今回のハワイ旅行はANAの「フライング・ホヌ」で往復エコノミークラスを利用しましたので、その体験を記事にしていきます。エコノミークラスでも非常に快適でした。プレミアムエコノミーやビジネスクラスは、当然値段相応のサービスは受けられると思いますがそこまでお金をかける必要はないと思います!

ANAがJALにボロ負けしていた、唯一といえるような路線・ハワイ。ここにANAのプライドをかけて導入したA380だから、機内サービスもかなり手が込んでいる!
ANAユーザーがハワイへ行くとしたらやっぱりA380フライング・ホヌですよね!ということで今回はA380に乗ってホノルルへ行きましたのでその記録です!
搭乗から離陸へ 超大型機だからか、早めの搭乗開始
僕は国内線ばかり乗っているからでしょうか、搭乗開始はけっこう早かった。
出発50分前に搭乗開始
20:10発のANA184便は、19:20ごろには搭乗が始まりました。僕はそんなに焦っていなかったので、人が減ってきた19:40ごろに搭乗。
もちろん、優先搭乗の案内がありますが、利用している人は少ない。優先搭乗などはあまり意味をなしていないような…とはいえ、ホノルル線は他の路線に比べてスターアライアンスゴールドメンバーが多いです。なので、優先搭乗を使う人は多いはずなのですが。

そんなこんなで搭乗しました。搭乗開始時刻ごろにはかなり並んでいましたが、搭乗開始後15分も過ぎればほぼ並ばずに搭乗できます。並ばなくても出発30分前くらいには機内に入れると思っていいでしょう。

搭乗後、出発前に機内のトイレを使っている人もいました。できれば搭乗前にお手洗いは済ませておくのがベターです。

普段国内線に乗りなれている人からしたらかなり早めの搭乗開始。超大型機で人数も多いので、焦らずゆっくり搭乗しよう!
搭乗し、着席。出発
搭乗し、着席しました。搭乗時点で機内アメニティが各座席に置いてあります。エコノミークラスの場合、すべて配るということは不可能です。ひとりひとりのものだけで結構な量がありますから。
機内のアメニティには次のものが入っています。
- ブランケット(全身にかぶれるくらい大きくて、けっこうあったかい)
- 枕(僕は腰の後ろに置いていた)
- ヘッドホン(ファーストなどと違ってノイズキャンセリングはない)
- スリッパ
これらは基本的には持ち帰っていいはずです。が、毛布を持ち帰る人は見ませんでした。もしかしたら毛布とかは持ち帰ってはいけない可能性もあるので、もし持ち帰りたいと思うなら客室乗務員の方に聞いてみましょう。スリッパやヘッドホンは持ち帰っていいです、と袋に書いてあります。
ANA A380″Flying Honu”のBording Music(搭乗時の音楽)は他のANA便とは違うものになっています。ANAでは基本的に葉加瀬太郎さんの「Another Sky」が搭乗時にかかっていますが、ハワイ路線に関しては Keali`i ReichelさんのMele A Ka Pu`uwaiという音楽がかかっています。
搭乗時からハワイを感じられるように、というサービスのようです。非常にありがたいサービスですが、ホノルルから成田への便ではこれを聞くと逆に「日本に帰りたくないな~」って思ってしまうんですよね。そしてやっぱり、旅が終わって今から家に帰るというときの安心感というか、ふっと気の抜ける感じをAnother Skyは誘ってくれるので、そういう意味でも帰りはAnother Skyが良かったですね。といいつつも僕は成田から中部行きの便に乗り継いだので、そこでAnother Skyが流れていて「ふぅ、何もトラブルなく日本に帰ってきたな」と感じたのでそれはそれでよかったのですが。

エコノミークラスとしては普通のアメニティ。質こそ大したものではないものの、機内で必要とされるものが、機内で必要とされるクオリティに合わせて用意されている。不便は感じない!さすが日系航空会社!

定刻通り飛行機は離陸
飛行機は定刻通りドアを閉め、動き出しました。ハワイ便は観光客が圧倒的に多いため、ノーショー(予約をしていながらも実際には乗らない乗客)が圧倒的に少ないです。9月の平日だったにも関わらず、超大型機A380はほぼ満席で出発します。

日本発のハワイ便は出発が夜のため、なかなか外が見えない。この時はまだ古いカメラを使っていたので画質が絶望的です。ごめんなさい。
飛行機は順調に誘導路を進み滑走路へ。予定通り離陸です。超大型機でありながらエンジンを4発積んでいることもあり、離陸の時もごくごく普通の飛行機の感覚でした。
離陸後すぐに夕食の機内食サービス
離陸し、安定飛行に入るとすぐに機内食のサービスがあります。
ANA A380の機内食やドリンクは?
離陸後すぐ、ドリンクの提供が始まります。時差ボケ対策として、僕はこの時点で時計をホノルルに合わせ、その時間を意識して機内は過ごしました。これが効果があったのか、単に短時間睡眠に強かったのかわかりませんが、ほとんど時差ボケはありませんでした。ホノルルと日本の時差は19時間あります。ただ、日付変更線を超えるので、実際には「5時間」の差です。日本の方が1日進んでいる感覚です。
僕は、特に行きの便は早く寝たかったので前のほうの座席を指定しました。そのおかげで、素早くドリンクサービスや機内食サービスを受けることができました。特に超大型機であるA380は機内食やドリンクのサービスに時間がかかります。前のほうの座席を予約しておくとよいと思います。
機内食をもらわずに寝るべきだという考え方もありますが、そのような人はいませんでした。周りが機内食を食べている中で寝るのは、要はレストランで寝るようなもので、寝るほうも寝にくいでしょう。

機内食配布には少し時間がかかるので、早く寝たいなら前のほうの座席を予約しよう!

機内食はかなり十分な量と質でした。一緒に行った友人も「こんなおいしい機内食は食べたことがない」と冗談抜きで言っていました。僕もそう思いました。ANAはハワイ路線には特に力を入れているため、機内食もかなり力が入っています。
これこそ少し高めの運賃設定になりがちな日系航空会社を使うメリット。特に写真下段の料理は機内食特有の味(まずいわけではないし、インスタントとも違うが…)が出ているだろうなと勝手に想定しながら食べましたが、そのような味がほとんどありません。特に右下2品は美味しかったです。地上で食べるものと全く同じ。お米はさすがに機内食の味が少し出ていましたが、今までに利用した機内食の中では断トツで美味しかったです。
ANAのハワイ便の機内食については、こちらの記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。
機内食を食べたら温かい飲み物のサービスも
機内食サービスの前後にドリンクサービスがあります。僕はANAのコーヒーが大好きなんですが、寝れなくなることを防ぐためにコーヒーは飲みませんでした。アップルジュースをいただきました。普通のアップルジュースです。

また、機内食にペットボトルの飲料がついています。これでホノルル到着までは十分です。しかし、機内食の回収が終わった後、温かい飲み物が配られます。僕は緑茶を頂きました。この時に軽い朝食も配布されます。パンケーキが入っていました。僕は着陸前に、「これは朝食だ」と脳に言い聞かせて食べました。これも時差ボケ対策になったと思います。

エコノミークラスは人数が多いのに充実の機内食クオリティ!意外と量もあるので機内食を当てに何も食べていなくても大丈夫!
機内消灯、就寝
機内食サービスが終わると機内の照明が少しづつ落とされます。僕はそれと同時に寝ました。ここで寝ていたおかげで時差ボケもほとんどなくハワイを満喫できました。映画を観て過ごしている方もいますが、ここでは寝るべきだと思います。時差ボケが全然違ってきます。

機内食の提供が終わり、やや落ち着いた雰囲気の機内です。機内食の回収が終わってから30分後くらいに、機内の照明が落とされます。

機内では映画を観ているお客さんもいれば寝ているお客さんもいます。

この写真は明るさをだいぶ上げていますが、機内はかなり暗くなります。超大型機でお客さんが多いながらも、しっかり寝られるように配慮してくださいます。

少しバタバタするけど、就寝できるよう配慮してくれる!しっかり寝よう!
ホノルル線から見られる夜明け 飛行機はホノルルへ到着
エコノミークラスは夜明けの頃に寝る人が多いです。機内に日が差してくると他のお客さんの迷惑になると考え、ギャレーのほうで夜明けを見ていました。キムタク主演の「グットラック」というドラマの最終話でのエピソードがあったので、ホノルル線で夜明けを見てみたかったからです。
日本→ハワイ路線では進行方向左手から日の出が見られる
日本からハワイへ向かう路線では、進行方向左手に日の出が見られます。
A380には飛行機の外を映し出すカメラ映像もあるのでモニターで外の様子をチェック。

少しづつ明るくなってきました。そろそろ日の出の時間になりそうなのでギャレーの方に行って日の出が見たい。
ギャレーで客室乗務員さんと共に日の出をみる
ギャレーのほうで朝日を見ていたら客室乗務員さんたちに話しかけられました。客室乗務員さんたちは忙しいのか、あまり見たことがないようでした。「札幌に行ったときの夕日がとてもきれいで忘れられないので、今回は朝陽が見たいと思いまして」と言ったら客室乗務員さんたちも一緒になって見て、僕と数人の客室乗務員さんで盛り上がっていました。

A380ならではの、片側2発のエンジンの先に、朝日が見えてきます。

とても美しい。客室乗務員さんたちにちょっとおつまみをいただき、自分の座席へと戻りました。

やがて機外は明るくなり、しばらくしてハワイ諸島が見えてきます。ハワイ諸島といってもこれがオアフ島だろうな、としか分かりませんでした。これがオアフ島だろうな、と思っていたら着陸したので「やっぱりこれがオアフ島だったな」と。

機内から見る夜明けは絶景。国内線ではなかなか見られない夜明け!
ホノルル ダニエル・K・イノウエ国際空港へ着陸
だんだん高度を下げ、ホノルルに到着しました。スムーズな着陸でした。が、後から考えてみると、帰りの成田着陸より少し荒かったかなと思います。とはいえ、過去に中国東方航空で経験したような、着陸でバウンドするようなことはなかったので、そこまでではありませんでした。全然許容範囲内です。

地上走行もスムーズで、無事ゲートに到着。ゲートから入国審査までは少し遠かったように思います。あと、成田空港に比べて誘導路の整備が良いのか、ガタガタとした揺れはほぼ感じられませんでした。

さらに高度を下げ、飛行機の機内から下にある家がはっきりと見えるようになってきました。この頃になると、ベルト着用サインが点灯し、いよいよ着陸に向けた体制に入ります。

着陸直前には、進行方向左手にパールハーバー・真珠湾が見えてきました。


夜が明け、気づけば明るくなったホノルルに到着。日本から7時間以上、ついに楽園に到着!
ANAの超大型機・A380「Flying Honu」の旅の評価は高かった。まず、エコノミークラスなのに十分なアメニティやモニターによるエンタテインメントがあったことが挙げられます。機内食もとても美味しかった。さらには客室乗務員さんと喋ったことも大きな思い出になりました。
帰国便ホノルル→成田便の記録も公開していますので、こちらもご覧ください。
他にも、今回のANA A380に関する記事を書いています。こちらも参考にしてくださいね。
この後もハワイを楽しみつくしました。他の記事もぜひご覧ください。
ちなみに今回は、英語版記事を作成しました。
コメント
[…] ANA A380「フライング・ホヌ」エコノミークラス 成田→ホノルル線 こんにちは。今回からやっとハワイ旅行のことをだんだんと書いていきたいと思います。前々から少し書いていたよ […]
[…] ANA A380「フライング・ホヌ」エコノミークラス 成田→ホノルル線 こんにちは。今回からやっとハワイ旅行のことをだんだんと書いていきたいと思います。前々から少し書いていたよ […]
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