JR花咲線とバスを乗り継いで本土最東端の岬・納沙布へ 北方領土が目の前に 釧路から日帰りでも行ける!

北海道
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日本の最北東にある北海道。日本最北端の地はすでに制覇しました。

ということで、続いては日本最東端の地。と言いたいところですが、日本最東端の地は南鳥島です。都道府県的には東京都ですが、一般人が上陸できる場所ではありません。

そこで「日本でいちばん朝日に近い街」として知られているのが北海道の根室。ここでは根室の中でも最東端の岬「納沙布岬」を紹介していきます。

アクセスは、車かJR花咲線と根室交通バスで

納沙布岬は根室町内にあります。根室へはJR釧路駅から花咲線で、もしくは高速バスで行くことになります。

JR花咲線は見どころがたくさん!

JR花咲線は本数こそは少ないものの窓から見える景色は絶景です。僕は花咲線を使って根室まで行くのがオススメです。納沙布岬まで行くようなコアな北海道ファンはJRのフリーパスを使っているでしょうしね。JR花咲線についての記事を作る予定はなかったのですが、思いの外景色が良かったこともあり記事を作成することにしました。

JR花咲線は見どころがたくさん!
根室へ行くための路線「花咲線」も魅力的

JR花咲線はなんといっても見どころが多いです。途中、海沿いを走り山の中を走り湿原の中を走り、鹿が出てきて急ブレーキをかけながら進んでいきます。

特に下り(釧路→根室)では時間帯によって、景色のいいところで速度を落として運転をしてくれます。JR北海道や北海道など地元沿線としては、この花咲線を「景色がいい路線」として観光客にも売りたいようです。「観光路線」としてPRするポスターも多く製作されています。

バスの乗車券はバスターミナルで購入しておくのがおすすめ

バスの乗車券は駅前のバスターミナルで購入することができます。片道乗車券だけではなく往復乗車券も購入できます。納沙布岬行きのバスはほとんどの人が始発から終着まで乗り通しますが、乗り通している人はほとんど予めここで往復切符を購入していたようでした。

駅前のバスターミナルでは、現金専用の券売機に加えてキャッシュレス専用券売機もあります。ここに置いてある自動券売機は、旭川のバスターミナルに置いてある自動券売機と同じものでした。クレジットカードでの決済に加え、QRコード決済も可能です。VISAなどクレジットカードのコンタクトレス(タッチ決済)は使用できますが日本のiDやQuickPayなどといった電子マネーには対応していません。クレジットカード決済の機械が取り付けられているのですが、これが以前ロンドンに行った時に流通していたものとかなり似たタイプなんですよね。ので、Felicaには対応していないのでしょう。

バスの乗車券はバスターミナルで購入しておくのがおすすめ
根室交通バス

マイカーやレンタカーでも行くことができる

もちろん、マイカーやレンタカーでも行くことができます。

納沙布岬にはマイカー用の駐車場が多くあります。納沙布岬の駐車場に加えてお店があって、それらの駐車場もあるので足りなくなることは滅多にないでしょう。

しかし問題は、根室へ来ることが大変なこと。根室駅の近くにレンタカーは一応あるみたいですが、おそらく大抵の人が根室だけではなく釧路などにも立ち寄るでしょう。とすると、釧路から根室まで車で片道3時間、運転するのはそんなに簡単ではないでしょうね。

ということもあり、きている人たちの半分以上が車ではなく電車とバスを乗り継いで来ていたイメージです。

マイカーやレンタカーでも行くことができる
これ以外にも駐車場はある

納沙布岬は見るとこたくさん

納沙布岬には見どころがたくさんあります。実際に足を運んでみて思ったのは、「北方領土返還」主張の色が非常に強いこと。

本土最東端の碑

本土最東端の地・納沙布岬。もちろん、その碑があります。ここで写真を撮っている人が多いです。

本土最東端の碑
納沙布岬

なんですが、僕がいった日は風がビュンビュン、めちゃくちゃ寒くって人が入れ替わり立ち替わり写真を撮っていたみたいな感じでした。この碑のところは少し岬として突き出ているため、特に風が強い日は寒いです。

この辺り、「本土最東端」なる看板や碑が多くあるのですが、その手前に車が停められていたりしてちょっと混乱します。

北海道ならではの食事を楽しむこともできる

ここ、納沙布岬では北海道ならではの食事を楽しむこともできます。海鮮丼とか、海鮮を存分に使ったラーメンとか。

でも、バスの時間が微妙なんですよね。バスは、納沙布岬にきたお客さんがそれなりに観光して戻ることができるよう、納沙布岬に到着してから50分後に帰りのバスが設定されています。

50分あるんですが、ここにきた人はもちろん納沙布岬の観光をしたいでしょう。そのため、食事を取る時間があるとは言い難いんですよね。そういった事情もあり、特にバスが到着してからバスが出発するまでの間に食事をしているような人は僕は見かけませんでした。

納沙布岬の灯台

ここまでで紹介してきた納沙布岬の「四島のかけ橋」などからは少し離れます。

納沙布岬の灯台
納沙布岬灯台

この納沙布岬灯台は北海道で最初の灯台だそう。こんな辺境の地(なんていったら失礼か)に?!って思いますが、よく考えてみてください、灯台の役割は岬の位置を知らせること。あ、確かにここが最初でもおかしくはないやって思います。

この納沙布岬灯台も本当はゆっくりとみたかったのですが、あまりにも寒すぎる。灯台ってもちろんだけれども海に突き出ているからなお風が強いんです。風に吹きさらされてあまりに寒くて途中でギブアップしました。

天気が良ければその先には北方領土が見える

この納沙布岬は北方領土がすぐそこにあります。天気が良ければ綺麗に北方領土が見え、ロシア軍が見えることもあるそう。

納沙布岬の灯台
テレビ望遠鏡で北方領土を見る

僕がいった時はあいにくの天気でしたが、手前の海岸線くらいは見えました。これから紹介する北方館の中には無料で使える望遠鏡もあります。テレビタイプの望遠鏡まで無料で使うことができたのでびっくりでした。

天気が悪くても見えるには見える

僕が行った日はあいにくの天気でしたが、それでも北方領土の一番手前の部分は見ることができました。北方領土はここ納沙布岬からとても近く、まるでここが第2次世界大戦の延長にある場所とはどうも思えません。

北方領土が見える
納沙布岬

本当はもっとじっくり見たいのですが、寒い。とにかく寒い。風がビュンビュン吹いていて正直のんびりみているどころではないのでさっさと風が防げる場所に入ります。

根室の街自体、ロシアにすごく近いんですよね。北海道の県庁所在地(道庁所在地?)の札幌どころか、最寄りの1万人都市よりもロシアの方が近いのですから。実際に街の中にの看板、例えば信号機の上についている看板などには日本語に加えてロシア語が書かれています。

北方領土問題で対立しているので僕としてもちょっと意外でしたが、考えてみれば当たり前。日本は別にロシアと絶交しているわけではないので人の交流は盛んです。

北方館

北方館は北方領土返還を求める根室町と日本政府の史料などを展示するための施設です。史料は正直あまり多くはないですが、興味深い展示が多くあります。

北方領土がどこなのか、くらいは小学校や中学校の教科書で勉強した人が多いでしょう。しかし、その北方領土が肉眼で見える位置まできて「あそこが不法占拠されている」と言われるとやっぱり違うものがあります。

この北方館には、これまでの根室町や日本政府の取り組みなどがパネル形式で展示されていたりします。入館料は無料なので、是非とも立ち寄って見るといいでしょう。

北方領土関連のものも多くある

北方領土が目と鼻の先にあるということもあって、北方領土に関するものが多くあります。

北方領土関連のものも多くある
「四島のかけはし」

こちら、「四島のかけ橋」。先程も紹介しました。北方領土の4島が重なり合い、北方領土返還の架け橋となることを願って作成されたモニュメントだそう。

それ以外にもこのように、北方領土返還を求める看板類が多くあります。国内の有志団体で作られた、北方領土返還に関する碑もいくつか建てられています。北方領土が1日も早く返還されることを祈るばかりです。

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