ANA・新B777-300ER プレミアムエコノミー搭乗記 東京・羽田-ロンドン・ヒースロー(NH211)

イギリス・ロンドン
イギリス・ロンドン飛行機

羽田―ロンドン路線は比較的長距離路線ですので、これからロンドンへの旅行をしている方は心配ですよね。今回は新仕様のB777・プレミアムエコノミークラスでのフライトとなったのでしっかり記事に残しておこうと思います。

ANA プレミアムエコノミー搭乗記 東京・羽田-ロンドン・ヒースロー(NH211) 新B777-300ER
ANAが運航するB777-300ER(写真は成田空港にて)

ANAの長距離路線を中心に投入されている機材で、かなり快適な機材です。2023年にはこの機材のエコノミークラスにも搭乗しました。

エコノミークラスについてはこちらの記事からご覧ください。今回はプレミアムエコノミークラスについて、詳しく紹介していきます。

羽田からロンドンという、長距離路線。エコノミークラスではさすがに大変だけれど、プレミアムエコノミークラスなら全然余裕!

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プレミアムエコノミークラスで東京・羽田からロンドン・ヒースローへ

今回僕は、東京・羽田空港からロンドン・ヒースロー空港までANA便を利用しました。エコノミークラスを利用する予定でしたが、入札形式でのアップグレードができたため、プレミアムエコノミークラスを利用することになりました。

プレミアムエコノミークラスに搭乗した経緯

これは他の記事でも書いていますが、Bid My Priceという、オークション形式のアップグレードでプレミアムエコノミークラスにアップグレードしました。

今回はなんと片道2万円でプレミアムエコノミークラスにアップグレードしたのです。おかげでかなり快適な旅になりました。

プレミアムエコノミーの価値については賛否両論あると思いますが、僕は実際に使ってみてかなり快適になるなと思いました。僕が使った時期が閑散期ということもあり、エコノミークラスでは隣に人が来る可能性があったのに対し、プレミアムエコノミーでは基本となりに人が来るということはありませんでした。これは今回のような閑散期についてのみ言えることかもしれませんが、プレミアムエコノミーにすることで数人分の座席を一人で使うことが出来る、ということがあるのでプレミアムエコノミーにアップグレードする価値は十分あると思います。

ANAのWebサイトから購入した場合、入札形式でかなり安くアップグレード出来るよ。エコノミークラスとは快適性がぜんぜん違うから、ぜひとも入札してみよう。

出発前に羽田空港のANAラウンジでのんびり待機

プレミアムエコノミークラス利用の場合でも羽田空港のANAラウンジが使えます。搭乗開始時間になるとANAラウンジ内でもアナウンスしてくれるので、アナウンスまではラウンジで待っていました。

羽田空港のANAラウンジについては別の記事でまとめてあります。今回僕が搭乗したロンドン行きは109番ゲートからの搭乗でしたので、ANAラウンジのすぐ近くでした(※後日注:2024年現在ANAのロンドン・ヒースロー行きNH211便は第2ターミナルに出発ターミナルが変更されました)。

羽田空港のANAラウンジにて

羽田空港のANAラウンジではシャワーを浴びることができます。ロンドン行きの出発時間は11時35分(※後日注:2024年現在のロシア迂回ルートでは9時55分発)、午前ですのでこの時間帯は待つことなくシャワーを浴びられました。長距離路線の前にシャワーを浴びられるのはものすごく大きいですね。今回実感しました。

第3ターミナル・109万ゲートから搭乗

ラウンジ内でのアナウンスがあってから搭乗口へ行ったらすでにエコノミークラスまで搭乗が始まっている時間でした。かなりすんなりと搭乗。それでもプレミアムエコノミークラスの中では2人目か3人目だったので早い方でした。

羽田空港からロンドンへ ANA便で出発
搭乗ゲート

ホノルル路線と違ってロンドン路線は比較的長距離路線ということもあってエコノミークラスは少ないです。The Roomという、個室タイプのビジネスクラスが半分近くを占めています。その後ろにプレミアムエコノミークラスがあってエコノミークラスはがあるので、大型機にしてはすんなりと搭乗できます。僕が利用したのが2月という、もっとも閑散期だったというのもありますが。

これは路線によらないのかな?よく知らないですが、搭乗ゲート前でもANAスタッフによるパスポートのチェックがあります。パスポートと搭乗券を手元に用意しておきましょう。

プレミアムエコノミーでも使えるANAラウンジ、食事も美味しいし何よりシャワーを浴びられるのはとてもありがたい!

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ANAのB777-300ERの機内へ、そして座席へ。

機内へ乗り込み、座席へと向かいます。羽田〜ロンドン路線は高需要路線であり、コロナ禍の極めて短期間をのぞいてB777-300ERが使用され続けています。

ANAのB777-300ERの機内へ、そして座席へ。
ポケモンジェット「イーブイジェットNH」も実は新仕様のB777-300ER

プレミアムエコノミークラス!

先程も書いたように半分近くがビジネスクラスとなっています。そのため、エコノミークラスやプレミアムエコノミークラスの人は後ろの方へ行かなくてはなりません。

プレミアムエコノミークラス!
プレミアムエコノミークラスの座席

今回は新仕様のB777ということで、プレミアムエコノミークラスも新しいシートになっています。今回の機材更新ではどうしても個室化したビジネスクラス、The Roomがメインになっていますがプレミアムエコノミークラスも十分良い。なお、旧型のプレミアムエコノミークラスの様子もレビューしていますのでご覧ください。

ちなみに新仕様のプレミアムエコノミークラスは、ハワイ路線に投入されているA380 Flying Honuのプレミアムエコノミークラスと同じです。A380のプレミアムエコノミークラスについてはおのださんはじめYouTubeでもレビューがあったので、そちらの動画等も参考になると思います。

ANA 羽田-ロンドン便 プレミアムエコノミークラス
ANAロンドン行き プレミアムエコノミークラス

座席に到着すると、プレミアムエコノミークラスではアメニティが配られます。マスクや歯ブラシ、アイマスク、耳栓などがもらえます。コロナウイルスが流行している時期だったということもあってマスクはたくさん持っていたので、歯ブラシとアイマスクをもらいました。

次のアメニティ類は、座席に最初からおいてありました。

  • ブランケット
  • ノイズキャンセリングヘッドホン
  • スリッパ

エコノミークラスとほとんど同じですが、ヘッドホンがノイズキャンセリングになっていますね。僕はBoseの2万円以上するノイズキャンセリングヘッドホンと別の記事で紹介している有線ノイズキャンセリングイヤホンを持ち込んでいたので試しに使ってみた程度ですが、さすがに2万円のBoseのヘッドホンにはかないません。

スリッパのサービスはある程度の距離の国際線なら基本あると思いますが、個人的にはものすごく重宝していますね。機内では基本スリッパで行動しています。

それから、アメニティの入った箱を持って客室乗務員さんが来てくれます。そこで、もらえるアメニティが

  • 歯ブラシ
  • アイマスク
  • マスク
  • 耳栓

です。これらはエコノミークラスでも客室乗務員さんに頼めばもらえるらしいですが、プレミアムエコノミークラスでは客室乗務員さんからアメニティいかがですかと声をかけてくれます。

基本的なアメニティはエコノミークラスと同じ。だけど、歯ブラシ等どうですか~って客室乗務員さんが持ってきてくれるよ!

プレミアムエコノミークラスは、2+3+2の座席配列

プレミアムエコノミークラスはフルフラットにこそならないものの、かなり快適な乗り心地です。座面の厚さがエコノミークラスとは全然違います。

プレミアム・エコノミークラスの座席(ニューヨーク路線にて撮影)

こちらが座席シートになります。座席シートは見た目以上にふかふかでとても快適です。長距離路線ですので、特に寝たい場合などは座席の座り心地は快適性に大きく影響してきます。予想以上にクッション性が高いです。

座席間隔は実際に乗ってみると分かりますが、新幹線と同じくらいです。実際にエコノミークラスは何度も搭乗時たことがありますが、エコノミークラスとは全然違います。何といっても、足を延ばしても膝が前の座席に当たらないのは大きいですよね。

当然といえば当然だけど、座席間隔はエコノミークラスより広い。そして、座席のクッション性も完璧!

新B777-300ER プレミアムエコノミークラスの座席設備

ここでちょっとだけ、ANAのB777-300ERの座席設備の紹介です。「ANA B777-300ERの座席を徹底紹介!」的な記事をしっかり作りたいのですが、いまだに重い腰が上がりません…

プレミアムエコノミークラスにはかなり大きなテーブルが設置されています。エコノミークラスと違って前の座席の後ろにあるタイプではなく、ひじ掛けから出すタイプです。このおかげで、通路側の人がテーブルを出したままでも窓際の座席の人が通路にアクセスすることができます。

ANA 羽田-ロンドン便 プレミアムエコノミークラス
パソコン作業も安心してできる

写真のように、MacBook Air13インチを置いても余裕がありました。おそらくノートパソコンくらいなら余裕で置けると思います。

テーブルは、ロンドンからの帰国便で使った旧仕様のB777とは異なり、折り畳み式ではありません。折り畳み式でも特に不便は感じませんでしたが、新仕様では折り畳み式でないため途中に変な段差ができません。

座席の設備
座席に装備されたユニバーサルタイプの電源

各座席にはユニバーサル電源があります。日本のコンセントはもちろん各国のコンセントに対応した110Vの電源です。USB電源も装備されています。離陸後しばらくしてから着陸まで、安定して使えていました。

大型化された座席モニターは快適に使える
新しいモニターはソフトウエアも変更されている

各座席にはモニターも設置されています。このモニターがかなり大きく、そしてタッチ操作がとてもスムーズだった。

座席の設備
リクライニングのボタンとリモコン

座席はもちろん、リクライニングします。リクライニングとフットレストは独立したボタンになっています。また、モニターをコントロールできるコントローラーもあります。

大型のテーブルもあるし、長距離フライトでは必須のユニバーサルタイプのコンセントも完備!

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離陸、機内食の提供

飛行機は時刻通り、東京・羽田空港を離陸します。羽田空港のC滑走路から、東京湾の方面に向かって離陸しました。

東京・羽田空港を離陸 東京都上空を通り西へ

当然といえば当然ですが、離陸は国内線と同じです。普通に離陸していきます。東京の街を後にします。

ANA 羽田-ロンドン便 プレミアムエコノミークラス
羽田空港を離陸、ロンドンへ

この日は天気も良く、しばらくして安定飛行に移りました。ここからロンドンまで、長い長いフライトの始まりです(僕に取っては過去最長)。

東京・羽田空港を離陸 東京都上空を通り西へ
先はまだまだ長い…

日本からヨーロッパへ向かう路線は、飛行ルートの大半がロシア上空になります。ただ、モスクワよりかなり北を抜けていき、一時的に北極圏にも入ります(※後日注:2024年現在のロシア迂回ルートでは、アンカレッジ沖まで北上、北極海上空を通ります)。

機内食の提供

離陸後まず、おつまみとドリンクサービスがあります。おつまみはANA便ならばどこでも同じように配られるはずです。僕はせっかくの国際線ということもあり白ワインをいただきました。普段飲んでいる安めのワインよりは確実に美味しかったですね。

ANA 羽田-ロンドン便 プレミアムエコノミークラス
離陸後のおつまみとドリンクサービス

そして飲み物の提供後、順次機内食が配布されます。機内食は2種類から選べます。プレミアムエコノミークラスの機内食は基本、エコノミークラスの機内食と同じです。ただしエコノミークラスの機内食にはないデザートが最後につきます。エコノミークラスの機内食と同じですが、プレミアムエコノミークラスは前方に配置されているため、その分早く機内食をもらうことができます。僕が搭乗したのは閑散期だったということもあり、機内食サービス開始後すぐに機内食をもらうことができました。

ANA 羽田-ロンドン便 プレミアムエコノミークラス
機内食の提供

東京大江戸カレーを注文しました。ハワイへ行った時と同様、お米が機内食にしては美味しく満足です。量も十分な量があります。メニューは月ごとに変わるので詳しくは書きませんが、サラダなども充実しているのもありがたいです。そしてさらに、デザートはお決まりのハーゲンダッツです。

今回のメニューは「東京大江戸カレー」でしたが、ANAでは基本的に毎月、メニューを更新しています。

エコノミークラス 機内食・ドリンク
【ANA公式サイト】ANAのエコノミークラス(Economy Class)(国際線)をご利用いただくお客様へ、機内食・ドリンクについてご案内いたします。ANAが提供する国際線の各種サービス情報はこちらから。旅の計画・準備はANAのホームペー...

最新のメニューについてはANAの公式サイトにおいて詳しく案内されています。路線と搭乗予定月を入力することで、メニュー表を閲覧することができます。

当然といったら失礼ですが、地上のレストランで食べるほうがご飯は美味しくできるに決まっています。が、空の上でワインを飲みながらこのご飯を食べるってこと自体がとても楽しいんですよね。

食事自体はエコノミークラスと同じ。けど、プレミアムエコノミークラスのほうが先に食事をいただけるのは大きい!

ANAのお決まり、温かい飲み物も

この食事の際、さらに温かい飲み物はいかがですかとおっしゃってくれます。コーンスープをいただきました。飲み物というより、食事のスープって感じですよね。このスープもとても美味しいです。

ANA 羽田-ロンドン便 プレミアムエコノミークラス デザート
ビジネスクラスのデザート

食事後、デザートが出てきます。さっきハーゲンダッツを食べたのに、です。こちらはエコノミークラスにはないものです。ビジネスクラスのデザートです。少しワインの味がしたように思いますが、とても美味しかったです。

そして、寝る前といいますか、温かい飲み物として緑茶orコーヒーがいただけます。僕はコーヒーを選んでしまったのですが、コーヒー飲むと寝れなくなるんですよね。まあいっかと思って飲みました。

食事の後はデザートも!デザートはビジネスクラスのものが食べられる!

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機内エンターテインメント

機内ではエンターテインメントサービスを使うことができます。新仕様のB777-300ERではモニターもかなり大きくなっており、かなり快適に使うことができます。

大型化された座席モニターは快適に使える

この後、旧仕様のB777にも搭乗したのですが、モニターの操作性がはっきり言って全然違います。新仕様のB777はモニターがかなり大型化しています。そしてタッチの性能もかなりいいです。

旧仕様のB777のシートモニターが10年前のタッチパネルであり、反応しないことすらあるのに対して、こちら新仕様のB777のシートモニターはタブレットPCのような使い心地です。旧仕様のシートモニターと比べて使い心地が圧倒的に上がっています。

ANA 羽田-ロンドン便 プレミアムエコノミークラス
シートモニター

そしてさらに素晴らしいのが、Wi-Fi経由で自分のスマートフォンと接続できること。これは機内Wi-Fiサービスにお金を払わず、無料で利用できます。

今までのANA便でも装備されていたリモコンも、使用できます。座席の膝のあたりについており、ケーブルを伸ばして使用します。

スマートフォンとのリンクしてシートのリモコンがわりにするためには、ANAアプリが必要です。搭乗前に是非ともダウンロードしておきましょう。シートモニターの設定から接続できます。シートモニターに番号が出てきますので、その番号を入力するという形式です。

ANA 羽田-ロンドン便 プレミアムエコノミークラス
シートモニターと接続-映画の画面
ANA 羽田-ロンドン便 プレミアムエコノミークラス
シートモニターと接続-音楽の画面
大型化された座席モニターは快適に使える
インターネット通信は有料

シートモニターとオーディオだけではなく、飛行距離なども連携されています。また、ANAマイレージアカウントとの連携もあるので、前回搭乗時の続きを見ることもできます。

こちらは新仕様の機材の特徴。シートモニターがとても大きくて快適。タッチの性能も完璧!

各座席にはもちろん、電源を完備

各座席には当然、電源が完備されています。ユニバーサルタイプのコンセントが設置されており、日本のコンセント形状でもそのまま、使用することができます。

各座席にはもちろん、電源を完備
ユニバーサルタイプの電源を完備

AC電源の上にはUSB電源も完備されています。この時代にあって、USB電源がType-Cではないのがちょっと残念ですが。

機内の照明は落とされ、自由な時間

さて、食事も終わってエンターテインメントも一通りいじったので寝る時間です。僕は時差ボケ対策で、西へ進むときは基本寝ないようにしているので寝ませんでした。僕は機内Wi-Fiにつないで日本の友達とずっとLINEをしていました。

ANA 羽田-ロンドン便 プレミアムエコノミークラス
照明が落とされる

この写真はiPhone11 Proで撮影したものです。なのでものすごく明るく撮れてしまいました。実際はほぼ真っ暗です。ただ、個人用電灯を使えばそこそこ明るくもなります。この時間は自由に過ごせばよいでしょう。

寝たい人のために、基本的には照明が落とされる。機内Wi-Fiサービスも使えて便利!

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長距離路線らしいのんびりとした時間が流れる

ロンドンまでの所要時間は12時間35分(※ロシア上空を通過していた当時の所要時間。ロシア迂回ルートを飛ぶ2024年現在は14時間25分)です。かなり長い。

ブログを書いたり、日本の人たちと連絡を取ったり

僕は普段から、西回りの路線では機内Wi-Fiに接続してインターネットを使います。今回もインターネットに接続し、日本の人たちと連絡を取ったり、ブログの更新をしたり。

そんなこんなをしているうちに飛行機はどんどん進んでいきます。新タイプのシートモニターを搭載した機種に乗るのは実は4回目。ホノルル往復と福岡→羽田線です。

シートモニターは、この国内線用B777と同じタイプでした。個人的にはこの新タイプのシートモニターのフライトマップが大好きです。

ANA 羽田-ロンドン便 プレミアムエコノミークラス
機内のシートモニターにて

着陸後しばらくしてから機内Wi-Fiサービスが使えます。国際線の機内Wi-Fiサービスは有料です。往路は時差ボケ対策で寝たくないということもあって機内Wi-Fiサービスを利用しました。

ANAにおける機内Wi-Fiサービスについては、別の記事で詳しく紹介しています。インターネット接続の利用を考えている方は、こちらの記事をご覧ください。

ANA 羽田-ロンドン便 プレミアムエコノミークラス
北極海上空を通過中

僕はスマートフォンを使って日本の友達とLINEをしていました。日本からヨーロッパ路線は基本的に北極側を通るようです。直線距離が近いからです。写真のように北極海上空も通過します。

日本ーヨーロッパ路線は主に北極方面を通過する。なので雪景色が楽しめる可能性が大きい!

2食目は軽くスナック

1食目の機内食が終わって5時間ほどするとスナックが配布されます。こちらは5時間しかたっていないこともあり軽いものです。実際これくらいの軽さで十分でした。お菓子がギャレーに準備してあるので少ない分には問題ないんですよね。

2食目は軽くスナック
スナックという設定の2食目の機内食

もちろん同時にドリンクもいただけます。

2食目はスナックという設定で軽めの食事。寝たい人は寝ててもいいと思う。

3食目の機内食、朝食

さて、そうこうしているうちに3食目の機内食が配布されます。こちらは朝食という設定らしいです。なぜ朝食かはよく分かりません。日本時間では夜中11時ごろ、ロンドン時間では昼1時ごろです。

この朝食、見た目はいまいちで脂っこそう。でも食べてみたらとても美味しかったです。脂っこさがあまりなくて、明らかに日本人に合わせてあるように思います。日本で積んできた食事ですからね。

ANA 羽田-ロンドン便 プレミアムエコノミークラス
朝食という設定の3食目の機内食

朝食も2種類から選ぶことができます。こちらも月ごとで更新されているようなので今回は詳しいことは書きません。

朝食も思っていたより美味しい。また冷たい飲み物+温かい飲み物をいただいてフライトを最後まで楽しむ!

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着陸態勢へ、そしてロンドンに到着!

飛行機は順調に進み、ノルウェー・フィンランドなど北欧の上空を通過します。そしてついに、イギリスの上空へ。

着陸態勢に入る前に身支度を整えて…

イギリスがだんだんと近づいてきました。北欧の上空を通過し、東側からアプローチします(※後日注:2024年現在、ロシア迂回ルートでは北極海上空を通り、北側からイギリス上空へと入ります)。

着陸態勢に入る前に身支度を整えて…
ロンドン・ヒースロー空港に向けて降下を開始

ロンドンにつく前に歯を磨きたかったので、客室乗務員さんにお願いして歯ブラシをいただきました。

コップはトイレにも備え付けてありますし、客室乗務員さんに言えばもらえます。着陸前は僕と同様、歯を磨きたいと考える方も多いようです。そして当然、着陸態勢に入るとトイレは使えなくなります。そのため着陸1時間前くらいからはトイレが使用中であることが多かったと思います。プレミアムエコノミークラスでは、一番前中央のところのシートベルトサインの横でトイレの空室状況が確認できます。空室のタイミングを見計らって早めにトイレは済ませましょう。

北欧・フィンランドの上空を通過し、着陸態勢へ

やがて着陸態勢へ入ります。僕が行った2月のロンドンは天気が悪いです。が、その手前の北欧・フィンランドあたり上空と思われる景色はしっかり見ることができました。

北欧・フィンランドの上空を通過し、着陸態勢へ
北欧の上空

先ほどまでの雪景色から、雪のない景色に変わってきました。そしてだんだん高度を下げていきます。僕はシートモニターで前面カメラをみていました。

ANA 羽田-ロンドン便 プレミアムエコノミークラス
着陸態勢へ

前面カメラにも雲しか映らない。と思っていたら突然滑走路が現れました。僕がロンドンに到着した日は風が強かったようで、飛行機はかなり横向きに滑走路に着陸しました。そのため着陸してすぐ方向を戻すため少し揺れたものの、そういった強風の中にしては着陸自体はとても安定していたと思います。

ANA 羽田-ロンドン便 プレミアムエコノミークラス
ロンドン・ヒースロー空港

滑走路からスポットへはすぐに到着しました。 入国審査は自動化ゲートが使用できるようになっており、すぐに入国できます。

かなり昔、よくイギリスに行っていた知人から「イギリスの入国審査はとても厳しい」と聞いており、私自身も最新情報を調べていなかっただけになんだかあっけなく終わってしまいました。

手荷物を受け取って市街地へ

手荷物を受け取ってついに、ロンドンの市街地へと出ます。ここから先は日本人のいない、完全な英語圏になるので気を引き締めたいところ(別の記事で書いていますが、僕はここで痛い目を見ました)。

ANA 羽田-ロンドン便 プレミアムエコノミークラス
ヒースロー空港の手荷物受取ベルト

プレミアムエコノミークラスではプライオリティタグをつけてくれることもあり、すぐ手荷物を受け取れました。

着陸態勢へ入ってからはいつも通り。プライオリティタグを付けてもらえるので手荷物はすぐに受け取れる!

ロンドン・ヒースローから東京・羽田に向かう帰国便では、更新される前のB777-300ERを利用しました。こちらの機材についてもまとめてあります。

ANAの飛行機についてや、そのほかヨーロッパ旅行についても多数の記事を公開しています。併せてご覧ください。

手荷物を受け取って市街地へ
ANAの運航するB777-300ER 東京・成田空港にて撮影
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コメント

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