北陸エリアどこでもきっぷ」「JR西日本 中国エリアどこでもきっぷ」が発売
JR西日本で発売されて好評だった「どこでもきっぷ」の2022年版「JR西日本 北陸エリアどこでもきっぷ」「JR西日本 中国エリアどこでもきっぷ」は北陸・西日本エリアが2日間乗り放題。きっぷの購入方法やモデルコースを実体験に基づいてご紹介!

まずは山陽本線の列車に乗ります。名古屋や東京では考えられないような、真っ黄色の列車です。

通学・通勤の需要が意外とあってびっくり。山陽本線で新下関までやってきました。今回利用する「中国どこでもきっぷ」は、新下関から岡山までの新幹線が乗り降り自由となります。昨日まで使っていた「みんなの九州きっぷ」を使い下関までやってきて、ここから「中国どこでもきっぷ」を使うと、実は区間を連続させることができます(新幹線は連続させられません)。

500系新幹線も、引退が近いものと思われます。今のうちに乗っておけてよかった。

広島駅の新幹線待合室は充実

広島駅に到着です。今回の旅では2回目の訪問ですが、路面電車が広島駅についてから3分後の新幹線に飛び乗ったので、実質的に広島駅にしっかりと降り立つのは初めてです。

広島から行き先は呉。呉の大和ミュージアムへ向かいます。大和ミュージアムは実は以前、中学生の頃に行ったことがありますがもはやあまり記憶にはないので再訪問。

この後の在来線までは30分ほどあるので時間を潰します。在来線側には待合室がほぼないので、もう一度、新幹線の改札を入って新幹線の待合室を使います。

新幹線の待合室は、控えめに言ってかなり快適。ワイヤレスのスマホ充電もできてしまう。ここで昨日までの記事をある程度まとめ上げてしまいます。

広島から観光列車etSETOraで呉へ

今回の旅で観光列車に乗るのはもう何度目か。移動しまくりだけど、単なる移動で終わらせないのが今回の旅です。

今日、乗車するのは瀬戸内の景色を楽しむことができる観光列車「etSETOra」です。もちろん、この「etSETOra」についても別途詳しく記事を作るのでお楽しみに。

船をイメージして作られた、全車グリーン車の観光列車です。

なかなかいい感じの雰囲気の観光列車です。呉までは1時間弱。これを終点まで乗り通すと3時間を超えます。3時間はなあ、さすがに長すぎるよなあって思っていたのですが、意外とあっさり呉に着いてしまいました。意外にも観光列車の時間は短く感じるもの。

車内販売では必ずと言っていいほど確認するコーヒー。今回もコーヒーがあったのでコーヒーを注文。それからレモンケーキも注文しました。車内販売でもクレジットカードが使えるのは正直かなりありがたいです。

そんなこんなで、あっという間に呉に到着です。

スポンサーリンク

呉の観光 「鉄のくじら館」と「大和ミュージアム」

呉に着いたので、呉の観光です。

てつのくじら館は入館料無料の自衛隊施設

てつのくじら館は入館料無料の自衛隊の施設です。海上自衛隊の歴史とは切っても切り離せない「掃海」についての展示がメインです。「掃海」とは、海に仕掛けられた機雷を撤去することです。

もちろん、名前と外観でのインパクトにある通り、潜水艦についての展示もあります。半分くらいが潜水艦に関する展示か。

実際に回収された機雷なども展示されています。

実際に運航されていた潜水艦の内部に入ることができます。

展示かかなり充実しています。満足したので続いては「大和ミュージアム」へ向かいます。

大和ミュージアム

続いては呉の観光ではメインとなる大和ミュージアムです。先にネタバレ的なことをしておきますが、もう少しゆっくり観ればよかったなあって思っています。

かなり充実した展示が魅力の大和ミュージアム。呉の歴史から戦艦大和ができるまで、そして特攻隊についての歴史にも言及があります。今回も結局、鹿児島の知覧平和記念館には行けなかった。次に行った時には鹿児島の知覧平和記念館にも立ち寄りたい。

予定通り、大和ミュージアムの見学を12:00過ぎごろに終えました。この予定というのは理由があって、大和ミュージアムの横には「海軍カレー」が食べられるレストランがあるということを知っていたからです。このレストランへ行くために、12時過ぎごろに大和ミュージアムを出たのです。

しかし、なんと新型コロナウイルスの影響で休業中。この後に及んでまだ、新型コロナウイルスの影響で休業、なんてやるのか。なんて思いながらどうしようか考えます。調べたところ、やはりこの周辺にはあまり飲食店に類するものがないので広島駅に戻ってお好み焼きでも食べることにします。

広島駅で昼食

広島駅でお好み焼きを食べます。1回目の「どこでもきっぷの旅」でもここ広島でお好み焼きを食べました。その時は休日だったこともあり、かなり混雑していた記憶があります。

今回は平日であることもあって、空いているお店が多い。これはありがたい。「麗ちゃん」というお店でいただきます。

ここのお店限定のソースなどもあって美味しかった。特に、赤色の辛口ソースが気に入りました。

スポンサーリンク

原爆資料館へ向かうも…諦めて新幹線で岡山へ

続いての行き先は平和記念資料館です。

原爆資料館は臨時休館中だった

広島の原爆ドームも、これまた3ヶ月前に来たばかりですが、平和記念資料館が間も無くクローズの時間帯で入れませんでした。そこで今回、再チャレンジをしようというわけです。広島の平和記念資料館は5年以上前に2回、来ました。

その後、2021年夏の日本一周旅行で長崎の平和記念資料館へ。僕の記憶を辿った中では、長崎の方がより“リアル”な展示が多かったように感じるのです。しかし、ネットなどの評判を見てみると、より広島の方がリアルだと。

5年前以上前からもちろんいろいろなことを知って、いろいろな感性を持つようになってきました。今の感性で、改めて広島の歴史を知っておきたいのです。もちろんリアルだと目を背けたくなるのですが、背けてはならない歴史だと思います。先ほど少し触れた、鹿児島の知覧平和記念館もそう。

ということがあって敢えて今回、広島の平和記念館をスケジュールに入れたのですが…が、なんと休館中。ふざけるなと言いたい。

お祈りだけして広島駅に戻ります。そろそろ14時になるし、おそらく今から岡山に移動すればホテルにもチェックインできる時間になるはず。夕食まで広島で食べたかったのですが…広島では、名物って言ってもお好み焼きと牡蠣くらいしか食べたことがないので、夕食も広島で食べようと思っていましたが、広島でやることもないので一旦、岡山へ向かいます。

岡山へ、そして鷲羽山展望台へ

岡山にやってきました。ホテルにチェックイン。意外とホテルが遠い。

今回、どこでもきっぷを予約するにあたって、正直あまり深く考えずにホテルは予約してしまった。ホテルときっぷのセットで、モデルのホテルとなっているホテルをそっくりそのまま予約してしまった。

後からスケジュールを考えていて思ったんですが、もしかしたら山陰にホテルをとったほうがよかったかもしれない。

まあそれはそれでいいとして、ここからまだ観光をします。続いて向かう先は鷲羽山(わしゅうざん)です。瀬戸大橋が綺麗に見えるはず。

特急南風で児島へ向かいます。JR四国のチャイムが懐かしい。数日前に聞きましたねえ。児島まではJR西日本のエリアなので、今回のどこでもきっぷで乗車できます。

展望台からは瀬戸大橋とその周辺の島々を一望できます。やっぱり、来てよかった。

沈んでいく夕日を眺めます。

この写真、瀬戸大橋を通っていく快速マリンライナーが写っています。何気に写っているのがなかなかいい感じ。

さらに山頂があるのですが、この山頂の存在に気づかず、結構ギリギリの時間になってから登ったので疲れた。

瀬戸大橋の向こう側に太陽が沈んでいきます。

今日もまた、綺麗な夕日を見ることができました。

「どこでもきっぷ」じゃなきゃできない!新幹線で夕食を食べに広島へ!

先ほど少し書いたように、広島の名物ってお好み焼きくらいしか食べたことがありません。

本来であれば、今日は広島で夕食まで食べてくる予定だったのですが平和記念館が閉鎖中だったため岡山へと移動してしまいました。しかし、岡山と広島は、途中無停車ののぞみ号であればたったの35分。さすが、時速300km/hで走り続ける山陽新幹線。

というわけで、ここは思い切って広島へ夕食を食べるためだけに向かいます。これもこれで一つ、ネタになりますからね。

夕食は「お好み焼き以外食べたことないから」という理由で広島で食べたかったわけで、もちろんお好み焼き以外から選択します。広島の地元の食材を使った定食にしました。

広島での行きつけのレストラン街、ekeiへ向かいます。新幹線の改札口の目の前にあるエスカレーターを下りてすぐ、非常にアクセスがいいので気に入っています。

瀬戸内海の食材を活かした料理を提供する「SUISHA」。

ホッとする優しいダシに絡む、のど越し抜群の蕎麦が自慢のお店。

広島では珍しい甘めのダシや、瀬戸内の食材を活かした蕎麦御膳はここでしか味わえません。地元食材を肴に、日本酒もお楽しみいただけます。

ekie公式サイトより

ここで、お蕎麦をいただきます。

お蕎麦は出汁が効いていてなかなかよかった。そして、サーモンが柔らかくて美味しかった。そして、これ、という特定のものではないんだけれども、汁物や小鉢なども美味しい。栄養が偏りがちな旅行中にはとてもありがたい。

夕食を食べたので帰ります。本当にこのまま帰ります。岡山からはるばるやってきたのは、食事を食べるためだけですから。

一応、広島駅のお土産屋さんでもみじ饅頭だけ購入します。ホテルの部屋でのんびりしながら食べようと思います。

明日は、ぐる〜りと山陽から山陰へ回るルートを取ろうと思っています。→この記事を書く直前に調べていたな、どうも天気が悪いので現在検討中。今回の、結局日本を0.8周くらいしてしまった旅も大詰めです。

明日の記事もまた、ご覧ください。それでは。

スポンサーリンク
InstagramとYouTubeも見てね!

コメント