名古屋から、大阪から近鉄で手軽に日帰り観光ができる鳥羽・伊勢志摩エリア。見どころが多すぎて何度足を運んでも飽きない観光地です。
この記事では今まで10回以上足を運んだ僕が、伊勢志摩エリアの魅力を徹底的に紹介していきます。
最も格式高い神社・伊勢神宮とその周辺
伊勢志摩の観光地として、まず挙げられるのが伊勢神宮。伊勢神宮は「お伊勢参り」という言葉があるように、昔から国民の信仰の対象とされてきました。
周辺にはおかげ横丁に代表される観光地も充実。まずは伊勢エリアのご紹介です。
「国家の総鎮守」こと伊勢神宮
伊勢まで来たらほとんどの人が足を運ぶのが、伊勢神宮の内宮。伊勢まで来たら一度は足を運びたいところです。

125社からなるお社を総称して伊勢神宮と呼んでおり、正式名称は「神宮」です。太陽にも例えられる「天照大神」を主祭神としています。
近鉄の宇治山田駅または五十鈴川駅からバスで、もしくは五十鈴川駅からなら徒歩でも20分ほど。バスの本数も観光地として多く、比較的手軽に足を運べる観光地でもあります。
伊勢神宮を参拝した後はおかげ横丁!
伊勢神宮に参拝した後はおかげ横丁に行くのがオススメ。
伊勢うどんなど、伊勢の名物をはじめさまざまなものを食べ歩きすることができるのがこのおかげ横丁。

最近ではインスタ映えする食べ歩きのお店も増えています。伊勢神宮によったら帰りはおかげ横丁で食べ歩き、これは定番すぎるコースです。
鳥羽水族館をはじめエンタメが充実!鳥羽周辺
伊勢神宮がある宇治山田周辺のエリアと、のちに紹介するリゾート地である賢島エリアの真ん中あたりにあるのが鳥羽。この鳥羽には、鳥羽水族館に代表されるエンタメ施設が多くがあります。
鳥羽の中心たるエンタメ施設・鳥羽水族館
鳥羽の中心となるエンタメ施設が鳥羽水族館。鳥羽駅から徒歩10分と好アクセスの立地に大きな水族館が。
1200種類もの生き物が飼育されています。飼育種類数は日本一。アクセスが良くかなり展示が充実している、鳥羽へ行ったら一度は足を運びたいところです。

水族館らしい写真映えするスポットも多くあります。特に熱帯魚は色が綺麗で絵になりますよね。

鳥羽水族館の象徴的な生き物といえばジュゴン。ジュゴンは日本でここだけでしか飼育されていません。

こちらはカピバラ。カピバラがこっちをじ〜っと見ているのがなんとも面白い光景です。

ペンギンなども飼育されています。iPhoneのポートレートで撮影したこの写真、なかなかいい感じいですよね。
2020年の夏、知人とどっか行かないか、鳥羽でも行こうか、ということになって鳥羽水族館に弾丸日帰り旅行をしました。その時の記事がご好評をいただいています。
こちらの記事は日記的な記事になっています。参考までにご覧ください。
鳥羽湾めぐり観光線で、イルカ島へ
鳥羽水族館のすぐ隣から手軽に行くことができるのがイルカ島。鳥羽湾巡りの観光船で鳥羽湾の離島へ行くことができます。鳥羽湾めぐりの観光船運賃には、予めイルカ島への入島料が含まれているので、イルカ島にも上陸することができます。

イルカ島への途中の鳥羽湾めぐりもなかなか魅力的です。船内では軽食の売店もあり、飲み物を飲んだり軽食を食べることもできます。

鳥羽湾めぐりの観光船は竜宮城をイメージした船になっており、なかなか絵になる。

天気が良ければ鳥羽湾もかなり綺麗。鳥羽湾らしい景色を楽しむことができます。

イルカ島には名前の通りイルカがいます。そしてイルカのショーなどを楽しむことも。また、リフトで山頂方面へと上がってそこから鳥羽湾を眺めることも(僕が行ったときは時間の都合でリフトには乗れませんでした…)。イルカ島も1日使うような魅力ある観光地です。
ちなみに、先ほど紹介した2020年夏の日記では、1日で鳥羽を回っています。それでもなかなか時間は足らなかった。鳥羽だけで1日使ってしまうレベルの観光地。伊勢志摩エリアはやっぱり、宿泊で行きたですね。
車を借りたら是非とも足を運びたい!伊勢志摩スカイライン
続いてオススメするのが「伊勢志摩スカイライン」。ここは基本的に車で行くところになります。鳥羽駅には、オリックス(近鉄系列)のレンタカーもあるので、近鉄特急で鳥羽へやってきてレンタカーを借りるのもオススメです。
ちなみにこの「伊勢志摩スカイライン」は路線バスもあります。ただし、土休日のみの運行になるので注意してください。
五十鈴川駅前 | 8:25 | 10:10 | 12:45 | 14:35 | 16:25 |
---|---|---|---|---|---|
浦田町 | 8:30 | 10:15 | 12:50 | 14:40 | 16:30 |
金剛證寺 | 8:49 | 10:34 | 13:09 | 14:59 | 16:49 |
山上広苑 | 8:51 | 10:36 | 13:11 | 15:01 | 16:51 |
山上広苑 | 9:30 | 11:20 | 13:50 | 15:45 | 17:15 |
---|---|---|---|---|---|
金剛證寺 | 9:32 | 11:22 | 13:52 | 15:47 | 17:17 |
浦田町 | 9:49 | 11:39 | 14:09 | 16:04 | 17:34 |
五十鈴川駅前 | 9:54 | 11:44 | 14:14 | 16:09 | 17:39 |
バスの運賃は740円。「まわりゃんせ」などの路線バスの乗り放題きっぷも利用できます。

伊勢志摩スカイラインは車で上がっていくところ。山道を段々と登っていきます。鳥羽の海とはまた違った景色。

そして登った先からは鳥羽湾が一望できます。入り組んだ鳥羽湾ならではの景色を、ここから楽しむことができます。

山上には「天空のポスト」が。恋人の聖地だそうです。ふ〜ん。ちなみに、ここから実際に手紙を発送することもできます。

伊勢志摩スカイラインは、普段、海から眺める鳥羽の景色を山の上から見下ろすことができる絶景スポット。是非とも一度、足を運んでみたい景色です。
鳥羽へきたら名物・海鮮も忘れずに!オススメは「天びん屋」
鳥羽は海に面した街、海鮮が美味しい。鳥羽へきたら海鮮も忘れずに。
僕がオススメするのは、鳥羽駅から歩いて5分ほどのところ、鳥羽水族館から歩いて5分ほどという超好立地の海鮮店「天びん屋」です。

天びん屋は、「天びん屋本店」と、その向かいに「あみ焼き 天びん屋」があります。「あみ焼き 天びん屋」は名前の通り、海鮮のあみ焼きが楽しめるお店です。両方オススメできるお店。

昼は海鮮丼などを楽しむことができます。2500円程度とお値段は張りますが、それに見合った美味しい海鮮。

それ以外にも定食もあります。伊勢の名物・伊勢うどんなどもいただくことができます。
サミットも開催されたリゾート地・賢島/奥志摩
最後にご紹介するのが、2016年にG7 伊勢志摩サミットも開催された賢島です。
賢島駅の売店・待合室などの様子もご紹介しています。こちらの記事もご好評をいただいていますので、近鉄の賢島駅を利用される方は参考にしてください。
賢島の英虞湾クルーズは、英虞湾ならではの景色が楽しめる!
賢島駅から歩いて3分のところから出港する「賢島エスパーニャクルーズ」は英虞湾の景色を楽しむことができるクルーズ船です。
別の記事で詳しくご紹介しています。

賢島のエスパーニャクルーズも、基本的には賢島駅すぐ横の観光船乗り場から出発して戻ってくる形になります。観光船らしいデザインの船ですね。

英虞湾は入り組んだ地形が特徴的です。この、英虞湾ならではの入り組んだ地形を海の上から眺めることができます。

真珠の養殖も盛んなのがこの英虞湾。途中で真珠の養殖をやっている島に停泊し、実物の真珠を見ることができるのも観光船ならではの魅力です(10分ほど停泊します)。
鳥羽方面から車で行くなら「パールロード」を使ってみよう
鳥羽方面から車で賢島方面へ行くなら使ってみたいのがこの「パールロード」。英虞湾を上から眺めることもでき、かなり景色がいい。この区間を車で疾走できるこの快感。

天気の良い日に行きたいですね。山の上からその先に広がる海を楽しみつつドライブすることができます。これがなかなか気持ちいい。

賢島方面の英虞湾もきれいに見られます。

鳥羽方面から行くと最初に「麻生の浦大橋」が。この橋が一応、パールロードの始まりのようです。
なお、パールロードは先ほど紹介した「伊勢志摩スカイライン」とは異なり通行料等は一切かかりません。
賢島で宿泊しよう!
パールロードからさらに先へ行くと賢島があります。近鉄特急も乗り入れる賢島。ここは2016年のG7伊勢志摩サミットの舞台ともなったリゾート地です。賢島に2泊か3泊ホテルをとって、そこを拠点に伊勢志摩エリアをのんびり回ってみる、なんてのもオススメです。

僕は近鉄グループの「アクアフォレスト奥志摩」に一度だけ、宿泊したことがあります。リゾートホテルらしい作りで、なかなか快適な宿泊でした。部屋からは海を眺めることもでき、これぞリゾートホテル、という経験ができます。

展望台があり、ここから英虞湾の絶景を眺めることができます。

賢島周辺エリアにはこれ以外にもたくさんのホテルがあります。ここでは全て紹介し切れませんが、これ以外にも多くのホテルがあります。
楽天トラベルで伊勢志摩エリアのホテルを探す伊勢志摩エリアのホテルも、また機会があればまとめてご紹介したいと思います(ここに掲載すると大変なことになるので、ここではリンクだけにしておきます)。
近鉄特急をはじめとした公共交通が充実した伊勢志摩
伊勢志摩エリアへのアクセスは近鉄が便利です。近鉄は特に、伊勢志摩エリアへの観光輸送には力を入れています。「しまかぜ」や「伊勢志摩ライナー」などの観光向けの特急列車が多く走っています。
近鉄観光特急の最高峰・しまかぜ
まずは伊勢志摩方面への特急列車といえば「しまかぜ」。伊勢神宮の式年遷宮に合わせてデビューした近鉄の「顔」とも言える特急列車です。普通座席にあたる「レギュラーシート」は一切なく全ての座席で「しまかぜ」特別車両券が必要。
大阪難波・名古屋・京都から1日1往復(毎週1回、点検のための運休日あり)が運転されています。平日であっても、特急券がすぐ売り切れてしまう盛況ぶりです。

車内にはビュッフェ(食堂車)などもあります。車内では伊勢志摩の名物を使った料理などを楽しむことができます。

伊勢志摩方面へ近鉄特急で行くなら、是非とも一度は使ってみたい特急列車です。
本数も多く狙いやすい 伊勢志摩ライナー
特急「しまかぜ」が搭乗する以前に近鉄の観光特急の顔として走っていたのが「伊勢志摩ライナー」。
伊勢志摩ライナーの特徴は、通常の特急と違いデラックスシートやサロンシート・ツインシートがあること。5号車(名古屋行きは2号車)は「サロンシート」「ツインシート」となっています。太っ腹なことに、「サロンシート」は3人以上で、「ツインシート」は2人であれば追加料金なしで予約できてしまうのです。
さらに6号車(名古屋行きは1号車)はデラックスシートになっています。デラックスシートは、座席の間隔や横幅が広い。デラックス料金は概ね、300円程度から500円程度の追加料金。伊勢志摩方面への比較的長時間乗車を考えればかなりお得です。
これ以外にも、近鉄には快適な特急列車が数多く走っています。近鉄特急をうまく使えば快適な旅ができるのでオススメです。
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