日本一周の12日目です。本来であれば越後湯沢方面へと向かい、そこからほくほく線などで景色を楽しむ旅の予定でしたが、今日の天気ではそれができない。ということで、今日はほくほく線を乗り通したり、美味しいものを食べたりする旅にする予定です。
新潟駅で「えちご2dayパス」を購入
まずは越後湯沢駅へと向かいます。
新幹線で越後湯沢へ
新潟駅で「えちご2dayパス」を購入します。2,740円で新潟県内のほぼ全ての鉄道が2日間乗り降り自由となる、ものすごくお得なきっぷです。初めに、ほくほく線の発駅である越後湯沢まで向かいますが、もうこの時点でほぼ元は取れてしまいます。2日間のフリーパスと、新幹線特急券がほぼ同額という謎の状況です笑
越後湯沢駅に到着です。この駅、マジで何もない。これくらいなら、途中の駅まで特急で来て、そこから普通列車に乗ってこれば良かった…と後悔しています。新幹線は、僕が乗った次の列車は上越新幹線最速の列車で、新潟の次は大宮、そして終点東京と、途中がほぼ無停車の列車でした。
じゃあ明日のスケジュールはどうしよう…新幹線特急券、地味に高いしなあなんてことを色々と考えます。そもそも、今夜はどこに宿泊するか決めてないし。おそらく、宿泊場所は新潟か上越妙高か燕三条あたりかと思っています。
超快速スノーラビットで直江津へ
ここ、越後湯沢にははっきり言って用事はありません。この先、直江津方面へ行くのですが、ただただ真っ直ぐ直江津へ行っても面白くない、ということで越後湯沢へやってきて、そこからほくほく線の超快速スノーラビットに乗って直江津へ行こうと考えたのです。
スノーラビットという名前の由来は知りませんが、たしかに1両編成でパンタグラフがついていてラビットみたいです。
最初はJR線内をのんびりと走りますが、途中の六日町駅から分岐します。六日町駅から分岐すると一気に列車はスピードを上げていきます。昔はここを、金沢方面の特急が猛スピードで突っ走っていたんだなあって思うと面白いですね。
どんどん加速して、最高速度に到達した頃には直線区間になります。地図を見ればすぐにわかりますが、ほくほく線は途中の十日町周辺と終点・起点を除いてほぼ直線で走り続けます。特急料金が必要ない列車なのに、このスピード、すごいですね。
とにかく直線区間が多く、途中で減速することもありません。ただひたすら、走り続けます。もう少し、超高速運転を楽しめるかなと思っっていたのですが、予想以上にトンネルが多かった。こんなにトンネルが多いとは思っていませんでした。景色を楽しみたいならこの路線に乗るべきではないですね笑
1時間走るのに途中の停車駅はたった1駅、ほくほく線の中間駅の十日町駅です。これ以外は全て通過します。
トンネルを抜けてトンネルのない区間を走行することが多くなりました。しばらくすると直江津に到着です。
直江津からはまた新潟方面に引き返します。普通列車の長岡行きに乗ります。
新潟のグルメを楽しむ!
普通列車で直江津から柏崎へと向かいます。
柏崎の鯛茶漬け
直江津から普通列車で約45分、柏崎駅に到着です。駅前は正直何もない。言い方が悪いが、廃れた商店街という感じ。この柏崎駅の、駅から歩いて2分のところにある「レストラン日本海」で柏崎の名物、鯛茶漬けを食べます。鯛茶漬けが税込1,230円とかなりお手頃です。
鯛茶漬け、もちろん鯛が入っているんですがこれがなかなかさっぱりしていていい。火を通してあるのに魚の臭さがないんですよね。これが鯛の美味しさか。
ひとつだけ注意が。わさびを先にお茶漬けに溶かしておかないと、最後に残ってしまいます。最後にわさびを残してしまっても、お茶漬けは正直、最後にわさびが濃くなってきてしまうんですよね。普通のお刺身とはちょっと勝手が違いますので気をつけましょう。
柏崎からは普通列車で長岡へ
柏崎からは普通列車で長岡へ向かいます。爆睡してたら、意外と進んでいました。この辺は山ばっかりなんですよね。
長岡では燕三条ラーメンを食べようと思って下車したのですが、実際にお店を前にしてみるとさっきのお茶漬けがまだ残ってる…どうも重たいものを食べる気にはなれませんでした。
ということで、ここは諦めることに。やっぱり天気って大事だなあ、少し計画を練り直さないとなあ。新潟県内を観光するのであればやっぱり新潟駅を拠点とするのが便利なんだけれど、今日の夜はどこに泊まるかまだ決まっていない。ということで、ちょっと立て直しを図ります。
と思ったら、次に来る新潟行きの新幹線は「Maxとき」。もうすぐ引退する、2階建新幹線です。これは乗るしかない、ということで、新幹線発車時刻の3分前に決めて、新幹線発車時刻の1分前に改札を通ります。運よく、入線する瞬間にホームに行くことができました。
E4系Maxに乗って
E4系Maxに乗って新潟を目指します。
2階建新幹線、僕は小さい頃に100系に乗ったことがあるらしいのですが記憶にはありません。目の前で見ると、オール2階建てって迫力があります。もちろん、今回乗るのは2階席です。
2階から見ると、少し目線が高い。というか、防音壁より目線が高くなるので外が良く見えます。ただ、長岡から新潟までの新潟県内のたった30分程度の乗車なので田んぼばっかりです。が、少し目線が高くなるだけでなかなか景色は変わってきます。新幹線は防音壁があるのでそれより上か下では違いますからね。
新潟駅に到着です。新潟駅は在来線特急いなほ号との乗り換えを考慮して、端のホームは対面乗り換えができるようになっているんですね。これは便利。博多駅とか小倉駅もそうなればいいのに。あと、僕は名古屋を通過することがないのであまり関係はないですが、名古屋駅もそうすればかなり利便性が高くなるのになあ。
まもなくE4系も引退。2階建新幹線は日本国内から姿を消します。引退前に乗れて良かった。
新潟でもちょっとグルメを楽しみ、久々にのんびりした時間を過ごすことに
天気が悪いと旅行はどうしても行き先がなくなってしまう。ということで、一旦新潟駅のスタバに入って立て直しを図ります。
新潟駅のスタバで立て直しを図る
新潟駅のスタバに入って立て直しを図ります。昨日、スタバへ行こうとも考えたのでやっぱりスタバに入りたくなってしまいました。
抹茶フラペチーノという、名古屋でも飲めるものを飲みます。これだけ長旅をしていると、なんだか普段名古屋でも体験できるものが恋しくなってきます。ちょうど良かった。
ここでiPadを開いてネットに繋ぎ、明日からの予定の立て直しを図ります。まずは明日の予定を考えます。明日の予定を考えた上で、今日はどこに宿泊するかを考えなくてはならないからです。
結局、昨日と同じホテルに再度チェックイン ホテルでのんびりすることに
色々考えた結果、なんというか二度手間にはなってしまうけれども、もう一度だけ越後湯沢方面へ行くことに。今日、天気が悪くて行けなかったところを再度トライすることにしました。というわけで新潟に宿泊するのが安上がり。調べたところ、昨日宿泊した「新潟第1ホテル」がやっぱりいい。さっきチェックアウトしたばっかりのホテルを、ここで再度オンライン予約し、再度チェックインします。これくらいなら連泊にすれば荷物置いてこれたのに笑笑
でも入ってびっくり。これは一度チェックアウトして正解だった。昨日の部屋とは異なり、和室となりました(一番安いプランで予約しているので「お部屋タイプはお任せ」で予約しています)。これはのんびりできそう。ということでのんびりし始めたら気づいたら1時間くらい経ってました。
特急に乗って、ただただ村上牛を食べるためだけに村上へ行こうとも思っていたのですが、これはもう部屋でのんびりしようと方針転換をします。
最後の新潟グルメ
というわけで、最後にまた、新潟のグルメを楽しみます。新潟のグルメツアーって話だったのですが、結局新潟駅で2つを潰すことになります。グルメツアー、お腹がはち切れそうでやばいですね。少なくとも僕には向いていないようです。
最後に新潟駅でへぎそばとタレカツ丼のセットを食べます。
この2つ、マジで主食のセットなのでお腹がやばいです。早い晩御飯だったけど、これで明日の朝までお腹が減ることはないだろうなあ。
この後はホテルでのんびり、動画を見ながら明日以降のスケジュールを考えます。今日も無駄に朝早かったので、早めに寝ます。明日は天気が回復するといいなあ。
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