ハワイ・ホノルルの玄関口であるダニエル・K・イノウエ国際空港から、ホテルが数多く立地するワイキキエリアまではおおよそ10km。日本の各空港とは異なり、鉄道やバスでのアクセスはあまり充実していません。
空港に到着してからワイキキエリアまでの移動では、送迎バスやタクシーを利用することになるでしょう。この記事では、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港(旧 ホノルル国際空港)からホテルのあるワイキキまでの移動手段について解説します。
ホノルルの空港とワイキキの間の移動 The Busには大きな手荷物を持ち込めないので注意!
ホノルルも他の大都市と同様、街中に空港があるわけではありません。The Busという路線バスが走っていますが、The Busは荷物の大きさが決まっているので大抵の場合持ち込むことができません。飛行機の機内持ち込み可能な手荷物の大きさが目安のようです。詳しくは下のWebサイトをご覧ください。
そこで大抵の日本人観光客の場合、送迎を自分で手配する必要があります。僕も、空港送迎を自分で手配せねばならないと知ったのは航空券等の予約をしてからでした。
また、2023年にはホノルル鉄道(ホノルル・レール・トランジット)の「スカイライン」が開通しましたが、アラモアナセンターへの延伸は2031年の予定です。まだかなり先の話です。
ホテルまでの送迎サービスを利用する
ホテルまでの送迎サービスも用意されています。旅行パッケージでハワイへ行く場合、その会社が運営している送迎サービスもあります(JALパックやHISなど)。
Roberts Hawaii AIRPORT SHUTTLE
僕が今回手配したのがRoberts Hawaii AIRPORT SHUTTLE(ロバーツハワイエアポートシャトル)です。
現地の空港に日本人のスタッフがいるので安心して利用できます。ホノルルのバスは大抵アメリカ人ドライバーです。このシャトルもドライバーはアメリカ人ですが、空港やアラモアナ・センターの受付は日本人です。受付で日本語でやり取りをしてそれをドライバーに伝えてくれます。英語力に自信がなくても安心です。
僕がハワイへ行った際、ANAオプショナルツアーで予約が可能でしたが、コロナ禍を経て僕が調べるかぎりではできなくなってしまったようです。
次の公式サイトから予約でき、1人あたり$21からです。日本語の予約サイトが完備されているのも魅力的。
手荷物の制限などについても明記されており、日本人を意識した「おもてなし」が感じられるので個人的にはかなりオススメする手段です。
また、アラモアナセンターにラウンジがあり、荷物を預けたりコンシェルジュのサービスを受けたりすることができますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で多少の変更が生じているようです。旅行前にご確認ください。
Honolulu Airport Shuttle
Honolulu Airport Shuttleも、ホノルルの空港からワイキキへの移動手段です。シャトルバスとしては運賃が安く、特に1人で利用するのであれば片道$17と安く、安上がりになるというメリットがあります。
予約は前日までに以下のサイトで予約しておきましょう。
手荷物はスーツケース2個、手荷物1個まで持ち込みが可能です。この制限を超える場合、別途料金が必要になる場合もあるので注意しましょう。
オリオリエアポートエクスプレス
オリオリエアポートエクスプレスは日本の会社・JTBが運営するホテルまでの送迎サービスです。
料金は$26と、先ほどまでの送迎サービスと比べるとやや高く感じられるかもしれませんが、日本の会社が運営しているため予約などが全て日本語で完結するという安心感があります。また、ホノルルの空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)に到着後も日本語を話せるスタッフが対応し、荷物を預かってくださいます。
JTBのツアーを利用していなくても、このシャトルバスだけの利用が可能であることが魅力です。
H.I.Sが運営するホテル送迎サービス
続いてはH.I.Sが運営するホテルの送迎サービスです。
$18〜と格安であり、さらにH.I.Sの公式サイト、つまり日本のサイトから予約することができます。LeaLeaシャトル(ワイキキで多数のバスを運行する会社)による運行です。
こちらも、H.I.Sという日本の会社が運営するシャトルバスであるため、空港では日本人のスタッフが対応してくださいます。
航空会社の送迎サービスは、日本語対応が安心
ここまで紹介した会社以外にも、航空会社も送迎サービスを提供しています。航空会社が提供するサービスの最大のメリットは日本語に対応しているということ。ただしデメリットは、日本からハワイの間でその航空会社を利用しなくてはならないこと、です。
ANAでは、コロナ禍からの回復を見据えて設定を始めましたが、現在ではどうもサービスを中断しているようです(WEBサイトは閉鎖されていないので、今後復活する可能性もあります)。
ANAのホノルル発着国際線を利用する場合に限り、利用することができます。ホテルのラインナップも一定数あり、これからだんだん発達していくと期待しています。
JALの場合も同様のサービスがあります。JALのフライト+ホテルをセットで予約した場合に利用できます。
公式サイトによれば、フライト・ホテルを予約後に追加で、申し込みをすることもできます。値段を確認の上、追加で申し込んでも良いでしょう。
タクシーを利用する
ホノルルの空港からワイキキエリアまではタクシーで移動する方も多くいらっしゃいます。メーター料金では、おおむね$35〜$45程度であり、複数人数で移動するのであればタクシーの方が安上がりになるからです。
タクシーの定額料金を利用する① Charley’s Taxi
Charley’s Taxi(チャーリーズ)は、空港からワイキキの主要ホテルまでの定額サービスを提供している会社です。
ワイキキまでの通常のメーター料金は$35〜$45程度ですが、チャーリーズタクシーでは$31の定額で利用することができます。事前予約も日本語サイトから可能なので安心です。
タクシーの定額料金を利用する② HANA Taxi
ホノルルで利用できる空港からワイキキまでのタクシー定額料金サービスのもう1つとして、HANA Taxiがあります。
こちらもあらかじめ、公式サイトを用いて日本語での予約が可能です。
ライドシェアサービスを利用する
最近、海外で急速に発達してきたのがUberに代表されるライドシェアサービス。アプリを事前にインストールしておけば、到着してすぐ、配車することができます。
Uberなどのサービスで最も便利なのが「お金のやり取りが必要ない」ということ。乗車前にアプリで料金がわかり、予めクレジットカードなどで支払いを済ませることができます。
アメリカにおいては「Uber」と「Lyft」が圧倒的なシェアを持っています。実際に両方を利用し、それぞれを比較・解説した記事を作成しました。
ホノルルの空港からワイキキまではおおよそ$35〜$50程度です。ライドシェアでは予めアプリで確認できるので、確認してから予約しましょう。
通常のタクシーを利用する
これが何も考えなくていい方法です。が、元から通常のタクシーを利用する方はあまり、こういったWebサイトで下調べはしないでしょう。
タクシーではライドシェアと同様、おおよそ$35〜$50程度です。ホノルルの空港に着いたら、黄色の「Taxi」の案内に従って進めば良いので迷うこともありません。
タクシーの車内では大抵、英語でのやりとりになること、支払いもその場で自力で英語を使って行う必要があることが少し難点です。
ホノルル旅行を楽しもう
今回はホノルルの空港からワイキキのホテルまでの移動手段を徹底して比較してきました。
ホノルルに到着してからホテルまで、移動手段はいくつかありました。この記事を参考に、ぜひ楽しいハワイ旅行を送ってください。
これ以外にもハワイの旅行について様々な記事をアップしていますので参考にしてください!
コメント
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