[月10回以上の経験から]東海道新幹線で自由席に座れるか否かを徹底解説

新幹線
新幹線鉄道
この記事は約12分で読めます。

【Information】2022/8/9更新

2022年のゴールデンウィークは東海道新幹線はかなり混雑しました。

今年のお盆にも同様の混雑が起こる可能性が高いと考えられます。ゴールデンウィークの様子を、できる限り詳細にまとめました。

【2022/5/6最新情報】2022年ゴールデンウィークの東海道新幹線混雑状況はこちら

ゴールデンウイークにはこの記事にも多数のアクセスをいただきました。お盆についても後日、記事を更新し、できるだけフレッシュな記事をお届けしていきます。


僕は名古屋に住んでいるので、東海道新幹線を利用することがそれなりにあります。最低でも月に3回程度でしょうか。最近では新型コロナウイルスが落ち着きを見せてきたので月5回程度乗っています。

たまにしか新幹線に乗らない人にとって、新幹線に乗るときにお金を節約したい場合に自由席に乗るか指定席を取るかは結構重要な問題。今回は指定席を使うべきか否かを実際の経験から書いていきます。

結論からいえば、「平日朝と繁忙期の、のぞみ号は指定席を取る価値あり!」です!今回は実際に時間ごとに分けて、細かく紹介していきたいと思います。

平日の朝や繁忙期は指定席の料金を払う価値はあるよね。今回は実際の体験に基づいてどうすべきか紹介!

また、この記事は新型コロナウイルス感染拡大前の記事を少しづつリライトしています。2021年11月現在、特に東海道新幹線においてはコロナ禍以前の利用状況に戻りつつあります。

指定席の混雑もチェック 特に朝夕ラッシュの「のぞみ」は注意!

今日は2021年11月、2019年に書いた記事を今、書き直している真っ最中です。2019年から状況は一気に変わって2021年、新型コロナウイルスの影響で需要がなかなか見通せなくなりました。

東海道新幹線は山陽新幹線と一体的に運用されています。山陽新幹線内の岡山・広島・新山口などまで利用される方は、こちらの「山陽新幹線の混雑状況」の記事も合わせて参考にしてくださいね。

まずは指定席の混雑状況をチェック!その理由と方法

自由席を取ろうかどうか考えるときに、まず指定席の混雑状況を確認するのがオススメ。特に2021年現在、新型コロナウイルスの感染拡大(つまりは感染者数)の波によって需要は大きく変動しています。

「指定席が残りわずか」って言われたら、「自由席も混雑するだろう、だから自分も指定席を取っておいた方が確実だ」となります。少なくとも東海道新幹線については、「指定席が混雑する時期・時間帯≒自由席が混雑するう時期・時間帯」で間違いないでしょう。

当然、駅に行けば空席状況の表示があって確認することができます。でも、「新幹線の駅に行くのは当日だよ」っていう方も多いでしょう。こういう僕もそう。最寄り駅は地下鉄の駅なのでそもそもJRの駅に行く機会が少ない。今では新幹線はインターネットでの予約に対応しています。そこでネットで確認できるサービスとして「スマートEX」をオススメします。

スマートEX 新幹線のスマホの窓口
東海道・山陽・九州新幹線(東京~鹿児島中央)の新しいネット予約&チケットレスサービス「スマートEX」は簡単な登録操作ですぐに利用できる年会費無料のサービスです。

ご存知の方も多いかもしれませんが、スマートEXはネットで新幹線が予約できるサービス。

無料の会員登録が必要ですが、予約をしなくても指定席の空席状況が見られます。それも、△とか×だけでなく、具体的にどの席が空いているか、まで。

この画像は年末の様子です。年末の帰省ラッシュでかなり混雑していますね。新幹線の空席表示ほど当てにならないものはなくて、空席状況が「〇」の列車を選んだのにこれです。×の列車もありました。こういう時は指定席を何とかとったほうがよさそう。

実際に予約をするツールとしても、空席状況を確認するツールとしてもスマートEXは便利!

なお、東海道・山陽新幹線の列車の自由席は次の号車になっています。

列車自由席
のぞみ(16両)1~3号車
ひかり(16両)1~5号車
こだま(16両)1~7号車、13~15号車
ひかり(8両・山陽新幹線のみ1~3号車or1~5号車
こだま(8両・山陽新幹線のみ1~5号車、7・8号車
東海道・山陽新幹線の自由席配置

この表を見てもらえればわかると思いますが、1〜3号車はほとんどの列車で自由席となっています。自由席でに乗るならば、のぞみ号以外、そして列車によって変わる「ひかり号」「こだま号」の4号車以降がオススメです。ここは後ほど詳解します。

平日朝のラッシュ時や週末・繁忙期は、のぞみ号なら取る価値あり。

2021年12月更新

新型コロナウイルスの影響もあり、やや空いていた時期もありました。しかし、緊急事態宣言が解除された2021年11月には、既に元の需要の8割近くまで戻りつつあります。以下ではコロナ禍以前に書いた部分とコロナ禍になってから書いた部分がありますが、いずれにせよ参考になると思います。

のぞみ号は、自由席が1〜3号車のみです。朝のラッシュでは、東海道新幹線はそれなりに混みます。特に下り列車に品川から乗車する場合や、上り列車に京都から乗車する場合は座れない可能性があります。始発駅の直後から乗車するのであれば指定席を取る価値は十分あるでしょう。

なお、自由席は3号車が最も混雑する傾向にあります。最も空くのが、出入り口から遠くなる1号車です。

ただし、朝のラッシュでの客は主にサラリーマン。サラリーマンでよく新幹線に乗る人はエクスプレス予約(年会費制)を使っています。エクスプレス予約は自由席とほぼ同額で指定席に乗れるので、自由席は意外にも空いていたりします。

そう考えると、無理に指定席を取らなくても問題なかったりしますし、それ以上に指定席より自由席のほうが空いているということも多々あります。実際に新大阪からひかり号の自由席に乗ったところ、1号車に3人しかいなかったということがありました。京都駅から少し乗ってきましたが新大阪出発時点で3人ってことは、京都から乗ったって始発駅から乗るのと大して変わらないですよね。

問題は繁忙期。繁忙期はどこの駅から乗っても自由席は座れない可能性があると思うべきです。

ただ、場合によっては座れる可能性もあります。以前ゴールデンウィークに急遽大阪へ行くことになった時、当日では指定席もグリーン車も取れなかったのでやむを得ず自由席を利用しました。新大阪から乗ったため自由席でも座れました。が、新大阪出発時点で立っている乗客もいたので京都などから乗る場合は座れないと思います。

指定席が満席でグリーン車に空席がある場合、自由席でチャレンジしてもいいんじゃないかなと思います。

ただ、グリーン車は立ち席が基本的に不可になっています。ということは、指定席なら立ち席のお客さんが乗ってくる可能性がある一方でグリーン車はそんなことはありません。繁忙期の混雑した新幹線でものんびり帰ることができます。

平日朝はビジネス需要が多い。ビジネス客は大抵、経費で指定席料金まで出ている…ということは、自由席でも意外と座れたりするもの!

東海道新幹線のN700S
最新のN700Sは混雑していてびっくりした(2021年4月)

朝以外の時間や休日ののぞみ号、ひかり号とこだま号は自由席で大丈夫!

休日は時間帯によって変わることも少ないです。

平日昼や休日は、意外にも空いていたりします。それから、ひかり号とこだま号は自由席が多いですから、座れる可能性はかなり高いです。こだま号に至っては、繁忙期ですら座れます。ゴールデンウィークにこれもまた急遽、名古屋から豊橋まで新幹線に乗る用事がありましたが自由席でも全然座ることができました。2022年のゴールデンウィークでも、こだま号であれば普通車自由席にはまだ空席がありました。

また、こだま号は始発から終着まで乗りとおす人は少数派。基本的には途中の駅で降りる人が多いです。ということは、どこかの駅で座れるはず。こうやって考えればこだま号ならなおさら自由席で十分、ってことになりますよね!

こだま号なら無理して指定席にしなくても、座れる可能性が非常に高いよ!

【こだま号のお得なきっぷ】

東海道新幹線は割引切符が少ないことで有名です。ビジネス利用が大多数を占めるため、割引切符を発売する必要性がないのです。

そんな中で割引きっぷが多く設定されるのが「こだま」号。そのため、こだま号の普通車指定席はかなり混雑します。

ちょうど今、こだま号の自由席に乗車していますが、13号車の普通車自由席は10数人という乗車率。一方、指定席は満席ですと放送があるくらい、普通車指定席は混雑。

こだま号限定の割引きっぷは指定列車の指定席であることがほとんどであるため、こだま号は自由席の方が圧倒的に空いています。(※米原〜京都に設定された「シャトルきっぷ」など、区間によっては自由席が混雑する区間もあります)。

また、のぞみ号・ひかり号にはない13〜15号車の自由席は、そもそも存在をあまり知らずに乗っていない人も多いので空いていてオススメです。

東海道新幹線
東京駅にて

オススメはひかり号自由席の東京寄り。静岡県内通過は東京へのアクセスにもオススメ!

東京方面への穴場は1時間に1本のひかり号です。1時間に1本、名古屋と新横浜の間で豊橋or小田原の一方のみに停まるひかり号があります。「のぞみではない」という理由だけで自由席も空いています(指定席はのぞみと料金が違ってくるので意外と埋まる)。

列車自由席
のぞみ(16両)1~3号車
ひかり(16両)1~5号車
こだま(16両)1~7号車、13~15号車
ひかり(8両・山陽新幹線のみ1~3号車or1~5号車
こだま(8両・山陽新幹線のみ1~5号車、7・8号車
東海道・山陽新幹線の自由席配置

のぞみの自由席は新大阪寄り3両にあります。ひかり号・こだま号はそれに加えて東京寄りにも自由席が追加されます。そのため、「新幹線の自由席=新大阪・博多側」という考え方が根付いている部分があり、のぞみにはない東京寄りの自由席は空く傾向にあります。

10連休前日午後7時ごろ名古屋始発のこだま号自由席(15号車)

コロナ前の10連休前日夜の新幹線でも、こだま号ならばこんな感じ。15号車の自由席はかなり空いています。平日朝や繁忙期ののぞみなら指定席代金を払う価値はあるけれど、こだま号でもよければ自由席でもOKということですね。

米原から乗った最終のこだま号

また、こだま号やひかり号は特に空いている傾向にあります。この写真は、金曜日の夜に乗ったこだま号です。新型コロナウイルス感染が拡大している時期だったこともあり、ほぼ貸切状態でした。

繁忙期の東海道新幹線

最後に繁忙期の混雑状況について。新型コロナウイルスの影響で大きく需要は減りましたが、2021年11月現在、東海道新幹線に限って言えばかなりコロナ禍前の需要に戻りつつあるという感触です。今後、帰省ラッシュ時などには是非とも参考にしてくださいね。

※あくまで個人的感想です。帰省ラッシュは一律「大混雑」ですので、今回は帰省ラッシュよりはまだましな時期についての記事です。

実際に繁忙期に東海道新幹線に乗ってみた。けど、自由席でも意外にも混雑が酷すぎることもなく、始発駅からなら座れるもの!

【最新情報】2022年のゴールデンウィークの混雑状況

2022年のゴールデンウィークは、2019年以来の行動制限がないゴールデンウィークとなりました。東海道新幹線はかなり混雑しており、ピーク時間帯では当日には空席がない状態が続いています。

【最新情報】2022年のゴールデンウィークの混雑状況
行き先が全てのぞみ号

東海道新幹線は2020年から実施している「のぞみ12本ダイヤ」をフル活用し、1時間あたり最大16本もの新幹線(ひかり号・こだま号含む)を運転しています。

2022年のゴールデンウィーク初日午前には下りのぞみ号/ひかり号/こだま号問わず指定席は普通車・グリーン車ともに全て満席でしたゴールデンウィーク最終日である5月5日も、夕方の上りのぞみ号・ひかり号の普通車指定席は全て満席でした。自由席は始発から立ち客がいる状況でした。また、東京駅発車時点で自由席には立ち客がおり、かなり混雑していました。一方で、こだま号は先述の通り、自s由席が多く設定されているため東京駅発車時点でもまだ普通車自由席に空席があるようでした。時間に余裕がある場合は、こだま号の自由席が比較的穴場でオススメできます。

【最新情報】2022年のゴールデンウィークの混雑状況
5月3日(後半3連休)9時大の予約状況 前日(5月2日)午後5時ごろの時点で満席

のぞみ号はほぼ全ての便で普通車指定席・グリーン車指定席とも満席となっています。

【最新情報】2022年のゴールデンウィークの混雑状況
2022/05/08の最終列車

5月6日(金)に休みを取ればさらに連休を延ばすことができた今回のゴールデンウィーク。5月8日(日)の上り最終列車・のぞみ64号の空席状況(名古屋発車10分前)です。空席はあるものの、かなり少ない状況になっていることがわかります。実際に見に行ったわけではありませんが、ネットなどの情報を確認する限りではやはり、自由席もほぼ満席に近い状況だったようです。

東海道新幹線はコロナ禍以前から繁忙期には特に、座席提供数が不足する状態でした。コロナ禍も3年目に突入し、今も同様の状況となっています。今後も、年末年始・お盆・ゴールデンウィークなどは早めに予約を取っておくことをオススメします。

【最新情報】2022年のゴールデンウィークの混雑状況
列車が最短2分間隔、平均しても3〜4分間隔で発着するゴールデンウィーク最終日

のぞみ 下り(新大阪・博多方面)

繁忙期午前は下り方面の乗客が多く、指定席は1~2日前でやっと1席とれます。5日前くらいまででないと2人でまとまった席は取れないと思った方がいいと思います。グリーン車も普通車指定席よりは遅いペースですが、直前には普通車指定席と同様のレベルまで埋まっていきます。午後(19時以降)は、東京方面が混雑しており、下りは空席があります

東海道新幹線の主要駅ごとにまとめておきます。

  • 東京…1本か2本送れば自由席でも座れる。
  • 品川・新横浜…自由席ではほとんど座れない。
  • 名古屋…新大阪行きを狙って、1本か2本送れば自由席でも座れることが多い。博多行きは混雑し、新大阪行きに余裕がある傾向。新大阪行きは、名古屋で降りる客が一定数いる。

こんな感じですね。ちなみに東海道新幹線はほとんどがのぞみ号であることからわかるように、のぞみ号の需要が圧倒的に多いです。逆に言うと、こだま号やひかり号は空いている傾向にあります。時間がかかってもいいならばこだま号の自由席にすればかなりの確率で座ることができます

名古屋駅にて

のぞみ 上り(東京・新横浜方面)

下りの逆で、朝は空席がありますが、夕方はほとんど満席です。

  • 新大阪…1本か2本送れば自由席でも座れる。
  • 京都…自由席は確実に座れない。
  • 名古屋…1本か2本送れば自由席でも座れることが多い。博多発は混雑し、新大阪発に余裕がある傾向。新大阪発も博多・広島発も名古屋で降りる客が一定数いるが、名古屋まで座れなかった客が、ドアが開く前に座ってしまうことが多い。

こんな感じでしょうか。こちらも下り列車と同様に、 のぞみ号の需要が圧倒的に多いです。逆に言うと、こだま号やひかり号は空いている傾向にあります。時間がかかってもいいならばこだま号の自由席にすればかなりの確率で座ることができます

東海道山陽新幹線
岡山駅にて

このサイトでは、東海道新幹線に今まで、何度も乗車してきた経験をもとにさまざまな記事を公開しています。

現時点では東海道新幹線で主力車両となっている、N700系新幹線の車内の様子を徹底紹介。

さらに、フルモデルチェンジしたN700Sの車内の様子も紹介しています。

N700Sのグリーン車にも乗車してきました。

N700系新幹線についても、グリーン車の様子を紹介しています。

コメント

  1. […] 東海道新幹線に月5回以上乗った経験から、自由席に座れるか否かを徹底解説日本の大都市である東京・名古屋・大阪を結ぶ東海道新幹線。この東海道新幹線には各列車に最低でも3両の […]

タイトルとURLをコピーしました