どこでもきっぷの旅 vol.2 2日目 列車に乗りまくる1日 南紀・白浜を観光

日記
日記西日本
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どこでもきっぷの旅2日目は、まだ行き先が決まっておりません。朝から北陸新幹線に乗って富山を目指します。

1日目の記事はこちらに公開しています。

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朝食を調達しに新幹線で富山へ、そして大阪へ

北陸新幹線に乗車します。新幹線に乗って朝食を調達しに行きます。そもそも朝食を調達しに行こうと思って新幹線に乗ったのではなく、行き先が決まっていないから新幹線に乗ったのでした。

新幹線つるぎ号で富山へ

新幹線つるぎ号に乗車します。E7系新幹線は、日本一周旅行で1度乗っただけ。懐かしいです。

新幹線つるぎ号で富山へ
まずはつるぎ号に乗って富山へ

つるぎ号は、金沢と富山を結ぶシャトル便です。特急しらさぎ・サンダーバードのダイヤに合わせて運転されています。

新幹線つるぎ号で富山へ
金沢は現時点では北陸新幹線の終点の駅

北陸圏内で、そしてたったの2区間で完結することもあり、お客さんはあまり多くありません。一番先頭の1号車に乗車したので、お客さんは僕とあと1人だけ。

新幹線つるぎ号で富山へ
乗客がほとんどいない北陸新幹線の車内

途中の停車駅も新高岡だけです。新高岡を過ぎるとまもなく終点富山に到着です。日本一周旅行の際には見られなかった立山連峰が今日は綺麗に見えています。もう12月ということもあり、雪化粧をしています。富山駅に到着する直前には進行方向左手に見られます。山側の座席ではなく、海側の座席から観られるのです。

新幹線つるぎ号で富山へ
立山連峰が見える

富山駅に到着です。こんな朝っぱらからお店はやってないだろうなあ、とあまり期待せずに改札を出たらちゃんとお店がやってるではありませんか!これは?!ということで「ますのすし本舗 源」で「海鮮美食」を購入します。

新幹線の中でいろいろ調べていた感じ、今日は北陸ではなく紀伊方面か岡山方面へ行こうということになったので富山から折り返します。またまた富山〜金沢間のシャトル便であるつるぎ号に乗って金沢へ向かいます。このつるぎ号に乗車すれば金沢から関西圏への速達型サンダーバードに乗車することができます。

新幹線つるぎ号で富山へ
富山駅で朝ご飯を購入

つるぎ号は20分ほどしかありません。一方、金沢から新大阪までの特急サンダーバード号は片道2時間半ほどかかります。富山で購入したお寿司はたっぷり時間のあるサンダーバード号の中でいただきます。

特急サンダーバードで新大阪へ

結局、北陸は全く観光せず、美味しいものを食べるだけ食べて関西へ帰ることになりました。どのみち、どこでもきっぷのエリア内では最もホテルが安かったのが金沢だったので、安いホテルに泊まるためだけに金沢へきた、ということでもOKと思ってきたので大丈夫です。金沢で宿泊したホテルは今年の10月に開業したばかりのホテルで、かなり安く泊まることができました。予算重視の格安ビジネスホテルなので、極めて快適とは言い難い。でも、ビジネスホテルとして最低限の設備は全て揃っているし、何よりWi-Fiが今まで使ったホテル・自宅など含めて体感では最も速かった。インターネットの速さは快適性に直結するんだと改めて実感しました(僕は自宅で、SoftBank Airを使っているのでお世辞にも速いとはいえません。早く5Gに対応することを期待します)。

特急サンダーバードで新大阪へ
建設中の北陸新幹線の高架橋

金沢からは特急サンダーバードに乗って新大阪へと向かいます。まもなく北陸新幹線が延伸開業すると、金沢〜敦賀間の特急列車は全面的に廃止されるそうなので、北陸本線の特急列車が楽しめるのは今だけです。

特急サンダーバードで新大阪へ
朝ご飯は鱒寿司

特急サンダーバード。自由席は窓側がほぼ埋まっておりかなりの混雑。大阪までは片道おおよそ2時間半、結構時間がかかるにも関わらず、です。これを見ていると「北陸新幹線を大阪まで」という理屈はよくわかります。

特急サンダーバードの車内にはWi-Fiなどの設備はありません。Wi-Fiと全席にコンセント設置を期待したいですが、少なくとも北陸新幹線敦賀延伸で車両の数に余裕ができるまでリニューアルされることはないでしょう。

特急サンダーバードで新大阪へ
湖西線を高速で駆け抜ける

湖西線を高速で通過します。この辺りは踏切がなく、特急サンダーバードの高速通過のために直線的に整備されています。同時に通勤路線としても活躍している。鉄道路線としては理想的な形ですね。

新大阪駅で駅弁を購入

ここからまた、特急を乗り継ぎます。1日の半分以上が列車の中で終わります。

僕はそもそも、旅をしながらブログ記事を執筆するのが好きです。鉄道、特にテーブルがある特急列車はブログ記事を書くのに適した環境です。鉄道に半日以上乗り続けるということに耐えられるのはそのためです。

新大阪駅で駅弁を購入
移動時刻のお供・駅弁

動いていないにも関わらずお腹は空くので、新大阪駅で駅弁を購入します。新大阪駅の新幹線改札前にある駅弁屋で、にぎわい御前を購入。これは特急列車の中で食べようと思います。

新大阪駅で駅弁を購入
みずほ号の指定席を確保

同時にここで、今夜の新幹線指定席券を確保。みずほ号で博多までの指定席を確保してしまいます。今日は10時間近く列車に乗り続ける旅になりそうですね。

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和歌山・紀伊半島をちょびっと観光

続いて向かう先は和歌山県、紀伊半島です。特急列車で白浜まで移動し、白浜を拠点としていくつか観光をしようと考えています。

特急くろしおで白浜へ

向かう先は白浜です。

特急くろしおで白浜へ
パンダくろしお号がやってきた

特急くろしおは和歌山方面、大して混雑しないだろうなんて考えていたら大間違い。自由席の乗車口にかなりの列ができています。

しかし、列車の構造上、2号車の後ろよりには扉がありません。3号車の列に並んでいた人は3号車の中に入って行き、2号車の列に並んでいた人は手前から座って行くので2号車最後尾の席は空いたまま。コンセントのある2号車最後尾を確保できました。

特急くろしおで白浜へ
枕カバーもパンダ仕様

最近はVlogの撮影を始め(編集を全くしておらず放置中W)たため、iPhoneのバッテリー消耗がかなり早くなっています。今までであれば、朝から晩まで充電せずに持ったのが、今では1回は充電しないと持ちません。ただ、1日数十GBの動画を撮影し続けていて、さらにはiPadへデザリングをして、さらに無計画な旅の計画をその場て立てるためにモバイル通信で時刻表や観光情報を表示して、Mapで道案内をして…これだけ旅の相棒として活躍でき、さらにポケットに入るサイズにも関わらず1日1回の充電で保つってよく考えればすごい。

特急くろしおで白浜へ
新大阪の駅弁「にぎわい御膳」をいただく

お昼ご飯です。「にぎわい御前」という、新大阪のお弁当です。分量が僕にとってはやや多かったですが、美味しくいただきました。

お弁当を食べてからは列車内でお昼寝をし、そしてここまでの記事を書きと、かなり充実した時間を過ごします。鉄道での旅はもう慣れたもので、観光以外の大抵のことは列車の中で済ませられるようになりました。移動時間はかなり有効活用できていると思います。

和歌山駅を過ぎるとだんだんと柑橘系の畑が多くなってきます。和歌山、紀伊半島にきたぞ!という感じがしてきます。

白浜・三段壁へ

白浜に到着です。

白浜・三段壁へ
白浜駅に到着

白浜ではバスに乗り換えて観光をします。白浜はバス路線がそこそこあるため、バスを使えば観光ができてしまいます。そして何より、白浜のバスは本数が多い。特に観光地を貫く路線である白浜駅〜三段壁の路線は1時間あたり3本〜最大5本まで確保されていて本当に便利。地方の観光地へ行くと、バスの本数が極めて少ないため使いようがなく、それゆえにお客さんが少ないという様子を数多く見てきました。

バスでやってきたのは三段壁公園です。

白浜・三段壁へ
三段壁

三段壁は断崖絶壁。でも、実はこの真下にちょっとした洞窟があります。海と繋がっていることから、源平合戦で源氏に味方した「村上水軍」が隠れ家として使っていました。

白浜・三段壁へ
断崖絶壁の下までやってきた

断崖絶壁の下、洞窟の部分は観光地として整備されています。入場料を支払うことで入ることができます。エレベーターで手軽にいけるので結構楽ちん。

白浜・三段壁へ
村上水軍が隠れ家としていたところ

この辺りに船で入ってきて、ここに船を停泊させて本拠地としていたそう。

白浜・三段壁へ
水飛沫が

奥へ行けば行くほど波は高くなります。しまいには、一番奥のところで大きな水しぶきに変わります。

白浜は泊まりで来るべきところだった

結局、三段壁を観光していたら時間が過ぎてしまいました。今回の旅で分かったことは「白浜は泊まりで来るべきところだった」ということ。ビジネスホテルは少なく、観光ホテルが多いため、一人旅メインのぼくにとっては少し難しいところがありますが。

白浜は泊まりで来るべきところだった
白良浜は通過

これで次にしたい旅のテーマがひとつ増えました。「紀伊半島一周旅行」です。紀伊半島一周は、実は一度考えたことがありました。鉄道で、頑張れば1日で紀伊半島を名古屋から新大阪まで一周できます。が、途中下車せずに紀伊半島を一周するなんて、そんな勿体無いことはない。それが今回の旅でわかりました。どこでもきっぷのフリーきっぷの旅では、こういうことがわかればOKという覚悟で来ているのでまあよしとしましょう。

ここからはまたまた、怒涛の移動ラッシュが始まります。明日の予定を考えた時、今日の目的地として設定したのはなんと九州・博多です。

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朝も夜も、結局移動ラッシュ

ここ白浜から新大阪を経由して博多へと向かいます。

白浜からオーシャンアローに乗って新大阪へ

まず乗車するのは特急くろしお、そのうち今回乗車する列車は「オーシャンアロー」編成で運転される列車です。

白浜からオーシャンアローに乗って新大阪へ
オーシャンアローで新大阪へ戻ります

オーシャンアローの車両はあまり多くなく、今回は偶然にも最終の「みずほ」にギリギリ乗り換えられる特急くろしおがオーシャンアローでの運転だったので乗車したのでした。

最近はブログの成長戦略の一環として、車両の徹底紹介記事の充実を図っています。このオーシャンアローをはじめとしたくろしお号ももちろん、徹底紹介記事を作成します。

白浜からオーシャンアローに乗って新大阪へ
またまた駅弁

またまた駅弁です。紀州の鳥を使ったお弁当「弁鶏」を白浜駅で購入しました。

白浜からオーシャンアローに乗って新大阪へ
タレが美味しくて、肉も歯応えあり

タレが美味しく、お肉も歯応えがあってなかなか良かった。

新大阪では、特急くろしおが到着してから指定席を確保してある新幹線みずほ号の発車時刻まで5分しかありません。5分で、在来線ホームから新幹線ホームへ移動する必要があります。ただ、新幹線は今回の旅や日本一周旅行で使いまくって慣れています。そのため、新大阪駅の構造ももはや頭に入っているので大急ぎで移動します。

新幹線みずほ号で博多へ

新幹線乗り換え改札口へ急ぎ、ここから新幹線に乗り換えます。

新幹線みずほ号で博多へ
みずほ号に乗り換え

新大阪駅の在来線特急から新幹線みずほ号まで、なんと1分半で乗り換えができました。慣れているのでね。全然余裕だったどころか、ホームへ行った頃にはまだ、清掃中で車両のドアは空いていませんでした。

ここからさらに博多まで2時間半あります。ホームの自動販売機でコーラを購入しました。コーラなんて飲むの、何年ぶりだろう。

みずほ号の乗り込みます。最近はみずほ号・さくら号に、のぞみ号並みに乗りすぎて慣れてきてしまいました。ぼくのお気に入りは、半室がグリーン車となった6号車の普通車指定席。他の車両と比べて客室の広さが半分なので、ちょっとしたプライベート感があってすきです。

新幹線みずほ号で博多へ
岡山駅に到着

今まで通ってきた距離の3倍以上の距離を同じ時間で走破してしまうんですからすごいですよね。さすが陸の王者・新幹線。

新幹線みずほ号で博多へ
博多で博多ラーメン

博多駅に到着です。博多ラーメンが食べたすぎたので博多ラーメンを食べてホテルへチェックイン。今日もお疲れ様でした。

3日目の記事はこちらに公開していますので、こちらもチェクしてくださいね。

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