日本三大夜景の1つに数えられる函館山の夜景。この函館山からの夜景を見るために函館山に登る方法はいくつかあります。
実際にロープウェイとバスの両方を使って、函館山に登ってきました。やっぱりメジャーなのはロープウェイです。でも、バスは格安で、そしてなんと言っても函館駅からほぼ歩かずに函館山まで連れて行ってくれる。どっちもそれぞれの魅力があります。
函館山へのアクセス手段は主に3つ!
函館山へのアクセスの手段は主に3つあります。
- ロープウェイ
- バス
- タクシー
です。なお、山頂へと続く道は次のように夜間一般車両の通行が禁止となっています。バスやタクシーで行けるからといって自家用車で行こう、と考えてはいけません。自家用車は、以下の通りの交通規制がかかっています。
比較すると次のようになります。
函館山ロープウェイ | 函館山登山バス | |
---|---|---|
料金(往復) | 1,500円 クレジットカード可 | 800円 交通系IC可/1日乗車券使用可 |
頻度 | 15分間隔 (多客時は最大5分間隔) | 30分間隔 |
函館駅から | 市電「十字街」電停へ 「十字街」電停から徒歩10分 | 直通(乗換なし) |
この表で比較すると、函館山ロープウェイのメリットは頻度と景色でしょう。函館山登山バスからでも途中の道から夜景を楽しむことはできますが、やっぱりロープウェイは何も遮るものがないですからね。バスのメリットは安さと乗換不要の利便性と言えます。
夜景になる時間帯などの情報は、公式サイトに季節ごとの案内がありました。こちらもご覧ください。
また、函館山へいく前にはライブカメラを確認してから行くのがオススメです。
1回目に行った時、僕が山頂についた瞬間は天気が良かったものの10分もしたら何も見えなくなってしまいました。天気が悪いと台無しです。
最もメジャーなロープウェイは途中からも景色が楽しみやすい
一番のオススメはロープウェイです。
ロープウェイは大人往復1,500円、子供往復700円と、バスに比べると高いです。しかし、ロープウェイは本数が多く、ここ函館山のロープウェイは比較的アクセスも良いため、手軽に乗ることができます。
函館山ロープウェイにはお得な割引チケットなどはほとんどありませんが、秋の定期点検終了後には1日だけ、運賃が無料になる日があります。また、運賃はクレジットカードや電子マネーなどを使って支払いをすることもできます。
15分ごと(毎時0分・15分・30分・45分)に運行されていますが、多客時などは随時臨時で増発されます。1回で125人が乗れる大型のロープウェイです。営業時間は次のようになっています。
区分 | 始発 | 上り最終 | 下り最終 |
---|---|---|---|
4月25日~10月15日 | 10:00 | 21:50 | 22:00 |
10月16日~4月24日 | 10:00 | 20:50 | 21:00 |
朝10時から、夜は22時まで運行されています。
函館山登山バスは函館駅前から直結で圧倒的な利便性
節約したいならバスがオススメです。僕は1度目に函館山へ行った際はロープウェイで函館山に登りましたが、2回目に函館山へ行った際にはバスで函館山に登りました。函館駅から函館山山頂まで、片道400円とかなりお得。ロープウェイとは違って函館駅に直結するため、函館山ロープウェイ山麓駅までの交通費等もかかりません。
ロープウェイに比べるとやや少ないですが、それでも函館駅から1時間2本、30分おきに直行便が出ています。
函館駅前発時刻 | 時 | 函館山山頂発時刻 |
---|---|---|
30 | 15 | |
00 30 | 16 | 40 |
00 30 | 17 | 10 40 |
00 30 | 18 | 10 40 |
00 30 | 19 | 10 40 |
20 | 20 |
また、交通系ICカードでの支払いもできるので手軽に乗ることができるのも魅力です。モバイルSuica等ももちろん使えます。さらに、1日かけて函館山を観光するなら函館バス1日乗車券「カンパス」や2日乗車券がオススメです。1日乗車券「カンパス」は、函館バス(空港リムジンバスなど一部路線を除く)が1日乗り降り自由なのに800円。なんと、この函館山登山バス往復だけて元が取れてしまう、恐ろしいフリーパスです。
ロープウェイほど乗車中に景色が楽しめるわけではありませんが、途中の景色のいいところでは一時停車してくれたりと景色も少しは楽しめます。そしてもちろん、最後に着く山頂駅はロープウェイと同じ場所です。
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