2024年5月4日〜12日、ゴールデンウィークの終わりがけから1週間ちょっと、ヨーロッパへ渡航しました。コロナ禍もあって2020年3月のイギリス・ロンドン以来のヨーロッパ渡航になります。
この記事はヨーロッパ渡航の日記の記事です。あくまで日記として書いてあります。皆さんが知りたいであろう部分の詳細については別途記事を作成し、リンク形式で貼り付けていきます。少しづつ更新していくので、お待ちください。
1日目 ルフトハンザB747のビジネスクラスでヨーロッパへ渡航
1日目は日本からヨーロッパへと渡航する日。今回は航空券の確保の条件として2点、「ANAマイレージが消費できること」「ビジネスクラスで渡航できること」があった。そのため、名古屋からイスタンブールまでの経路が、「名古屋→東京・羽田→フランクフルト→ウィーン(1泊)→イスタンブール」というとんでもない経路になりました。
昨日から宿泊していた、中部国際空港の東横インをチェックアウト。中部国際空港にはマリオット系列のホテルやコンフォートホテルもありますが、高い。
名古屋・中部国際空港から東京・羽田空港への国内線。非常に短い区間ですが、名古屋に住んでいるとこの区間は非常に重宝します。ただ、朝早いのが難点。
富士山の絶景を見ながら、飛行機はすぐに東京・羽田空港へ。この区間では通常通りのドリンクサービスが行われることもあるのですが、今日は簡易的なドリンクサービスだけでした。
東京・羽田空港からはルフトハンザドイツ航空のB747-8ビジネスクラスでフランクフルトへと向かいます。
人生初の国際線ビジネスクラス。ANAラウンジに入って待機。朝の時点で遅延の情報は届いていたので、のんびり待ちます。
ゲートの前に行くと既に大きな列が。ビジネスクラスなので「グループ2」の列を探したが、ない。空港での接客を担当してくれているANAのスタッフさんが声をかけてくれて「グループ2です」というと案内してくれました。
ちなみに外資系の航空会社で10時間越えのフライトは初めての経験です。ちょっと不安に思いながら機内へと入ると、なんと僕が座っていた2階席には日本語を話せるスタッフさんがいました。ちゃんと名前も覚えられていて、ウェルカムドリンクを提供してくださいました。
座席はもちろん、フルフラットになるので快適。ルフトハンザのビジネスクラスについては、またまとめようと思います。
機内食はもちろん、和食をチョイス。日本国内で調理されたものなので、味は完全に日本の料理です。シャンパンと一緒に楽しむものではないかもしれないけれど、まあいいでしょう。
現在、アジア〜ヨーロッパ路線では行きと帰りで異なるルートが採用されています。日本からヨーロッパへ向かう便では、一旦アラスカ方面へと抜けてから北極圏を通ります。
長いフライトでも座席がフルフラットになるので、ぜんぜん快適です。しっかり睡眠をとることができます。
ロシアを迂回して北極圏を通過するため、グリーンランドなどの美しい景色を見ることができるのもこのロシア迂回ルートの特徴。
フランクフルト国際空港に到着しました。B747という超大型機でありながら、まさかの沖どめでバス移動です。
フランクフルトでの乗り継ぎ。空港内での移動にやや時間がかかって、帰りのハンブルグ乗り継ぎが不安になってきます。ただ、出発前にメールでANAに問い合わせをして、もし乗り遅れた場合は地上係員に振替の手配をしてもらうよう言われていたので、まあなんとかなるだろう。最悪、フランクフルトに行けばANAのスタッフさんもいます。
オーストリア航空のビジネスクラスでウィーンへ。ヨーロッパ内のビジネスクラスは多くの場合、3人席の中央座席がブロックされただけの座席です。
今回の機材もそのタイプでした。ただ、機内食はビジネスクラス専用の機内食が提供されます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ウィーンに到着。ここで初めて、空港の設備から出ることになるので、気を引き締めます。ビジネスクラスでの渡航、しっかり寝ることもできたので、アタマが回ります。
ウィーン国際空港は、クラッシックが流れる空港。風情があります。今日はここ、ウィーンのマリオット系列ホテル「モクシー」に宿泊します。明日は朝、比較的ゆっくりした時間帯にターキッシュエアラインズに乗ってイスタンブールへと向かいます。
2日目 オーストリアからイスタンブールへ 初の中東
2日目、ウィーンからイスタンブールへと向かいます。ウィーンは宿泊のみで、すぐに去ってしまうのが残念。
ビジネスクラスラウンジで待機。ところがこのオーストリア航空のビジネスクラスラウンジが満席で、相席になってしまいます。ウィーン国際空港という、オーストリア航空にとっては拠点空港のはずなのにこんなに座席が少ないのか…
ちょっと迷っていると、40代くらいの女性が「座ったら?」と声をかけてくれて座ります。その女性としばらく話をします。シカゴへ行くそう。どれくらいこちらヨーロッパにいるの?と聞かれたので、10日間ほどだよ、と答えると「短いね」と言われました。
ウィーン国際空港からはターキッシュエアラインのビジネスクラスでイスタンブールへと向かいます。フルフラットになる座席ですが、フルフラットにしている時間はありません。
ウィーン〜イスタンブールは、国際線の比較的短距離路線であるにも関わらず、B777が投入されています。
比較的長いフライトかと思っていたのですが、時差が1時間あって意外とあっというまのフライト。記事をまとめる時間などなく、機内食を食べていたらすぐに到着しました。
短距離路線の機内食なので、長距離路線とはなかなか比べられません。が、この機内食がなかなか美味しかった。
イスタンブールの空港から市街地へは、主に2つのアクセス方法があります。電車(地下鉄)を使う方法と、バスを使う方法です。最初は分かりやすかった地下鉄の利用をチョイス。空港で「送ってあげるよ」の被害にはロンドンで遭ったので、その被害を受けないべく看板でわかりやすいルートを最優先したのです。
地下鉄に実際に乗ってみましたが、拍子抜けするほど治安が良い。ロサンゼルスで見た地下鉄の光景とは全くもって違います。1つだけ欠点を言うとすれば、空港からずっと地下を走る(市街地でないところも)ので、インターネットが使えない」こと。いろいろと下調べしたかった。
終点の1つ手前の駅で降りて、バスに乗り換えます。バス乗り場には全く案内がないので、これは迷う。オーストラリアから来ていた30代くらいの人も迷っていて、たまたまバスが同じだったので一緒に待つことに。
バスが来たので乗車。イスタンブールカードを買い間違えたようでバスで使えなかった。ここではクレジット決済で乗りました。運賃が倍くらいになりますが、トルコリラの現金を一切持っていないので仕方ない。イスタンブールの空港ATMは手数料で10%取られるので、やめたのでした。ちなみにHSBCのATMは手数料110円しか取られないのでオススメです(スルタン地区のちょっと小道に入ったところにATMがあります)。
バスを降りてホテルへと向かいます。今回はヒルトン系列のホテル「Hampton by Hilton Istanbul Old City」に宿泊します。
ホテルにチェックイン。いい感じの部屋です。アップグレードされたわけではないと思うのですが、部屋にはバルコニーなどもあります。通りの様子がちょっと見られて、いい感じです。
このままホテルで作業して終わりでもいいかな、とも思ったのですが、日の入り時間が遅い。日の入り時刻や日本時間などの情報を一目で表示してくれるApple watchはやっぱり有能ですね。
ということで、ちょっとだけ観光に出かけます。またイスタンブールカードを持っていないこと、公共交通機関の治安が不明なことがあるので、とりあえずスルタン地区(イスタンブール観光の中心地)まで徒歩で行きます。
イスタンブールは日本人への声かけが多い。今日1日、歩いていたけれど3回ほど「日本から来たの?」と声かけされました。なお、このような声かけは目の前ではなく、遠くからされることがあります。日本語が聞こえても振り向かないことがベスト。完全にムシですね。そうはいっても振り向いてしまう場合がある。その場合、次に注意すべきことは「立ち止まらないこと」。立ち止まると話を聞いてくれるだろう、と相手も考えてしまいます。応答した場合でも必ず、足を止めずに「いや、いいよ、バイバイ」という感じで立ち去ります。それでも立ち止まってしまった場合。その場合は曖昧ではなく明確に「No」をいうこと。これが大事です。日本人は明確に「No」をいうことが失礼にあたることがあると考え、言わないことがあります。海外は違います。しっかりNoをいう。これらの点をしっかりやっていれば、そこまで問題ない。ちょっと失敗してもまだ他に方法があるので助かります。
ちなみに声掛け以外の治安は、想定していたよりかなり良かった。活気あふれる街で、安心して歩くことができます。
この日はスルタン地区をちょっと下見。意外と治安が良くていい街だな、と感じました。これなら意外と安心して観光することができそう。
今日は観光しないかな、とも思っていたのですが、イスタンブール地下宮殿に行くことはできそうなので今日中に行ってみることに。
この通り。ちなみに僕は夜の時間帯に行きました。夜の時間帯は値段が値上がりするので注意が必要です。僕はそれを理解した上で行ったので良かったですが、提示された値段が違う、なんてことになりかねません。
帰りはトラムに乗って、ホテルへと戻ります。アユタヤ地区にホテルを取っていたのですが、この地区、そこまで治安も悪くない。そして空港へのアクセスがとてもよく、スルタン地区へのアクセスも非常に良い。観光の拠点にはオススメです。
3日目 イスタンブールからカッパドキアへ
今日は朝からイスタンブール国際空港に移動。昼前の飛行機に乗ってカッパドキアへと移動します。また、移動です。
イスタンブールからカッパドキアへの移動については、バスでの移動・鉄道での移動を含めて、別の記事で比較・まとめてあります。
昨日の午後、ここイスタンブールに来たばかり。ということで、このまま出かけるのもちょっと勿体無いので、少しだけ朝からお散歩します。
昨日、イスタンブールに来るために使ったイスタンブール国際空港(IST)へ戻ります。前日の2時にイスタンブールに到着、そして翌日の昼前に出発だったので少し迷いましたが、イスタンブールの市街地にホテルをとって正解だった。
いろいろ調べて考えた結果、空港へはシャトルバスを利用する方が良いだろう、という結論に。シャトルバスを利用して空港へと向かいます。地下鉄と比べた時の最大の利点は「インターネットが使える」ということ。バスでも列車でも1時間半〜2時間ほどかかるので、この時間を最大に活用して情報収集を行いたかったのです。
無事にイスタンブール国際空港に到着。イスタンブール国際空港は、まず空港設備に入る時に手荷物検査があります(少し前の成田空港と同じ)。
そしてゲートを通った後のセキュリティチェックにも時間がかかります。国内線なのに2時間前に来ましたが、これは正解だった。
ラウンジにって少し待機。ちなみにイスタンブール空港ではWi-Fiが自由に使えるわけではなく、パスポートを通してパスワードを発行する必要があります。ラウンジは別途Wi-Fiが利用できるのですが、あまりにも遅すぎて使い物にならず。仕方なくデザリングを使用します。
イスタンブールからカッパドキアまで、今回搭乗するのはターキッシュエアラインズのTK2056便、イスタンブール(IST)−ネヴシェヒル・カッパドキア(NAV)です。
トルコ航空(ターキッシュエアラインズ)の国内線ついては、こちらの記事でまとめました。
搭乗時刻になったので搭乗ゲートへ。搭乗券に記載の時間に行ったのに、全然搭乗が始まらない。
と思ったら、航空会社のスタッフに声をかけられました。どうも、オーバーブッキングで座席を譲ってくれる人を募集しているそう。夕方6時過ぎの便と言われたので、カッパドキアでの滞在時間が圧倒的に減ってしまう。また、空港シャトルを手配しているので、これも面倒なことになる。ということでお断りしたのですが、理解してくれない。理解はしていたけど、こっちが諦めるのを待っていたのか。途中で向こうが諦めてくれました。
機材はA321。ナローボディー機としてはかなり定員の多い機材ですが、ほぼ満席状態です。僕は最安運賃で購入したため座席指定が有料でしたが、景色を見たかったため座席は購入していました。この指定された座席に行くとインド系の人が。自分の席だよ、と言ったら譲ってくれました。自分の席に他の人が座っている、さすが海外って感じですね。
イスタンブール空港を離陸します。このカッパドキアへの飛行機からは、イスタンブールのアジア側の景色を眺めることができます。また、黒海も見ることができるので、トルコの大地を感じることができる。ここはまたVlogを作成します。飛行機のVlogばかりですが、許してください。
ターキッシュエアラインズでは国内線でも機内食の提供があります。先ほどラウンジで少し食べてきましたが、ここで機内食。これで昼食は終わってしまうな。
ネブシェヒル・カッパドキア空港に到着。カッパドキア空港にはいわゆる到着ロビー的な部分がありません。真っ直ぐに1つだけ、手荷物受け取りレーンがあり、その背後にレンタカーなどのカウンター。そしてそこから出るとすぐに、完全な外になります。外には事前に予約しておいた空港シャトルのスタッフさんたちが列をなして待っており、予約していない人向けにタクシーの勧誘があります。あらかじめ空港シャトルは予約しておくのがベターです。
空港シャトルの中で、タイからやってきた日本人と一緒になりました。この方は僕より長く、イスタンブールを観光してからカッパドキアに来られたそう。
カッパドキアのホテルに到着しました。今回宿泊するのは、Luwian Stone Houseというホテルです。安さ重視&口コミを確認のうえ、決めて予約したホテルです。スタッフの方々の対応もよく、カッパドキアについて丁寧に案内までしてくれました。
ちょっとだけ外に出ます。カッパドキアの、洞窟をフル活用した街並みがとてもいい感じで、歩いているだけで楽しい。
カッパドキアの市街地から歩いて10分ほど、少しだけ離れた場所にやってきました。ここは人も少ないので記念写真を撮影。
ホテルへ帰ろうと歩いていると、馬が走っていった。もちろん、最初に人が乗った馬がおり、その馬を追いかけているわけですが。
カッパドキアはもともと、湖の底にあったところ。それゆえにこのような、特徴的な地形が出来上がったのです。
遠くにはトルコ国内で2番目の標高を誇る「エルジェス山」が見えています。5月に訪問した際もまだ、雪をかぶっていました。
さらに散歩して、ギョレメ地区を一望することができる展望台へ。この辺りは「グリーンツアー」に参加すると行く場合が多いようですが、徒歩でも行くことができます。
明日のピックアップの時間は早朝4時だそう。寝坊はできません。早めにホテルに戻り、8時過ぎには就寝しました。
4日目 世界遺産・カッパドキアを満喫する1日
この日は1日、カッパドキアに滞在する日です。朝はカッパドキアのバルーンツアーから始まります。早朝の4時にホテルまでピックアップが来ます。
カッパドキアの気球の乗り方・値段などについてはこちらの記事で公開しています。詳しくまとめましたので、合わせてご覧ください。
バルーン会社のオフィスへと向かい、そこで簡単な朝食やお金の支払い。そしてすぐに離陸場所へと車で移動します。
気球の準備は既に進んでいましたが、気球を完全に浮かせる最終段階は目の前でやってくれます。目の前で見ているだけでも迫力があります。
カッパドキアの気球では多くの場合、16人程度で乗ることになります。カゴが4区画に分かれています。僕が乗ったカゴはカナダから来た女性3人が一緒に乗っていました。グループで来ている人が多いため、その場合はグループ分けが大変そう。
日の出前のカッパドキアの景色です。やや薄暗い風景ですね。僕は今回、最初の便(いわゆる1便)で飛行しましたが、あえてこだわる必要もないかも。
たくさんの気球が飛んでいます。マスターカードの気球やエバー航空の気球なんかもありました。スポンサーがついているのでしょうか。
まさに絶景です。日の出前の景色もいい感じ。そして何より、気球が次から次へと飛んでいく景色がなかなかいい感じ。
気球に乗っている最中に日の出を迎えます。もちろん、日の出後の景色も最高です。
日に照らされた気球を見ながら、飛行はフィナーレへと向かいます。1時間の飛行時間でしたが、飛行ルートなどの関係からこの日は1時間10分ほどで着陸。
着陸後すぐその場で、シャンパンパーティーが行われます。ホテルには8時ごろに戻ってきました。そしてホテルで朝食、出発の準備をします。
今日はカッパドキアのツアーで定番である、グリーンツアーに参加します。時間より少し早く、ピックアップがきました。とても陽気なおじさん。
途中のギョレメセンターでガイドさんを乗せて出発です。この日のグリーンツアーには合計8人の参加がありました。グリーンツアーやレッドツアーは現地の旅行会社などで予約することもできますが、僕はあらかじめトリップアドバイザーで予約しておきました。
今回のツアーには僕(日本人1人)、スイス人女性1人、ドイツ人女性グループ2人、トルコ人カップル2人、パキスタン人夫婦2人の合計8人。トレッキング中にお話しながら歩いているだけで楽しい。
グリーンツアーはさまざまな会社のものがありますが、今回はTripAdviserで予約しました。その場で支払いをする必要がないので、安心して利用できます。
岩場に教会などが作られたセリメ修道院。カッパドキアならではの景色を楽しむことができるスポットです。
僕が今回参加したツアーでは、「鳩の谷」のすぐ目の前でランチを食べました。ランチ代も含まれているので安心。
ランチはトルコの伝統的な料理です。トルコらしい味で美味しかった。ちなみにミートボールやチキンなども選ぶことができます。
「鳩の谷」のハイキングへと向かいます。もちろん景色も素晴らしい。それに加えて、このハイキングの時間でいろいろな人と話すことができたのでとても良かった。
グリーンツアーは夕方6時ごろまでにはギョレメに帰り、解散となります。夕食はついていないので、自分でとることになります。
まだ体力は残っていたので、ちょっと夕食をとりに外に出ることにしました。ギョレメの街はイスタンブールと比べて勧誘も少なく、とても歩きやすい。
良さそうなケバブのお店があったので、入ります。僕は一人旅では滅多に贅沢なものを食べないのですが、今日だけはちょっと贅沢。
ホテルに戻ってきました。朝は3時半起きなのに、意外と身体はもっています。が、流石に疲れてきたのでこの日は夜10時ごろには就寝です。明日はできれば5時に起きたい。そして気球を見に行きたい。
5日目 カッパドキアからイスタンブールへ アヤソフィアなどを観光
カッパドキアでの2泊目が終わりました。この日は「気球がキャンセルになった場合のバックアップ」として泊まっていた面もあります。幸運にも昨日、10日ぶりに気球が飛び、無事に乗ることができたので今日はのんびりと気球を見ます。
朝5時、誰もいないギョレメの街を、ちょっと不安に感じながら歩きます。ところが展望台に行くと、人がたくさんいる。みんなどうやってきたんだろうか。
この展望台で、朝の気球の景色を眺めます。街を一望できる場所にあるのがこの展望台。20リラの入場料がかかること、昨日は夕食にケバブを食べていたら気づいたら日の入り時刻を過ぎていたので入りませんでしたが、夕日の時間にも来たかった。
この絶景です。これは実際に自分の目で見てみないとわからない絶景。大パノラマに気球が無数に飛んでいる姿がとても美しい。
ホテルに戻り帰宅の準備をします。朝食は毎朝8時半からなのですが、僕は8時40分に空港シャトルバスのピックアップがあるそう。そのため、8時にスタッフの方が部屋まで来てくださり、先に精算などの手続きをして早めに朝食を用意してくださいました。
ホテルの方はとてもいい方達ばかりです。口コミを見て決めてよかった。
空港シャトルバスで空港へと向かいます。このシャトルバスがなかなか。まず、お客さんを全員乗せてから、途中のガソリンスタンドで給油。そしてついでに運転手さん、自分の買い物をします。
そしてさらに、途中で検問にかかる。なぜか水のペットボトルを全て、警察官に渡す。たかだか水、賄賂にもならなくない?と思いながら、水を渡したらなぜか許され、通ります。
空港に到着しました。空港シャトルは現金しか使えないので注意が必要です。ここからイスタンブールと同様、手荷物検査を受けた上で空港内に入ります。
ネブシェヒル・カッパドキア空港は搭乗ブリッジなどはないので、飛行機のすぐ横を通って飛行機に乗ることができます。飛行機付きとしては、この景色はなかなかいい感じです。
カッパドキアからイスタンブールまでの飛行機については別に記事を作成しようと考えています。また、動画も大量に撮影してきたので、Vlogも投稿する予定です。お待ちください。
イスタンブールに戻ってきました。最初はカドキョイ(アジア側)に宿泊する予定だったのですが、3日前までの滞在で予定を変更。イスタンブールに宿泊することにしました。いろいろと検討したのですが、結局、3日前までと同じヒルトンホテルがいいと。中心地へのアクセスがよく、空港へのアクセスも良いバランスが良い場所なのです。
イスタンブールの街並みを歩きます。治安がある程度いいことは、既に確認していましたが気を抜かず。声掛けはあります。
イスタンブール観光の中心地でもあるアヤソフィア。今日はここアヤソフィアを観光します。意外と遅い時間まで営業しているので、安心です。
アヤソフィアはイスラム教徒とそれ以外で入る場所が違います。正面(=ブルーモスク側)に立った時、右奥に入り口があります。この辺りはまた、解説する記事を作成しようと考えています。
アヤソフィアは、イスタンブールという立地から宗教の争いを目の当たりにしてきた場所。その名残が至る所にあります。
カッパドキアの空港シャトルで一緒になった日本人に聞いた「イスタンブール・ミュージアムパス」を購入しました。一昔前は主要観光地がほぼ使用できたらしいのですが、コロナ禍でアヤソフィアの無料化&再有料化などがあったようで、その中で使えなくなっていたりする。また、ガラタ塔が工事中で入れなかったので、元が取れていたかは微妙。
6日目 イスタンブールを満喫する1日
この日は唯一、1日中イスタンブールに滞在する日です。ベッドがあまりにも快適すぎて、大爆睡。5時くらいに起きるかなと思いきや、なんと起きたのは7時。ホテルの朝食が7時開始なので、すぐに朝食会場へ。
朝食会場から戻ってきて、出発の準備をします。イスタンブールは声かけが多いことは把握していたので、ちょっと迷いそうなボスポラス海峡クルーズなどはあらかじめ下調べをしておきます。
ホテルを出てトラムでガラタ橋を渡ります。そしてやってきたのは、「イスティクラル通り」。ヨーロッパの雰囲気を残す街並みがあり、各国の大使館も並ぶエリアです。
イスティクラル通りの終点とも言える場所に位置するのがタクスィム広場。ここでトラムは円形の線路を通り、方向転換します。トラムに乗車しようと思ったのですが、イスタンブールカードのチャージがない。券売機でチャージしようとしたにも関わらず、ボタンが反応せずできなかった。諦めて歩きます。
歩いてやってきたのはガラタ塔。イスタンブール観光では定番中の定番。ガラタ塔からの景色を楽しみたい、と思ってきたのですが残念ながら工事中。またの機会か。
続いてやってきたのは、トプカプ宮殿。ボスポラス海峡クルーズの時間が合わなかったため、一旦、スルタン地区に戻ってトプカプ宮殿を観光することにしたのです。トプカプ宮殿はまあ、見どころが多すぎる。気づいたら3時間以上、経っていました。
ボスポラス海峡クルーズを前に、ガラタ橋のふもとに戻って昼食。イスタンブールのB級グルメ代表であるサバサンドです。
そして続いては、ボスポラス海峡クルーズへと向かいます。ボスポラス海峡クルーズは市営の船を利用するのがオススメです。
ボスポラス海峡クルーズは、自分自身も場所を見つけるのに苦労しました。利用の仕方などを含め、詳しく解説する予定ですのでしばらくお待ちください。
ボスポラス海峡クルーズの次は、スルタンアフメト・モスク、通称「ブルーモスク」へ。スルタンアフメト・モスクは明日、出発前に行こうと思っていたのですが、明日は金曜日であることを忘れていた。急いで向かったところ、まだ間に合った。よかった。
一旦、ホテルに戻って荷物を置きます。ちょっと休憩して、夜のイスタンブールの街を楽しみに再度、出かけます。
夜のスルタンアフメト・モスク。ライトアップされていてなかなか美しい。外はあまりブルーではありません。
やっぱり夜ともなると、声かけが多く発生します。1人目は「写真撮ってくれない?」と言われて撮ってあげ、そのまま話し込むことに。本人曰く「アユタヤから来た、日本のゼネコン会社(具体的な名前を言っていた)で働いている」と。う〜ん、ちょっと怪しいな。そして「今日はイスタンブールで大きなフェスティバルがあるからアユタヤから来たんだ」と話が変わり、だんだんと怪しくなってきます。決定打に「一緒に来ないか」といわれたので「No」と明確に断ったら諦めました。
続いて声かけ2人目。同じく「写真を撮ってくれないか」。そして「私はイスタンブールでレストランを経営しているんだよ」と。はい、99%の確率でアウト。イスタンブールに住んでる人がわざわざこんな観光の中心地に来て写真撮るわけないだろうが。「レストランおいでよ」「No、もうご飯食べたから」「無料でお茶出してあげるだけだから」「嫌だね、ホテル戻らなきゃいけない」とやりとりをして、別れました。
昼のスルタン地区は大丈夫ですが、夜はやばい。ただ、これらのことはちょっとした調べさえしていればわかること。日本人がこれらのことを心得ていると、相手も理解しているようで諦めが早かった。ということで、しっかり心得ていたので嫌な思いをすることなく、全てしっかり断ってホテルに戻りました。
このことからイスタンブールの治安についての教訓。「立ち止まるとやばい」「夜は特に気をつけろ」「しっかりNo!をいうことができれば問題なし」。イスタンブールの治安などについてはまた、まとめようと思います。
7日目 トルコ国内を出てフランクフルトへ移動
出発して既に7日が経ちました。今日は朝からイスタンブールを簡単に観光、その後、ハンブルグを経由してフランクフルトへと向かうという日程です。
まずはイスタンブールを簡単に観光です。イスタンブールはとてもいい街だった。ひとつだけ後悔が、あまり食事を楽しめなかったということ。イスタンブールは日本からヨーロッパへ渡航する際、経由地となる場所です。またいつか来るような予感もしているので、まあ良いでしょう。
イスタンブールの街を離れ、空港へと向かいます。空港へのバスは出発の10分前に行ったものの、既に満席ギリギリ。座席定員以上は乗ることができないので、早めに行くのがオススメです。
空港にやってきました。
無事にチェックインを完了します。パスポート・コントロールなどが大変混雑していて、通過に45分ほどかかりました(出発ゲート前で15分、出国審査で15分、手荷物検査で15分)。昼の時間帯なのに、です。場合によっては混雑するので、早めに空港へ行くのがオススメです。
イスタンブール空港では空港ラウンジを利用します。ラウンジでは目の前でケバブを作ってくれたりして、とても食事が美味しい。ただ、ラウンジに入るためにかなり並ぶのが難点です。
ラウンジを出てゲートへと向かいます。まさかのバス搭乗でした。
今回は通路側の座席。事前に指定ができなかったことと、乗り継ぎがあるので前方の通路側の座席でちょうど良いかな、という感じでした。
途中、手荷物の扉を開けた際に閉まらなくなってしまった。すると、近くにいた人たちが手伝ってくれた。やっぱり、周りの人が皆優しい環境があるんだなと改めて感じることができました。
ハンブルグに到着しました。少しだけ写真を撮って、パスポート・コントロールに急ぎます。が、パスポートコントロールがなかなか並んでいる。これはやばい。
ハンブルグに到着後、急いでゲートへ向かいます。しかしここで問題発生。結論言うと、乗り遅れました。この辺りの細かい事情は、帰国後のANAの対応を含めて、記事にまとめたいと思います。
そんなこんなで、とりあえずこの日はハンブルグ空港のコートヤード・バイ・マリオットに宿泊。ハンブルグに宿泊します。
8日目 フランクフルトを1日で観光、ANA便で帰国
長かったような、短かったようなヨーロッパ滞在も最終日。この日はフランクフルトを軽く、観光してから帰国します。フランクフルトを夜、出発して日本には翌日の夕方到着する便です。
昨日、飛行機に乗ることができなかったこと、運悪くその後の当日中の便が全て欠航していました。そのため今日の朝、飛行機でハンブルグからフランクフルトへと移動します。
今回搭乗した、ルフトハンザのドイツ国内線についてはこちらの記事にまとめました。今回こそは乗り遅れたくないので、早めにハンブルグ空港へと向かいます。
ハンブルグ空港の周辺は曇りの天候。しかし、離陸して雲を抜けると、そこには青空が広がっていました。
フランクフルト国際空港に到着。手荷物を受け取るのにとても時間がかかった。国内線だろう、そんなに時間がかかるのか、という感じがします。
昨日の便に乗ることができなかったので、ルール上は今日の便に乗れないはず。ということで、フランクフルトに到着後すぐに、ANAのチェックインカウンターに向かいます。今回の一件で不幸中の幸いだったことが、フランクフルト国際空港だったこと。ヨーロッパの空港では唯一、ANAがダブルデイリーで飛ばしている空港。ネットで12時過ぎにANA便が1本あることを確認していたので、このチェックイン時間にちょうどカウンターへ行くことができる。そして搭乗できるか否かを確認し、万が一のれないと言われた場合はすぐに動こうと思っていたのです。
ANAの優しいスタッフさんが対応してくださり、無事に乗れることを確認。搭乗券もしっかり、発券してくださいました。ということで、安心してフランクフルトを観光します。
今回、トランジットの1日でフランクフルトを観光しました。「トランジットの半日・1日でも観光できる!おすすめスポット」として記事をまとめましたので、トランジットを使って観光する際は参考にしてください。
フランクフルト観光における中心地的な存在であるのが、レーマー広場です。空港からは鉄道で、乗り換えなしでアクセス可能です。
ちなみにレーマー広場は東側にカラフルな建物が多くあります。午後になるとこのような写真が撮影できます(午前は陰になってしまいます)。
マイン川のクルーズに乗船します。簡単にソーセージと、ビール。ソーセージは正直大きいだけ、ビールはとても美味しい。
フランクフルト国際空港に戻ってきました。ラウンジに入りシャワーを浴びよう。と思っていたのですが、ラウンジのシャワーが大変、混雑しています。30分〜1時間待ちだ、と言われました。30分〜1時間待っていると、もう出発の2時間前になってしまう。フランクフルト国際空港では、最も多くの便が発着する第1ターミナルのPriority PassラウンジがLuxxLoungeしかありません。その唯一のラウンジは、保安検査前。出国審査後に1つくらいはラウンジが欲しい。
ANAの飛行機です。アメリカ横断旅行以来の1週間以上の海外旅行。今回はホームシックもなく、楽しめました。日本に帰ります。
ANAのフランクフルト→東京・羽田便については別途、記事を作成しました。ANAのエコノミークラスやプレミアムエコノミークラスについて詳しく解説しています。
B787など、ANA国際線における主力機材で記事を作成していないのは、これでビジネスクラスのみとなりました。ビジネスクラスもいつか乗らなくては。
東京・羽田空港に到着後は東京で予定があったのでそちらへと直行。翌朝、新幹線で名古屋へと戻りました。
旅行記を1つの記事にまとめたため、かなり長い記事になりました。これから詳細な記事の執筆に写ろうと考えています。旅行は終わったけど、まだまだ仕事は長い…
今回の旅行では海外で利用できるeSIM「Saily」を利用しました。ヨーロッパのような複数カ国を周遊する際にはとても便利です。
海外旅行で便利な情報についてもまとめていきたいと考えています。海外旅行をする際に気になることなどあれば、コメントでご質問ください。
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