北海道周遊旅行5日目。もう5日目か、って感じです。
朝から特急とかちで札幌へ
昨日の夜、釧路から帯広へと移動してきました。釧路から帯広はなんだかんだで、特急を使えば1時間半で行けるので北海道のスケールからしたら近い方だと思います。
帯広から札幌へ
昨日、釧路から帯広へ移動してきた理由はいくつかあるのですが、理由として最も大きなのが、
釧路から札幌まで長すぎて移動しなくない
ということです。釧路から札幌まで、おおよそ5時間。特急で5時間です。
昨日の朝、札幌を発って釧路まできましたが、この5時間に耐えられたのは景色がいいから。石勝線の特急列車は僕の中ではかなり好きで、景色がかなりいいのです。石勝線は元々、札幌から道東への短絡路線として作られた経緯がありますから、人家のないところを疾走していく。それがなかなか景色がいいのです。
ただ、昨日は夕方まで釧路湿原を観光していました。釧路にいる時点ですっかり暗くなっています。ここから特急で札幌へ戻っても景色は楽しめず、ただただ5時間椅子に座って耐えるゲームと化してしまいます。ならば明日、札幌へ、朝なら景色がいいはずだ。
そして調べたところ、今日の「とかち4号」(帯広8:42発)という、ちょうど朝起きて準備したらバッチリな時間の列車は「はまなす編成」での運転だとわかりました。はまなす編成は全席にコンセントが設置されており、車内にはWi-Fiもあります。ホテル同然の設備ですので、これに乗らない手はありません。
指定席は満席なので迷うものの…
ただ、正直迷いました。理由は「普通車指定席の窓側が満席だった」ということ。えきねっとで確認したところ、普通車指定席のA席とD席には空席がありませんでした。そのため、正直迷っていたのです。
ただ、今回は幸いにも「チェックアウトレス」のスーパーホテルに宿泊していました。そこで、まずは駅に行って自由席に乗ってみる、そしてもし自由席で座れなかったら諦めて一旦ホテルの自室に戻って休むことにしました。チェックアウトレスってこういう使い方ができるのでいいですよね。
にしても、帯広のスーパーホテルも快適でした。帯広は「スーパーホテルプレミア」となっています。東京駅前で宿泊した時も「プレミア」でした。スーパーホテルについては以前、記事にまとめたときに「プレミア」と無印の違いを調べたはずなんですが忘れました。いずれにせよ、プレミアの方が快適な感じはします(感じだけかも)。
全然余裕だった
列車に乗ります。結論、全然余裕でした。
特急とかちは自由席が1両しかないので不安でしたが、帯広を発車してもまだ、1両に10人くらいしか乗ってない。全然お客さんがいなかったんです。
ということで、コンセントもWi-Fiも使える快適な車両で札幌へと向かいます。今日のスケジュールは全然決めていません。Wi-Fiが使えるといっても、特急とかちが通る根室本線・石勝線はトンネルが多く、そもそも携帯電話の電波が繋がらない場所が多い。そのため、Wi-Fi経由のインターネットも利用できないことがそこそこあります。
今回利用した「はまなす編成」は、現在記事を作成中ですのでしばしお待ちください。
やっぱりここは、明るい時間にしてよかった。石勝線はかなり景色がいい。最終日、時間が余ったらまた、帯広くらい往復してもいいかななんて思っています。
札幌・羊ヶ丘公園へ
結局、記事を書いてみたり、ダラダラしてみたりで時間がどんどん過ぎてしまいます。南千歳くらいまできて、ようやくこれはやばいとなって行き先を考えます。結果、今までいったことのなかった羊ヶ丘公園へ行くことになりました。
地下鉄とバスを乗り継いで羊ヶ丘公園へ
地下鉄とバスを乗り継いで羊ヶ丘公園へ行きます。バスはICカードが利用でき、本数も1時間あたり3本ほどあるのでかなり便利でした。
羊ヶ丘公園は、車で行く場合は駐車場で全員分の入場料を請求されます。今回はバスで行ったので、バスの降り場で入場料を支払います。クレジット決済できなかったのが地味に不便だった。
羊ヶ丘公園へやってきました。「少年よ大志を抱け」で有名なクラーク博士の銅像はここにあります。
羊ヶ丘公園のレストランでジンギスカン
昼食は羊ヶ丘公園のレストランでジンギスカン。
結構ガッツリ、焼肉屋さんみたいな感じです。
ジンギスカンは直接鉄板につけて焼いてもいいけれど、野菜を焼いてその上に乗せて焼くと焦げ付かずにいい感じになると教えてくださいました。
こんな感じで焼きます。味は、豚に近い感じがするけれど豚より柔らかくて食べやすい。
お腹が膨れたのでちょっと、羊ヶ丘公園を散策します。
羊ヶ丘公園は家族で来るところ
羊ヶ丘公園はいい場所です。が、家族で来るところですね…
「少年よ大志を抱け」って、どこかで聞いたことありましたけどもともとは” Boys, be ambtious”だったんですね。和訳って文脈によるので、文脈によっては「男の子たちよ、野望的になりなさいよ」かもしれません。そんな日本語だったらこんな有名な格言にはなりませんがね笑
子供用のソリなど、家族連れには嬉しいアクティビティなどが充実しています。
旭川へ これぞ最高のライトアップ 青い池へ
今日は旭川に向かうことに。ここから行きたいところがあったからです。
特急ライラックで旭川へ
特急ライラックで旭川へと向かいます。
ここまで、2日目に「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」が始まってからはディーゼルカーの特急にしか乗ってきていませんでした。特急ライラックは特に静かな方だとは思いますが、改めて静粛性を感じます。特急ライラック・特急カムイは静かで乗り心地が良くて猛スピードで飛ばしてくれて。鈍行が嫌いで特急列車が好きな僕にとっては最高に大好きな列車です。
札幌と旭川の間は特急列車が1時間に1本は走っています。僕が初めて北海道周遊旅行を計画した2年前(結局コロナ第1波で中止を余儀なくされた)には30分間隔で走っていました。コロナ禍で厳しくなって、ここからは1時間1本ペースに削減するつもりだと思われます。30分間隔なら、乗り遅れても待てます。でも、1時間間隔になると、すぐにバスに乗り換えたらバスの方が早かったりします(バスはおおよそ2時間半程度)。顧客を奪われないためにも、30分間隔が最適だと思うんですが…
そんなことを考えつつも、今日の夜のホテルが決まっていません。最初は札幌まで戻ることを考えていたのですが、札幌まで戻ろうとすると乗り継ぎが絶望的です。そこで、ここは諦めて旭川に宿泊することにしました。札幌と旭川では、ホテルの値段は大差ないのですが、旭川はJR線しかなく、駅からすぐのところにホテルが多くあるのが特徴です。
今回は「Y’s Hotel旭川(ワイズホテル旭川)」に宿泊します。以前の北海道周遊旅行の際はJRインに宿泊しましたが、その反対側にあるホテルです。ここもまた、旭川に実質的に直結しており、利便性がかなり高い。
次の列車の乗り継ぎまで30分。この距離なら30分あればチェックインできるのでホテルにチェックインしてしまいます。
素晴らしい!の一言。青い池が見えない「青い池」
旭川からは富良野線の普通列車で美瑛へと向かいます。ここまで何度か富良野線に乗っていて思いますが、富良野線はシーズン問わず地元の足として活躍しています。もう少し本数を増やせばその分、お客さんが増えるように思うのは僕だけでしょうか。今回も途中駅までは座れませんでした。
美瑛駅に到着です。ここから15分ほど待ってバスに乗り換えます。
僕が乗っていたバスで、青い池で降りたのは僕だけでした。白金温泉へ行くお客さんが何人かいたようです。
バスの運転手さん、僕が「次降ります」のボタンを押したら「最終バスは18時20分になります。」と。そして、降りる時、運賃を払うタイミングで「乗り場はあちらですからね、一旦止まりますんで」って。どちらかというとお年寄りの運転手さんでしたが、本当に優しい。暗闇の中バスに乗っていて、一度来たことがある場所ながらも正直不安でいっぱいだったんです。こんな田舎の真っ暗なところ。そのタイミングでこんな優しい声をかけてもらってかなり安心できました。
そして青い池。
もう、言葉で説明するまでもないですね。
旭川に宿泊
旭川に戻ります。わかっていたことですが、美瑛駅で1時間以上の待ち時間を食らいます。待合室にはエアコンがあるのに、ずっと「ECO」のままです。ブログ記事の執筆なんてできません。寒すぎて指が動かない。
ありがたいことにWi-Fiは整備されているので、YouTubeの動画でも観て過ごします。ヒートテックやハイネックを着ているので、手をコートの中に入れてしまえば意外と耐えれる服装なんです。
普通列車がやってきました。2両編成です。
今日は旭川に宿泊です。明日はここ旭川から函館へと至る旅をする予定です。明日の記事もよろしくお願いします。
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