東北エリアへの玄関口とも言える福島県・郡山から会津若松を経由して日本海側の新潟県・新津までを結ぶ磐越西線。2022年春の旅で、この磐越西線を全て乗り通すことになりました。
この記事では、この磐越西線の様子をご紹介してきます。
磐越西線は、福島県・郡山から新潟県・新津を結ぶ
磐越西線は郡山駅から新津駅までを結ぶ路線です。ちょうど真ん中より少し郡山寄りに会津若松駅があります。
郡山周辺は通学需要も 郡山〜会津若松で快速指定席も
磐越西線の郡山から会津若松の間は電化された区間です。特に新幹線も停車する駅である郡山、この郡山駅周辺では通勤・通学需要も多くあります。
磐越西線のうち、電化されている郡山から会津若松までの区間では指定席も連結されています。快速あいづ号の指定席は、全国のJR駅のほかJR東日本のネット予約サイト「えきねっと」でも購入できます。
僕も今回の旅では磐越西線の指定席を利用する予定でした。しかし、東北新幹線が地震の影響で不通。本来、東北新幹線で仙台までワープしようとしていたところの予定が狂ってしまったため、1本早い列車に乗るしかないことに。2022年3月現在、磐越西線の指定席は一部列車にしか連結されていないため、指定席の利用ができませんでした(指定席券は、名古屋へ帰る日の快速エアポート(札幌〜新千歳空港)に転用したのでいいですが…)。
会津若松〜新津間はローカル線の様相
会津若松から先の区間、会津若松〜新津はローカル線です。電化されていないため、ディーゼルカーがガタゴト走ります。
現在では最新型の車両が導入されました。が、座席はボックスシートです。記事でもご紹介していますが、トイレはしっかりと備えられているため、長時間乗車でも安心して乗ることはできます。
新津から会津若松までの区間には快速列車・特急列車などは皆無。この区間を乗り通す場合、普通列車で乗り通すしかなくなるので、ここはもう少し快適な車両も入れて欲しかったところではありますね。残念。
新津〜会津若松
今回の記事では、新津から順に郡山まで紹介します。
JR東日本は「乗って楽しい列車」という観光列車を多く走らせています。磐越西線では「SLばんえつものがたり」号を走らせています。新津駅にはそれを模したものが。
新津駅は「信越本線」「羽越本線」「磐越西線」の3路線が乗り入れています。鉄道の一大ターミナル駅です。駅員さんもいる駅で、駅自体も大きい。
今回は会津若松までの直通列車に乗車します。
田畑が多くあります。お米がとれるエリア・新潟らしい景色です。秋の稲穂の時期にもまた乗ってみたいですね。
しばらくすると列車はだんだんと山越えに挑みます。この辺りから、3月終わりでも雪が積もる景色に変わってきます。
狐の嫁入りで有名な津川駅です。ここで列車は行き違いをするため、しばらく停車していました。
津川駅から会津若松駅までは全然写真がありません。すみません。乗車したのが夕方であり、津川から会津若松の区間は真っ暗でなかなか写真を撮ることができませんでした。
会津若松駅です。会津若松といえば会津若松城、別名「鶴ヶ城」が有名。その鶴ヶ城を模した駅舎になっています。ここで磐越西線の運転系統は分割されています。ここから先、郡山までは電化区間になります。
会津若松〜郡山
さて、日付は変わって翌日。会津若松から郡山へと向かいます。会津若松ではお客さんが一定数います。会津若松周辺の通勤・通学需要がそれなりにあるためです。
会津若松を出てしばらくすると、列車はだんだんと深い山の中に入ってきます。ここから山越えの区間です。
これ、3月の終わりです。東京では上野公園で桜が咲こうとしている時期に、会津若松周辺の磐越西線沿線はこの雪景色です。異世界感が半端ない。
雪景色がなかなかいい。北海道の特急列車に乗っているような感覚です。北海道の石勝線も、こんな感じでなかなか景色がいい区間が多い。
郡山駅に到着しました。これで磐越西線の旅は終わり。ここからは新幹線に乗り換え、る予定でしたが地震の影響でこの日は新幹線が不通。臨時快速列車で仙台へと向かうことになりました。
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