北海道旅行のおすすめ6選 過去30回の北海道旅行経験から解説 北海道周遊ならここに行け!

北海道
北海道観光スポット総集編
この記事は約10分で読めます。

日本国内を観光するならいつかは行きたい北海道。ですが、一概に「北海道」と言っても広いから、どこへ行くべきか困ってしまう。

そこで今回は、特に行って欲しい「6選」をご紹介します。「北海道に行きたいけれど、特に行き先が決まっていない」という人は特に、ここで紹介する6選の中から一つでも選んでみると北海道を満喫できるのではないかと思います。

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北海道を観光するなら外すことができない!ここだけは、というエリア

自然豊かな北海道を旅行したい。でも、どこへ行けばそんな北海道の自然を満喫できるかが分からない。この記事では、実際に北海道周遊旅行に基づいて「北海道を旅行するなら、ここは外しちゃいけない!」という観光地をご紹介します。

北海道旅行では自然を満喫しよう!

北海道の素晴らしいところはなんと言っても大自然。田舎だから大自然が楽しめる、と言っているのではありません。壮大な土地に、「放置された」という意味ではない、「手付かずの」自然が残っています。

上富良野にて-2022年9月撮影

特急の車内などからでも楽しめるこの自然は絶対に見逃せない。また、函館や小樽をはじめとして、今でも「昔ながらの街並み」が残る港町もあります。日本全国で、四方全てが海に囲まれた都道府県は沖縄県と北海道だけです。そんな北海道ならではの「海」が感じられる観光地も見所です。

そんな「自然豊かな北海道」で、特に「ここは外せない」というエリアは次の5つです。

  1. 美瑛・富良野などの道央
  2. 函館などの道南
  3. 小樽
  4. 稚内
  5. 知床斜里
  6. 釧網本線・花咲線(釧路湿原・辺寒辺牛湿原など)

この記事では、このエリアを順にご紹介していきます。

北海道旅行では自然を満喫しよう!
ヒルトンニセコビレッジから撮影

これ以外にも北海道には魅力的な場所があります。このブログでは他にも魅力的な場所を多く紹介していますので、ご覧ください。

北海道の観光には電車と車をフル活用しよう

絶景スポットを見に行くためには車の方が自由度が高いです。特に北海道の公共交通機関は便数が少ないことが多く、場合によっては数時間の待ち時間となることもあります。

しかし、北海道は広い。道内の移動でもかなりの時間を要します。そこで僕は「電車+車」おハイブリット形式をオススメしています。

JR北海道は、北海道内の各都市に特急を走らせています。特急でも都市間の移動に3時間〜5時間かかることは日常茶飯事です。この区間を車で移動することを考えると大変。都市間移動に相当する場合は特急を利用すると良いでしょう。

北海道の観光には電車と車をフル活用しよう
特急「宗谷」

JR北海道では「北海道フリーパス」をはじめとしたお得なきっぷが多数、用意されています。「北海道フリーパス」では、7日間、特急列車の普通車自由席を含む全路線が乗り降り自由。普通車指定席を6回まで利用できます。

カーシェアなども活用しよう

実際に観光地に行くにあたっては車を利用するのが便利です。僕はカーシェアを利用しています。カーシェアを利用すれば手軽に車を借りることができます。

特に少人数での旅行の場合、車で都市間移動をするのはコスパが悪い。でも、鉄道以外の交通機関が減りつつある北海道で、車がないと観光は大変。都市間輸送は鉄道で高速移動、移動した先でサクッとカーシェアを借りて車に乗ってしまうのがオススメです。

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おすすめのエリアトップ6

実際に北海道観光でオススメのエリアを紹介していきます。

道央の絶景観光地 美瑛・富良野はラベンダーはもちろん、「青い池」や「四季彩の丘」を見逃すな!

続いては美瑛。旭川から普通列車で約1時間ほど、富良野と旭川のちょうど真ん中くらいにあるのがこの「美瑛」です。美瑛からバスで行ったところにある「青い池」がMacBookの壁紙として採用されてから有名になり、今では多くの観光客が訪れています。

青い池

写真で見ても青いですし、実際に見ても青い。そして、写真で見るのとは違って、実際にその場に足を運んでみると「大自然の中にある青い池」がとても綺麗。美瑛駅からバスで30分ちょっと、アクセスがいいとは言い難いですが、美瑛へ行ったら絶対のスポットです。

冬にはライトアップも行われます。是非とも足を運んで欲しいスポットです。

それからこちら、「四季彩の丘」。夏に行くのがオススメです。

色彩の丘は夏がオススメ

一面に広がる花畑、そしてその奥には北海道ならではの大自然と連なる大雪山。こちらも、写真で見ても実際に見てもどちらでも綺麗ですが、実際に足を運べば「大自然の中にある花畑」が見られてオススメです。

ラベンダー畑(ファーム富田)

特に7月には、「ファーム富田」のラベンダー畑が定番中の定番で、海外からも観光客が集まります。

上富良野・日の出公園のラベンダー・ライトアップ

また、7月中にはライトアップも行われます。

上富良野フラワーパークにて

道央の観光は富良野線が走っており、車がなくても(頑張れば)観光できるのが便利です。なお、道央の富良野・美瑛などのエリアは、北海道の中でも夏に気温が上がるエリアです。夏にはかなり暑くなるので、注意が必要です。

道南観光の拠点・函館は季節によって異なる景色を演出

続いては北海道の端っこ、函館。函館には五稜郭公園や函館山をはじめとして、さまざまな観光地があります。

函館についても、観光スポットがあまりに多すぎてこの記事の中ではまとめきれないので、別の記事で解説しています。

五稜郭タワーから

五稜郭は観光地として非常に整備されているのでオススメです。高さ98メートルの五稜郭タワーの最上階からは五稜郭を一望することができます。美しく一望できる五稜郭の景色は、一度は見てみたい絶景です。春には桜が咲いてピンク色の景色に、冬には雪が積もって白色の景色に、そして夜はライトアップしてまさに「星」に。何度見ても飽きません。

また、日米和親条約によって初期に開港した街らしい、伝統的な西洋の街並みなども残されています。

八幡坂からの景色も絶景

函館は海に面しており、昔から本州とのヒト・モノの往来で栄えた土地です。八幡坂など、海が見える絶景も函館の魅力です。

特急で30分 大沼公園で駒ヶ岳の絶景を楽しむ
天気が良ければ八ヶ岳が綺麗にみられる

函館駅から特急「北斗」号に乗車して30分ほど、大沼公園駅で下車すると大沼公園の絶景を楽しむことができます。こちらもオススメできるスポットです。

繰り返しになりますが、函館の観光スポットはあまりに多すぎる。別の記事で紹介していますので、合わせてご覧ください。

日本最北端の地・稚内へ!最北端の碑で記念撮影を

続いては、函館とはちょうど反対側の端っこへ行って、稚内。ちなみに、函館から稚内へ移動するには、特急を駆使しても10時間程度かかります。スケールが本州とは違う。ただ、これもまた北海道の魅力です。

日本最北端の地・稚内
日本最北端・稚内の宗谷岬

晴れていると海が見えてもっと綺麗なんでしょうが…でもそんなこと関係ありません。「自分は日本最北端まで来たんだ!」という達成感で十分です。旅して暮らしてる以上、日本最北端の地は行ってみたいですね(これ以外に現実的に行ける「日本最◯端の地」は最南端の地くらいだと思います)。

日本最北端の地・稚内
天気が良くないですが…

それだけではなく、旭川から稚内まで行く鉄路もなかなか綺麗。ここ宗谷本線は山岳地帯を、うまく川沿いを走ることで抜けていきます。そのため、川が曲がれば宗谷本線も曲がる。から、特急といっても大してスピードは出しませんが、だからこそ景色を堪能できます。途中で草原地帯に出ると普通にエゾシカが目視できちゃうほどの大自然。

稚内行きの特急宗谷

ただし、函館と同様、稚内はスケールが違います。旭川から片道3時間半、札幌からは片道5時間です。僕は強行的日程で日帰りで旭川から稚内を往復しましたがこれははっきりいってかなり強行的日程。札幌から日帰りするとなるとなおのこと強行的日程だと思います。

日本海側の玄関口・小樽はレトロな街並みが並ぶインスタ映えスポット

さて、札幌から特急で片道5時間とか、スケールのおかしいところばかり話をしていました。最後は少し札幌から程近い場所に戻って「小樽」です。

貿易の街として栄えた小樽ならではの風景・運河

小樽は海に面した街。日本海側にあり、また札幌から程近いこともあって昔から貿易拠点として栄えた街です。今では、「快速エアポート」の一部が新千歳空港・札幌方面から乗り入れており、アクセスのいい場所です。

僕は、室蘭方面を観光したのち、夕方に行きました。夕方に行くととても雰囲気があってオススメです。ガラス製品など、様々な雑貨のお店がありますが、僕はそういうところに普段から入らないので今回はパスしてしまいました…

旧三井銀行小樽支店

貿易で栄えた街ということもあり、銀行(=昔の貿易商)は多くあります。今では、大手銀行は北海道から一部は撤退したり、本店を札幌へ移したりしているので、これらの元支店も観光地として博覧会などが開かれています。

積丹半島

また、小樽から車で3時間ほど、積丹半島・神威岬でも絶景を楽しむことができます。この絶景も、人生で一度は見たい絶景です。

釧路湿原・辺寒辺牛湿原は写真ではわからない、広大な湿原が広がる北海道らしい景色

まずは釧路湿原。ラムサール条約でも指定されている、日本屈指の湿原です。

釧路湿原は湿原です。ゆるやかな川が流れており、ここをカヌーで下ったりすることができます。時間があれば、カヌーでの川下りなど楽しんでみてはいかがでしょうか。

釧路湿原・北斗展望台から一望する

僕は釧路で、そこまでする時間はありませんでした。そこで鉄道を使って一気に釧路湿原を縦断しました。釧路湿原を縦断するように、釧路から網走へと釧網本線が走っています。本数が少なく、基本的には普通列車しかないこともありなかなか不便といえば不便ですが旅行好きなら一度は乗ってみたい路線です。

釧網本線普通網走行き
釧網本線・花咲線の普通列車

一方の「辺寒辺牛(べかんべうし)湿原」はあまり聞いたことがない人が多いのではないでしょうか。辺寒辺牛湿原は、釧路駅から電車で1時間ほど根室方面へ行ったところにある湿原。こちらもまた、ラムサール条約に指定された湿原です。

辺寒辺牛湿原
通称「花咲線」、景色は抜群

こちらもまた、JRが湿原の中を通っています。根室本線の末端区間、通称「花咲線」がここを通っています。個人的な意見ですが、釧網本線で通る釧路湿原より、花咲線で通る辺寒辺牛湿原の方が雰囲気があって好きです。

Dolphin
Dolphin

どちらも、釧網本線・花咲線の列車から湿原を見るのが一番手軽。釧路湿原は、時間があるならばカヌーなどを体験するのもオススメ!

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北海道を周遊するときは計画を

北海道はスケールがでかい。それゆえ、「北海道周遊旅行」を行うのであれば計画が必須です。

北海道の列車はいつでも来るわけではないので注意

ただ単に移動でも、新幹線網がほとんどない北海道においては、片道5時間かかったりします。片道5時間近くかかる行先の中には、例えば稚内のように、特急は走ってはいるけれども直通特急が1日1往復しかなかったり。

そんなこんなで、計画を立てて周遊しないと思わぬところで足止めを食らって満喫することができないかもしれません。「北の地で電車を5時間以上待って、それでも結局乗れなくて徹夜で宿を探し回った」ってのも旅のいい思い出かもしれませんが、せっかくならしっかり計画を立てましょう。

北海道の列車はいつでも来るわけではないので注意
JR北海道の普通列車・H100系

北海道周遊の拠点は札幌駅と旭川駅

北海道を周遊するのであれば、僕は札幌と旭川を拠点とすることをオススメします。これらの駅が、北海道中の特急の運転拠点となっているからです。北海道の特急は、特急大雪(旭川=網走)と特急サロべつ(旭川=稚内)をのぞいて全ての列車が札幌を始発・終着としています。また、旭川から札幌間は特急が頻繁に走っており、比較的便利に移動できます。

北海道周遊の拠点となる札幌駅

札幌駅周辺は特に、高級ホテルから格安のビジネスホテルまで、さまざまなホテルがあります。旅行の目的に合わせて最適なホテルを探すことができるのも良いポイントです。

是非とも北海道周遊旅行を満喫してくださいね。

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コメント

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