成田空港へのアクセス比較 安く移動するには?電車の料金は?駐車場は?など詳しく解説

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日本の空の玄関口・成田空港。羽田空港と比べて遠いため、都内からどのように行くか、迷っていませんか?日本の玄関口として発展してきた成田空港へは多くの交通手段があるものの、今では多くなりすぎて複雑になっているのも事実。そこで今回は過去10回以上、成田空港を使ってきた私が、

  • 鉄道やバス、車など多くの手段を一気に比較
  • それぞれのメリット・デメリットを紹介
  • 鉄道については6パターンそれぞれを詳しく紹介

していきます。加えて、成田空港でのターミナル間移動についても解説します。羽田空港からの国際線が増えてきた今でも、海外へ行く時に利用する機会は多くあります。そんな成田空港へのアクセスを一気に比較し、自分に合った移動方法がわかるような記事になっています!

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成田空港へのアクセスを比較

まず初めに、成田空港への主要アクセス手段を比較します。東京都内からの成田空港へのアクセスは主に、

  1. 鉄道を使うアクセス
  2. リムジンバスを使うアクセス
  3. タクシーを使うアクセス
  4. 自家用車でのアクセス

の4通りとなります。この章では、各ニーズに応じて、どのアクセス手段が最適であるかを端的に解説します。それぞれの移動手段については、後の章で解説します。

東京都内から成田空港へのアクセス手段を一発比較!

鉄道についてはさまざまあるため、詳しくは次の章でも比較しますが、主要な鉄道アクセスを記載してあります。

移動手段発駅料金(ICカード)所要時間
鉄道:京成スカイライナー(指定席)京成上野駅合計 2,557円 (1,257円+特急料金1,300円)43~50分
鉄道:JR成田エクスプレス(東京駅→成田空港駅)東京駅合計 3,072円 1,342円+普通車特急券1,730円54~60分
鉄道:JR総武線・成田線(東京駅→成田空港駅)東京駅1,342円90~100分
リムジンバス東京駅1,300円~約70分
タクシー東京駅23,000円+有料道路代約60分
自家用車都内各地1,500円/日程度+有料道路代約60分
成田空港へのアクセス比較

東京駅起点で考えると、最も最安の移動手段はリムジンバスになります。ただし、東京駅〜成田空港はリムジンバスが安価ですが、それ以外(渋谷駅〜成田空港など)はかなり高い(2,000円など)です。そのため、JR在来線でのアクセスが安価になります。

時間の側面で見れば、都内〜成田空港アクセスでは京成スカイライナーがトップになります。駅までのアクセスを考えると、タクシーが最速手段となります(駐車場への入場時間がないため)。

東京都内から成田空港へのアクセス手段を一発比較!
日本の玄関口・成田国際空港

スピード重視なら指定席の特急列車がおすすめ

成田空港へ向かう際、スピードを重視するならおすすめなのが指定席の特急列車、特に京成スカイライナーです。私鉄の在来線特急ではあるものの、最高速度160キロで成田空港までを駆け抜ける、最速の在来線です。

また、東京都内の新宿・渋谷、および横浜などからのアクセスには成田エクスプレスがおすすめです。成田エクスプレスは実際のスピードこそ京成スカイライナーほどではないものの、東京・新宿・渋谷・横浜などの主要駅から乗り換えなしでアクセスできるため実質の所要時間はかなり短くなります。

主要駅からは鉄道、またはシャトルバスがおすすめ

東京都内の主要駅からのアクセスは、鉄道またはシャトルバスがおすすめです。成田空港にはJR線が乗り入れているため、東京都内のJR各駅からであればかなり割安に移動できます。

また、主要駅などを発着するシャトルバスは、リクライニングする座席(通勤電車とは異なる座席)で、乗り換えなしでアクセスできるのでおすすめです。ただし、シャトルバスは東京駅発着のシャトルバスを除いてやや値段が高いこと、定時性の面で劣ります。

これらのことから、

  • 荷物がそこまで大きくなく、エレベーター・エスカレーターありの乗り換えくらいは余裕ならばJR線で
  • 荷物がかなり大きく、時間にある程度余裕を持って移動できるのであればシャトルバスで

の移動がおすすめです。シャトルバスは、路線によっては本数が少ないので、自分が空港に到着したい時間のシャトルバスの時刻表と合わせて判断すると良いでしょう。

主要駅からは鉄道、またはシャトルバスがおすすめ
空港バスも運転

複数人での移動であれば自家用車の利用がおすすめ

複数人で移動するのであれば自家用車が便利です。ドア・トゥ・ドアでアクセスできます。成田空港の敷地内だけでも5000台以上の駐車場が用意されています。

駐車場 | 成田国際空港

最新の駐車場料金および駐車場の空車状況については、成田空港の公式サイトをご確認ください。この記事を執筆している2024年9月の連休には、ほぼ全ての駐車場が満車となっています。連休や年末年始などを中心に満車になることもあります。その場合、駐車するために想定以上の時間を要する場合があるので注意してください。

早朝便での出発・深夜便での到着には空港ホテルも完備

成田空港は東京発着・国際線の要衝です。早朝から深夜まで、世界各国からのフライトが発着します。深夜0時から早朝6時までは発着ができないルールとなっているため、超深夜便などはありません。ただ、都心から距離があるため早朝便(7時代発のフライトなど)を利用する場合は空港に宿泊した方が便利です。

本記事は「成田空港へのアクセス」について解説しているため詳しくは紹介しませんが、成田空港内のカプセルホテルなどについては別記事でご紹介しています。

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鉄道でのアクセスは2社・3路線と選択肢が多い

ここまで、成田空港へのアクセス手段を大まかに解説してきました。実際に最もメジャーなアクセス方法が鉄道を使うアクセス。都内からやや距離があることもあって、成田空港までは複数の鉄道アクセスが用意されています。また、有料特急(座席指定制)から無料の快速なども走っており「鉄道」とひとことで言っても幅広いです。

成田空港への電車は主に6通りがある

成田空港への鉄道には主に6通りがあります。3つの異なる路線「京成成田スカイアクセス線」「京成本線」「JR総武線・成田線」があり、それぞれの路線に無料(座席指定なし)の列車と有料特急列車(座席指定あり)が走っています。

文章で表現してもわかりにくいので、一覧としてまとめると次のとおりです。

路線利用列車料金(ICカード)所要時間列車の特徴
京成成田スカイアクセス線京成 スカイライナー (京成上野駅〜成田空港駅)1,257円+特急料金1,300円43~50分全席指定席。京成上野・日暮里からの最速手段。
京成 アクセス特急 (京成上野駅〜成田空港駅)1,257円約70分通常の通勤電車で、全席自由席。 停車駅が絞られており、品川などからスピーディーにアクセスできる。
京成本線京成本線 特急など (京成上野駅〜成田空港駅)1,042円特急:約80分 各駅停車:約130分通常の通勤電車で、全席自由席。 都内〜成田の中間駅で効率よく乗り換えできるのが魅力。
京成本線「イブニングライナー」など (京成上野駅〜成田空港駅)1,042円+特急料金450円約80分全席指定席。スカイライナーの車両を使用。 スカイライナーと異なり、都内各所で停車しながら成田空港へ向かう。
JR総武線・成田線JR特急 成田エクスプレス (東京駅〜成田空港駅)1,342円+普通車特急券1,730円 ※グリーン車の場合、4,000円54~60分全席指定席。成田エクスプレス用の車両で運転。コンセント・Wi-Fi、荷物置き場などを完備。
JR線 総武線・成田線 (東京駅〜成田空港駅)1,342円90~100分通常の首都圏で使われるJRの電車で、全席自由席。 グリーン車(自由席)も連結されている。
成田空港へのアクセス鉄道の比較

都内と成田空港を最も直線的に結び、最も速いのが成田スカイアクセス線経由のルート。2010年に開業したルートで、計画段階で頓挫した成田新幹線の用地を一部流用しているため、かなり新しい線路です。京成電鉄の場合、成田スカイアクセス線(2010年開業)経由の場合と京成本線経由の場合で運賃が異なるため、注意が必要です。

都内から成田空港で見ると「成田スカイアクセス線」のルートが最速であり、JR線は劣勢です。ただ、JR線は都内に幅広くネットワークを持っているのが強みで、駅によってはJR線を使ったほうが早い場合もあります。

以下では、以上の鉄道・6通りについて詳しく解説します。

[指定席]京成アクセス線「スカイライナー」

都内から成田空港まで、最速の移動手段が京成スカイアクセス線特急「スカイライナー」を使う方法です。在来線としては国内最速の160km/hで運転される列車で、京成上野駅や日暮里駅から成田空港までのアクセスでは、ダントツの速さを誇ります。

京成「スカイライナー」を利用する場合、日暮里駅からの所要時間は36分。スカイライナーは全席指定席で、指定席券「ライナー券」が必要であり、値段は1,300円です。乗車券と合わせて合計2,570円(ICカードを利用する場合2,557円)です。

スカイライナーの車内にはWi-Fiはもちろんのこと、全席にコンセントが設置されています。成田空港へのアクセスを前提に設計された特急列車であるため、荷物置き場なども充実。デッキも広々としているので、大きな荷物があっても使いやすいのが特徴です。

外国人観光客、特に韓国や中国からのお客さんの利用も多いため、せっかくの指定席特急でありながら快適性が少し低いと感じてしまう人もいるかもしれません。

[指定席]京成アクセス線「スカイライナー」
京成のスカイライナー

[自由席]京成アクセス線「アクセス特急」

京成のアクセス線(2010年開業の、成田空港まで直線的に結ぶルート)を通る列車で、指定席料金が不要なのが「アクセス特急」です。車両自体は通常の通勤列車と同じであり、一部列車は品川駅や羽田空港などから直通してきます。

京成上野駅(スカイライナーの始発駅)からの列車と同時に、都営地下鉄浅草線、およびその先の京急線方面に直通する列車が設定されています。都営地下鉄浅草線に直通する列車を利用することで、浅草や日本橋、新橋、品川など都心から乗り換えなしでアクセス可能となります。

前述の「スカイライナー」などは羽田空港には乗り入れていないため、羽田空港⇄成田空港の空港間移動(地方に住む日本人にも意外と機会がある)には最適な方法です。ただし、羽田空港や浅草線方面へ直通する列車はそこまで本数が多くはないため、途中で乗り換えをする必要がある場合もあります。羽田空港へのアクセスについては、「羽田空港へのアクセス徹底比較!電車・バスのメリット・デメリットは?オススメの公共交通機関は?」で解説しています。

京成のスカイアクセス線経由の「アクセス特急」を利用し成田空港まで行く場合、日暮里駅からの所要時間は約60分、料金は1,270円(ICカードの場合は1,257円)です。

[自由席]京成アクセス線「アクセス特急」
一部の列車は羽田空港へと直通する

[指定席]京成本線「モーニングライナー」「イブニングライナー」

「モーニングライナー」および「イブニングライナー」は、京成電鉄が主に通勤客向けに運転する座席指定制の特急列車です。名前の通り朝・夕しか走っておらず、通勤利用が想定されているため成田空港まで直通しない列車も多くあります。

夕方に都心から成田空港へと運転される成田空港行き「イブニングライナー」では、京成上野駅を21:00に出発し成田空港に22:18に到着する列車が始発です。最終列車は23:00に京成上野駅を出発し成田空港には24:13に到着するダイヤとなっています。2024年現在、成田空港を出発する最終便は23:05発のフィンエアー・ヘルシンキ行きとなっており、イブニングライナーは主に翌朝発のフライトを利用する人が前乗りする場合に利用することになるでしょう。

モーニングライナー・イブニングライナーについては、「スカイライナー」の記事内で過去にご紹介しています。

[自由席]京成本線「快速特急・特急」

料金を抑えて電車を利用したいときにおすすめなのが、京成電鉄の快速特急・特急です。スカイアクセス線ではなく京成本線を経由するため、運賃自体が「アクセス特急」より安くなります。

京成上野駅から成田空港までの所要時間は約80分、日暮里駅からは約75分です。他の移動手段と比べて時間はかかりますが、日暮里駅からの料金は1,050円(ICカードの場合は1,042円)と安くなります。時間に比較的余裕があって、安価に移動したい場合に便利です。

また、京成本線沿線から成田空港へ向かう場合にも、京成本線の快速特急・特急が便利です。

[指定席]JR線特急「成田エクスプレス」

続いてはJR線で成田空港へアクセスする方法です。JR線は京成線とは異なり、成田空港への路線は1路線しかありません。その路線に追加料金不要の快速列車・普通列車と、全席指定席の成田エクスプレスが運転されています。

全席指定席の特急「成田エクスプレス」は、「横浜・大船方面」「大宮・池袋方面」の2系統のルートが運転されています。東京駅〜成田空港駅の間では新宿発着の列車と、横浜・大船発着の列車が併結運転されます。

東京駅からは最短50分で、普通車指定席の特急料金は1,730円です。乗車券と合わせると3,070円(ICカードの場合は3,072円)になります。全席指定席で自由席の設定がありませんが、JR東日本のネット予約「えきねっと」で、「在来線チケットレス特急券(トクだ値)」を利用すると、乗車当日の予約でも通常料金の35%割引が受けられます。

車内ではWi-Fiや電源も整っているほか、ダイヤルロック式の鍵を備えた大型荷物置き場もあります。元々、成田エクスプレス専用の車両としてデビューしたE259系で運転されるため、大きな荷物などがあっても安心して利用できます。

JR線の特急列車や新幹線は「乗車券」と「特急券」のセットで利用することができます。そのため地方に住んでおり、そこから成田空港に移動して海外へ向かう場合に便利です。僕がよく使うのが「名古屋→成田空港」の乗車券を購入し、そこに新幹線・成田エクスプレスの指定席券を別途購入して移動する方法です。

[指定席]JR線特急「成田エクスプレス」
東京都心へと直通するJR特急「成田エクスプレス」

[自由席]JR線 総武線・成田線快速

続いてはJR線の列車で、指定席料金不要で成田空港へと向かうことができる手段です。JR総武線・成田線の快速・成田空港行きで成田空港に行く場合、東京駅からは約75分で、料金は1,340円(ICカードの場合は1,342円)です。

東京駅周辺の主要駅にも停車するため、総武線の各駅からのアクセスに便利です。グリーン車が連結されているため、必要に応じてグリーン車を利用することで快適に移動することができます。

JR線は都内をはじめとした首都圏各方面への充実したネットワークを持っています。時間はかかるものの安価に移動できます。

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鉄道での乗り換えが必要な行き先にはシャトルバスが便利

前章では鉄道を使った成田空港へのアクセスを紹介してきました。鉄道での移動は定時性に優れ、安価で便利ですが駅によっては乗り換えが必要です。乗り換えをせずに主要都市から成田空港へとアクセスできる手段がシャトルバスです。

各社がシャトルバスを運転中

成田空港へのシャトルバスは、さまざまな会社が運転しています。2024年現在、主に以下の会社が成田空港へのシャトルバスを運転しています。

  • エアポートバス東京・成⽥
  • 東京航空交通(リムジンバス)
  • 京成バス
  • 成田空港交通
  • 千葉交通
  • WILLER EXPRESS
  • ジェイアールバス関東
  • 成田シャトル
  • 小湊鉄道
  • 千葉内陸バス

WILLER EXPRESSなど、事前にネットで予約・決済することで割引を受けることができるバス会社もあります。

主要な行先へのバス料金は以下の通りです。特に東京駅は「AIRPORT BUS TYO-NRT」(エアポートバス東京・成田(TYO-NRT))が運転されており、片道1,500円〜とかなり安価に移動することができます。

出発地料金(1人あたり)所要時間
東京駅1,500円~約70分
新宿駅3,200円~約100~120分
渋谷駅1,900円~約90~110分
シャトルバスの料金・所要時間

ここに掲載している東京駅や新宿駅、渋谷駅などは「成田エクスプレス」でも乗り換えなしで利用できますが、これ以外に直通の列車がない地方へもバスが設定されています。都内の主要箇所・主要ホテル、神奈川県、千葉県、埼玉県と各地から発着しているため、出発地点に応じて柔軟に利用できます。

出発地・路線にもよりますが、成田空港までの標準的な所要時間は60分~120分程度です。着席が保証されたリクライニングシートで、乗り換えなしでアクセスできるというのがバスのメリットです。また、車内は比較的空いていることが多く、快適に移動できます。

東京駅への直通アクセスならエアポートバス東京・成田がおすすめ

東京駅から成田空港への直接のアクセスには、「TYO-NRT(エアポートバス東京・成田)」がおすすめです。エアポートバス東京・成田は、「東京駅」「銀座駅」「東雲イオン前」にバス停があります。料金は片道1,500円(深夜早朝便を除く)で、所要時間は60分~70分(交通状況によって変動あり)程度です。バス会社自体は12社と、さまざまな会社によって運転されているものの、時刻表は一括で作成されるなど会社の違いは感じないよう配慮されています。

なお、早朝・深夜の便(23時〜4時59分に出発の便)は倍額運賃として3,000円がかかるため、注意してください。2024年現在、早朝・深夜の便はほぼ運休中で、成田空港から東京駅へ向かう最終便(成田空港第3ターミナル23:20発)のみが倍額運賃の対象となっています。

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自家用車やタクシーでの移動も 駐車場も完備

公共交通機関として鉄道やバスでの移動方法を解説してきましたが、自家用車やタクシーでの移動も可能です。最初の章でも解説した通り、駐車場も完備されています。

タクシー移動

タクシーで都内から成田空港まで移動する場合、おおよそ2~3万円ほどかかります。運賃だけでシャトルバスの10倍以上となり、さらに高速道路料金もかかってきます。

所要時間についても、東京駅から成田空港までは約55分、新宿駅・渋谷駅から成田空港までは約65分です。鉄道の方がやや早い。

成田空港では定額タクシーの設定もあります。定額タクシーの料金・所要時間の目安を表にまとめておきます。

出発地料金(1台あたり)所要時間
東京駅23,000円+有料道路代約55分
新宿駅25,000円+有料道路代約65分
渋谷駅25,000円+有料道路代約65分
参考:東京ハイヤー・タクシー協会

自家用車を使う場合とは異なり、駐車場への入場などに時間がかかりません。ただ、鉄道の方が早く時間にも正確であるため、自宅から最寄りの空港鉄道駅までタクシーを使う程度がおすすめです。

成田空港の駐車場料金

成田空港には駐車場があります。成田空港公式の駐車場が成田空港内にあり、多くの方がこの駐車場を利用します。駐車場の料金は駐車場によって多少、異なります。

成田空港の駐車場料金
ターミナルから歩道で直結している駐車場

①P-1、P-2、貨物地区の駐車場料金

P-1、P-2の駐車場は各ターミナルから直結した駐車場です。第1ターミナル(主にスターアライアンス系列など)の場合はP-1が最寄りの駐車場、第2ターミナル(主にワンワールド系列など)の場合はP-2が最寄りの駐車場となります。

時間料金
3.5時間まで260円/30分
3.5時間超~24時間2,100円(定額)
24時間超 ~120時間(1日目超~5日目)260円/30分(24時間毎の上限2,100円)
120時間超~(6日目超~)120時間までの料金10,500円+530円/24時間
P-1、P-2、貨物地区の駐車場料金

長くなればなるほど時間あたりの料金は比較的安価になってきます。目安として、2日で4,200円程度、3日で6,300円程度、5日で1万円程度、その後は1日あたり530円追加となります。

②P-3、P-5の駐車場料金

P-3およびP-5の駐車場料金です。P-1およびP-2と比べてターミナルから遠い場所に立地しているため、少しだけではありますが安くなっています。

時間料金
3.5時間まで210円/30分
3.5時間超~24時間1,570円(定額)
24時間超~120時間(1日目超~5日目)210円/30分(24時間毎の上限1,570円)
120時間超~(6日目超~)120時間までの料金7,850円+530円/24時間
P-3、P-5の駐車場料金

駐車料金の目安として、2日で3,200円程度、3日で4,800円程度、5日で7,900円程度、その後は1日あたり530円追加となります。

なお、24時間以上利用し、かつ深夜割引0:00~早朝08:00に入庫、または深夜22:00~02:00に出庫する場合は早朝・深夜料金が適用されます。24時間以上48時間以下の場合は駐車料金が半額に、48時間以上の利用の場合は1日分の駐車料金が割引になります。

成田空港で駐車場を利用するなら、事前の予約がおすすめ

成田空港の駐車場は事前予約が可能です。成田空港の公式サイトから、駐車場を選択の上で予約ができます。

駐車場 | 成田国際空港

事前に予約しておくことで、飛行機の時間があるにもかかわらず駐車場が満車で、やむなく時間がなくコインパーキングに駐車してものすごい料金がかかった、なんてことを避けることができます。

なお、20日を超えて駐車する場合は、「事前に駐車場管理事務所に申し出ること」(成田空港公式サイト)が求められています。長期間、海外に滞在予定の場合は注意してください。

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ターミナル間移動は無料のシャトルバスがおすすめ

成田空港ではターミナル間の移動のために無料のシャトルバスが運転されています。ANAなどを中心にスターアライアンス系列が就航する第1ターミナルと、JALを中心にワンワールド系列が就航する第2ターミナルの間はかなり距離があり、徒歩で移動することは困難です。

ターミナル間移動は無料のシャトルバスがおすすめ
成田空港のターミナル間を運転する無料シャトルバス

ターミナル間の移動には、バスを利用することになります。航空機を利用するか否かに関わらず、無料でターミナル間のシャトルバスを利用することができます。なお、羽田空港のように鉄道を無料で利用できるサービスは用意されていないようです。

なお、日本に入国せずにターミナル間を移動する場合、入国審査前のエリアで移動できる、利用者専用のターミナル間移動バスも運転されています。

また、成田空港における国内線⇄国際線の乗り継ぎについては、「成田空港での国内線・国際線への乗り継ぎの仕方を解説 時間潰しはできる?」にて詳しく解説しています。地方から国内線に乗って成田空港へ、そこから国際線に乗り継ぐ場合などはこちらの記事を参考にしてください。

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